概要
Yoomと連携しているチャットツール等には、一度に送信できる文字数に制限があるものがございます。
この場合、送信する予定の文字数を減らすことで対応できますが、今回事前にエクセルやGoogleスプレッドシートの関数を用いて、文字数を指定文字数に減らす方法をご紹介します。
なお、今回は送信先のツールは2000文字までの制限がある、LINE WORKSを例にご紹介します。
文字数超過のイメージ
Yoom上の操作でLINE WORKSのトークルームに対して2000文字超の文字列を送信しようとすると、LINE WORKSの仕様上以下のようなエラーが発生します。
フローボット全体像
今回設定するフローボットの全体像です。
設定方法
1.事前にLEFT関数を加えた指定のシートを用意する
文字数制限をかけるための関数を以下のように指定シートの特定セルに設定します。
今回はB2セルに関数を入れ、A2の値に対して処理する設定とします。
関数:=LEFT(A2,2000)
2.指定のセルに対して、元の文章や文字列を入力する
次に、アプリと連携するオペレーションからGoogleスプレッドシートを選択し、以下設定を行います。
この操作で文字数制限をかけたい元の文章を指定のセルに入れて、関数処理をします。
アクション:セルに値を入力
スプレッドシートID:欄をクリックし、表示された候補から事前に関数を入れたスプレッドシートを選択します。
シート名:関数を入れているシートを候補から選択します。
対象のセル:処理をかけたい文章や文字列を入れたいセルを選択します。
※今回の場合はA2を選択しています。値:欄をクリックし、トリガーや事前に文字制限したい文章を取得したオペレーションを選択し、その中から対象の文章に該当するアウトプットを埋め込みます。
※アウトプットを埋め込む設定はこちらをご参照ください。
3.関数処理したセルの値を取得する
次に、アプリと連携するオペレーションからGoogleスプレッドシートを選択し、以下設定を行います。
この操作で文字数制限をかけたあとの文字列を取得します。
アクション:値を取得する
スプレッドシートID:欄をクリックし、表示された候補から事前に関数を入れたスプレッドシートを選択します。
シート名:関数を入れているシートを候補から選択します。
範囲:関数処理後の値を取得したいセルを選択します。
※今回の場合はB2を選択しています。方向:列方向を選択します。
4.チャットツールへ文字数制限後の文字列を送信する
最後に、アプリと連携するオペレーションからLINE WORKSを選択し、以下設定を行います。
この操作で文字数制限をかけたあとの文字列を送信します
ボットID:事前に設定したボットIDを候補から選択します。
トークルームID:送信したいトークルームIDをLINE WORKS側からコピーし、ペーストします。
メッセージ:欄をクリックして、3のオペレーションで取得した文字数制限後の値のアウトプットを埋め込みます。
注意点
今回の処理は対象の文章や文字列を強制的に2000文字以内に収める処理です。
そのため文章は変わってもいいから全体感を残したい、といった場合は「要約する」オペレーションを用いて、文章を指定の文字数に要約してください。
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