概要
Yoomで取得したデータは、データを操作・変換するオペレーションにより 「置換」や 「抽出」 を用いてアウトプットとして取得することが可能です。
今回は正規表現を用いて、改行後の特定の文字列だけを抽出する方法を説明します。
取得方法
事例で使用するフローボットと文字列の例
今回以下のようにメールが届いたら起動し、メール内から一部の文字列を抽出して
チャットに通知するという、フローボット事例を用いて紹介します。
また、メールに届く文章例としては以下となり、ここから「田中」の部分だけを抽出します。
メールが届きました。
■担当チーム
田中チーム
■名前
山本さん
■連絡先
yamamoto@yoom.co.jp
対応お願いします。
設定方法
メールトリガーの設定が完了後、オペレーション一覧のデータを操作・変換するオペレーションから、正規表現によるデータの抽出を選択し、以下設定を行います。
抽出対象にメールトリガーのテストで予め取得した本文のアウトプットを埋め込みます。
抽出箇所を正規表現で指定に
(?<=■担当チーム\n)(.*)(?=チーム)
を入力します。テストし、指定の文字列が抽出できているかを確認します。
※(?<=○○\n)(.*)(?=●●)
原理としては、こちらの○○のあとの改行された文字列と●●という文字列の間の文字列を取得するイメージになります。
メールトリガーをテストし、取得したメールの内容▼
データを操作・変換するオペレーションで、抽出対象にメールトリガーのテストで予め取得した本文のアウトプットを埋め込み▼
抽出箇所を正規表現で指定の欄に、(?<=■担当チーム\n)(.*)(?=チーム)
を入力▼
以上が正規表現を用いて、改行後の特定の文字列を取得する方法となります。