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スプレッドシートで10行を超える複数行を取得する方法

2023年12月25日時点の仕様です。

Yoom 青柳 avatar
対応者:Yoom 青柳
5か月以上前に更新

概要

Yoomでは、データベースを操作すオペレーションにある「複数の行(レコード)を取得する」アクションを用いることで、一度に複数行のデータを取得する操作が可能です。

ただし、各アプリで取得できる行数に制限があり、スプレッドシートやExcelの場合は最大10行までの取得制限がございます。

今回はスプレッドシートで10行を超える行を取得したい場合の設定方法を紹介します。

なお、行を複数取得するまでのフローボットの完成形は以下のようなイメージです。

設定方法

事前準備

使用したいスプレッドシートを事前に用意します。

今回は以下のようにIDを含む、3列の列名を持ったスプレッドシートを使用します。

1.スプレッドシートからユニークの値列をすべて取得する

下記操作にて、ユニークの値を含む列を全て取得します。

  • オペレーション:アプリと連携する/スプレッドシート

  • アクション:値を取得する

  • スプレッドシートID/シート名:指定のスプレッドシート/指定のシート名

  • 範囲:ユニークの値(IDなど)を含む列を指定します。 ※今回の場合はA2:A

  • 方向:列方向

※ユニークの値が含まれていない場合、今回の操作はできないためご注意ください。

2.同じ処理を繰り返すを用いて、取得したユニークの値を個別に分解する

下記操作にて、取得したユニークの値を一度個別に分解します。

同じ処理を繰り返すの詳細については、こちらをご確認ください。

  • オペレーション間の操作:同じ処理を繰り返す

  • 設定するオペレーション:値を取得する(1で設定したオペレーション)

  • アウトプット:取得した値(1で取得した値)

3.分解したユニークの値を用いて、それに紐付く行を順番に取得する

下記操作にて、分解したユニークの値の変数(●●のループ変数というアウトプット)を用いて、行を取得します。

  • オペレーション:データベースを操作する/スプレッドシート

  • スプレッドシートID/シート名:指定のスプレッドシート

  • 範囲:列名含むすべての範囲※今回の場合、A1:C

  • 検索条件:ユニークの値※今回の場合、ID

  • 検索記号:等しいor=※今回の場合、等しい

  • 検索欄:{{●●のループ変数}}※1

※1.検索欄をクリックして表示されたアウトプットメニューから同じ処理を繰り返す操作を選択し、そのなかにある〇〇のループ変数という項目をクリックします。

実際のフローボットテンプレート

今回の事例のフローボットテンプレートもありますので、コピーしてお使いください。

以上、 スプレッドシートで10行を超える複数行を取得する方法でした🎉

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