概要
Yoomのメイン機能であるフローボットは、作成途中でも各オペレーションでテストを実行することができます。
本番で起動する前に、各オペレーションでのテストを推奨しますが、テスト段階でエラーが出る原因と対応方法についてまとめましたので、ご参照ください。
原因1:アプリとの連携やオペレーション内の設定に誤りがある可能性
アプリとの連携やオペレーション内の設定自体に誤りがある場合、テストでもエラーが発生します。
正しくマイアプリ登録が行われているか、入力された値がアプリ側が規定する形式になっているか等、再度ご確認いただきテストを行ってください。
例外および注意点
オペレーション内の設定が誤っている場合、原則400番台などのエラーコードが返されそれを元にYoom上でもエラー発生の表示を行っております。
ただし、アプリによってはエラーの場合でも接続成功を返すものもあり、その場合は設定が誤っていてもリクエスト成功の表示がなされます。
そのため、テスト後は念のためアプリ側に正しく値が反映されていることや、レスポンス結果にerrorやfailureといったコードが含まれていないかも併せてご確認ください。
ほとんどのアプリではエラーの場合、以下のように400番台のエラーコードが返されYoom上でもリクエスト失敗と表示されます。
一方でGMOサインや奉行クラウドシリーズなど特定のアプリでは、以下のようにエラーであってもリクエスト成功が返されますので、ご注意ください。
関連ヘルプページ
原因2:前段のオペレーションでのテストを行っておらず、アウトプットの値が正しくない可能性
いくつかのオペレーションで構成され、前段のオペレーションで取得したアウトプット値を使用するようなフローボットの場合、そのアウトプットをテストで取得していない場合は値が空白となりエラーが発生する可能性があります。
この場合、すべてのオペレーションで一つずつテストを行いアウトプット値が空欄にならないようにしながらテストを進めてください。
※オペレーションの保存を行わないとテスト結果も保存されないため、テスト後に必ず保存を行ってください。
例えば、以下のようなにkintoneアプリからレコードを取得して、別のkintoneアプリに取得した値をレコード追加するフローがあったとします。
レコードを取得するオペレーションでテストを行っている場合、レコードを追加するオペレーションでは以下のようにレコード取得時のアウトプット値が含まれており、正常にテストが行なえます。
レコードを取得するオペレーションでテストを行っていない場合、レコードを追加するオペレーションでは以下のようにレコード取得時のアウトプット値が空欄のままのため、テスト時にエラーが発生する場合があります。
複製したフローボットの場合、テスト結果がリセットされるため、特にこの事象が起こりやすいです。
フローボットを複製した際などは、改めてすべてのオペレーションでテストの実施をお願いします。
関連ヘルプページ
検索キーワード
検索キーワード
エラー,テスト,フローボット