概要
Yoomでは、Boxの指定したフォルダにファイルやフォルダが作成されたら
フローボットを起動するアプリトリガーを設定することができます。
アプリトリガー設定時に発生するエラーについて説明します。
原因
コンテンツIDを入力する画面(設定画面2/3ページ目)は、Box⇔Yoom間の疎通画面となります。
Boxの仕様上、1フォルダにつき1つのトリガー(webhook)のみ指定でき、既に指定されたフォルダにて疎通が行われた場合、下記エラーメッセージが表示されます。
そのため、初めてテストボタンを押下した際に成功し、テストボタンを2回以上押下した際には、下記エラーメッセージが表示されますが、正常な挙動となりますのでご安心くださいませ。(そのまま次へを押してください)
もし初めてテストボタンを押下した時から下記エラーが表示される場合、既に他のフローボットにて該当フォルダがトリガーとして利用されております。既存の設定を削除して、新たなトリガーとして設定されたい場合には、下記手順をご実施いただきますようお願いいたします。
エラーメッセージ
Webhookの疎通テストでファイルの格納イベントを検知できない場合
Boxでは1フォルダにつき1WebhookIDが付与されます。
すでに既存のフローボット等でAPI疎通(テスト含む)を行い、WebhookIDが付与されている場合、別のフローボットではそのフォルダのWebhookによるイベント検知ができない仕様になっています。
この場合、ファイルを格納してもイベント検知ができないエラーが発生しますので解消する場合は以下をお試しください。
手順
1.アプリトリガーでWebhookIDをコピーする
アプリトリガーからBoxを選択し、「フォルダにファイルがアップロードされたら」アクションでフォルダのコンテンツIDにエラーが発生するフォルダのコンテンツIDを入力します。
その後テストし、表示されたレスポンス結果からWebhookIDをコピーします。
※以下赤枠のID
2.登録済みのWebhookIDを削除する
その後、フローボットの編集画面に戻りトリガー下の+マークを押してアプリと連携するオペレーションからBoxを選択し、以下設定します。
アクション:登録済みのWebhookを削除する
WebhookID:1でコピーしたID
テスト:成功し、レスポンス結果にnullが表示されたら完了
3.アプリトリガーで再度Webhookの疎通テストを行う
最後にトリガーの設定に戻り、同じフォルダのコンテンツIDを入力して再テスト行います。
こちらの手順で対象フォルダに紐ついているWebhookIDを削除し、再度新しくWebhookIDを発行することで対象フォルダからのWebhookを検知することが可能です。
以上が、Box:テストボタン押下時のエラーメッセージについて、です。
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