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リスト形式で取得した複数の値を用いて分岐のルートを作成する方法と注意点
リスト形式で取得した複数の値を用いて分岐のルートを作成する方法と注意点

2024年2月1日時点の仕様です。

Yoom 青柳 avatar
対応者:Yoom 青柳
10か月以上前に更新

概要

Yoomでは分岐オペレーションを用いることで、条件に応じてフローボットの進行ルートを切り分けることができます。

今回は、複数のレコードを取得するなどのアクションによって取得したリスト形式の値を用いた分岐方法をご紹介します。

今回の事例

今回は、Yoomデータベース上の複数のレコードを取得して、取得した値が1つか2つ以上かで分岐してルートを分けるフローボット例を紹介します。

今回のフローボットの全体像です。

設定方法

1.使用するデータベースの準備

今回は事前に以下のようなYoomデータベースを用意しています。

2.トリガー設定後、複数のレコードを取得する

任意のトリガーを設定後、データベースを操作するオペレーションからYoomを選択し、以下のような設定を行って、複数のレコードを取得します。

  • アクション:複数のレコードを取得する(最大500件)

  • プロジェクト/データベース/テーブル:今回使用するテーブルの階層を選択します。

  • 取得したレコードの条件:以下のように複数の値が取得できるような任意条件を設定し、テストします。

このようにレコードを複数取得すると、以下のように,(半角カンマ)区切りのリスト形式で値が取得できることが確認できます。

3.リスト形式の値を個別のアウトプットに分割する

次にデータを操作・変換するオペレーションで以下の設定を行い、リストのデータを個別に分割します。

  • 変換タイプ:リスト型のアウトぷうとを個々のアウトプットに分割

  • 分割対象のアウトプット:YoomレコードID(別の値でも構いません)

4.分割数を用いて、分岐条件を設定する

最後に、分岐するオペレーションを以下のように設定し、ルートを切り分けます。

  • オペレーション:3のオペレーション(リスト型のアウトを個々のアウトプットに分割)

  • アウトプット:YoomレコードID_分割数(〇〇_分割数)

  • 条件:値と等しい

  • 値:1

このように3で取得した分割数のアウトプットを使用することで、分割したアウトプット数が1なら値が一つのみと判別し、そうでなければ値を複数取得したと判別してそれぞれ別のルートに移動していきます。

注意点

分岐の設定を行う際に、リスト型のアウトプットを個々のアウトプットに分割するオペレーションを飛ばして、以下のように,(半角カンマ)が含まれるかどうかで分岐させると言った設定も可能ですが、仕様上正しく分岐ができませんのでご注意ください。

誤ったフローのイメージ

誤った分岐の設定イメージ

検索キーワード

分岐,分岐する,アウトプット,カンマ,[],半角カンマ

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