概要
Zoomでミーティングが予約された際に自動で特定のフローボットを起動されたい場合、仕様上Zoomをトリガーとすることができませんが、YoomDBのデータコネクト機能を活用して擬似的に再現することが可能です。
1.事前準備
YoomDBでZoomとデータコネクトしたテーブルを準備します。
手順
Yoomのワークスペースにアクセスし、任意のプロジェクト内でデータベースを選択します。
※初めて作成する場合はデータベースを新規で立ち上げます。データベースにアクセスした後、画面上部のテーブル追加を押下し空のテーブルを新規作成します。
空のテーブルを新規作成した際に初期カラムが設定されているため、不要なカラムを削除します。
その後右上のデータコネクトを押下し、アプリ一覧からZoom(OAuth)を選択します。
アプリ選択後、アクションから「ミーティングの一覧」を選択し、次に進みます。
※Zoomのマイアプリ連携が未実施の場合、こちらを参考に先に連携をします。設定画面にて、ミーティング予約が行われている対象のアドレスを入力し接続し、接続成功するかを確認します。
※接続に成功しない場合は、入力したアドレスに誤りがないかをご確認ください。接続成功後、データベースの表示項目からすべての項目をチェックし、また一意の値にミーティングIDを設定します。
同期頻度設定については手動同期もしくは自動同期(1時間〜)を選択します。
※プランによって自動同期の頻度が変わりますのでご注意ください。最後にデータベーストリガー起動設定をONにして、連携します。
連携後、8で自動同期にしていた場合対象のアドレスで新規のミーティング登録があった場合自動的にレコードが更新されます。
3.の設定について▼
4.の設定について▼
5.-9.までの設定について▼
10.の連携後のテーブル例▼
2. フローボットの作成
YoomDBの設定が完了した後、フローボットを作成します。
手順
フローボットのページから新規作成を押下し、はじめから作成を選択します。
新規フローボットが開いたら、「データベースで特定のイベントが発生したとき」というトリガーを選択します。
トリガーの設定では、事前に作成したYoomDBのテーブルを選択し、トリガータイプでは「新規作成されたら」を選択します。
その後、このトリガー以降に任意のオペレーションを構築していただくことで、YoomDBのテーブルにZoomのミーティングが新規追加されると起動するフローボットが完成します。
※フローボット完成後はトリガー起動のトグルをONにしてください。
2.の設定について▼
3.の設定について▼
4.の設定について▼
以上が、YoomDBのデータコネクト機能を活用して、「Zoomでミーティング予約がされたら起動」を擬似的に再現するフローボットの作成方法になります。
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