概要
アプリトリガーなどで取得した情報で、日時の情報が以下のように数字の羅列で取得されることがありますが、こちらはUNIX TIMEという日時形式となります。
今回、こちらを通常の日付、時間の形式に変換する方法をご紹介します。
設定方法
1.日付、時間形式を変換するためのスプレッドシートを用意
UNIX TIMEを通常の日付、時間に変換するためにスプレッドシートの関数を使用します。
以下のように事前にスプレッドシート上にヘッダーと関数を設けます。
+9(日本時間)下のセル▶=A2 + 32400
日付下のセル▶=(B2 / 86400)+date(1970,1,1)
時刻下のセル▶=TEXT(B2 / 86400,"hh:mm")
2.アプリトリガーでテストを実施
使用したいアプリのトリガーを設定し、実際にトリガーの起動テストを行います。
テストを行ったあと、レスポンス結果からUNIX TIMEに該当する箇所の+マークを押し、アウトプットを追加します。
※事例ではChatworkを使用しておりますが、その他ツールも基本同一の設定です。
3.事前に設定したスプレッドシートにUNIX TIMEを入力
トリガー設定後に、アプリと連携するからスプレッドシートを選択します。
アクションからセルに値を入力を選択します。
事前に設定していたスプレッドシートのIDやシート名を選択し、値を入力するセル(今回の事例ではA2セル)を指定します。
値はアプリトリガーで取得したUNIX TIMEをアウトプットとして埋め込みます。
テストを行い、スプレッドシート上で時間が変換されていれば成功です。
4.変換した時間をレコードで取得
次のオペレーションでデータベースを操作するからスプレッドシートを選択します。
UNIX TIMEを入力したスプレッドシートのIDとシート名を設定します。
範囲はヘッダーを含む範囲を選択し、アクションからレコードを取得を選択します。
検索条件をUNIX TIMEが埋め込まれたヘッダーにし、値が空でないで検索します。
こちらでレコードをUNIX TIMEを通常の日時に変換したアウトプットを取得することができます。