概要
YoomはAPIを用いて、各アプリの操作を行っています。
この際APIの仕様上、取得した値が英語や数字表記などになっており、本来日本語で
反映したい場合そのまま使用できない場合がございます。
この場合、Yoomのデータベースを用いて値を再取得することで対応可能なため、
その方法をご説明します。
全体像のイメージ
今回はSmartHRを事例にご説明します。
SmartHRの場合、在籍状況などがアプリ上の表記とAPIでの取得表記で以下のように
異なります。
アプリ上の表記
在籍中
休職中
退職済
API経由で取得した値の表記
employed
absent
retired
APIで取得した表記では英語のままとなるため、以下のように設定し、
日本語の値を取得します。
なおフローボットについては以下のようなイメージとなります。
設定方法
1.Yoomデータベースを作成する
まずはYoomのデータベースを新規作成し、テーブル内に以下のように英語表記の列と
それに対応した日本語表記の列を作成します。
※基本的なデータベースの活用方法はこちらをご参照ください。
※Yoomデータベース以外でもGoogleスプレッドシートなどで同様のことが可能です。
2.従業員情報を取得する
従業員の検索や更新等のアクションを実施すると、従業員の情報を取得できます。
このとき、取得したアウトプット内に以下のように在籍状況が英語表記で取得されます。
3.データベースと取得した値をマッピングする
次に、データベースを操作するオペレーションからYoomを選択し、以下の設定を行いテストします。
実行アクション:レコードを取得する
プロジェクト/データベース/テーブル:事前に用意したテーブルを各階層を選択して設定します。
取得したいレコードの条件:カラムをAPI経由で取得した値のカラムとして、検索値に2で取得した在籍情報を埋め込み、等しいで結びます。
このように設定することで、以下のように事前にデータベースに設定したレコードから
検索条件に合致した内容が取得され、その中に日本語名称(今回の場合在籍中)の値が
含まれているので、そちらを後続のオペレーションで用いることができます。
※これをマッピングと読んでいます。
以上が、API経由で取得される値と反映したい値の言語等が異なる場合の変換方法です。
検索キーワード
検索キーワード
データベース,表記,変換,マッピング,照合,SmartHR,英語,日本語,数字