概要
YoomではGoogleスプレッドシートと連携し、様々な操作を行うことができます。
今回はデータベースを操作するオペレーションを用いて、Googleスプレッドシートの指定箇所に画像を挿入する方法をご紹介します。
フローボットのイメージ
今回は以下のような例を用いてご紹介します。
データを蓄積するためのGoogleスプレッドシートを用意する
会社名や担当者名、添付画像を回答するためのフォームトリガーを用意する
指定のGoogle Driveに2で回答された画像をアップロードする
1で用意したGoogleスプレッドシートに2で取得した情報や3でアップロードした画像データを挿入する
設定方法
1.データを蓄積するためのGoogleスプレッドシートを用意する
まずはフォームやGoogle Driveからの情報を追加・挿入するためのGoogleスプレッドシートを以下のように列名を設けて設定します。
フローボットが起動すると列名の下に行として情報が追加されていきます。
2.会社名や担当者名、添付画像を回答するためのフォームトリガーを用意する
次にフローボットを新規作成し、以下のように設定します。
トリガーの一覧からフォームトリガー選択します。
必要な項目を入力します。このとき画像データを回答する添付ファイルタイプの回答を用意します。
設定完了したら、次のページでサンプルの値や画像データを入れ保存します。
フォームについてはこちらのヘルプページをご参照ください。
3.指定のGoogle Driveに2で回答された画像をアップロードする
次に+マークからアプリと連携するオペレーションでGoogle Driveを選択し、以下設定・保存します。
アクション:ファイルをアップロードする
格納先のフォルダID:任意のフォルダを候補から選択します。※1
ファイル名:任意のファイル名を入力します。フォームの値を引用することも可能です。
ファイルの添付方法:アウトプットを使用するとし、選択肢からフォームにアップロードされている画像データを選択します。
※1:Googleスプレッドシートに挿入した画像を表示するためには、対象のGoogle Driveフォルダの権限が「リンクを知っているユーザーであれば閲覧可能」になっていることが条件なので、ご注意ください。
4.Googleスプレッドシートに2で取得した情報や3でアップロードした画像データを挿入する
最後に+マークを押し、データベースを操作するオペレーションからGoogleスプレッドシートを選択し、以下設定・保存します。
実行アクション:レコードを追加する
スプレッドシートID:1で設定したGoogleスプレッドシートを候補から選択します。
スプレッドシートのタブ名:1で設定したGoogleスプレッドシートのシートを候補から選択します。
テーブル範囲:追加したいレコード範囲を選択します。
レコード範囲の選択についてはこちらのヘルプページをご参照ください。
追加するレコードの値
会社名や担当者名など、フォームからそのまま引用できるものは欄をクリックしアウトプットからフォームを選択してアウトプットを埋め込みます。
添付画像やDriveのURLについては以下のように設定します。
※以下画像のように事前に関数やURLを入れ込み、対象のファイルIDの箇所にファイルをアップロードしたオペレーションから取得したIDを埋め込みます。
※Googleでは画像やPDF以外のファイルタイプの場合リンクが変わるためこちらのヘルプページもあわせてご参照ください。
フローボットを起動させると以下のようにフォーム回答や画像、Google DriveのフォルダURLがGoogleスプレッドシートに追加されました。
※行を見やすいように拡大しております。自動では拡大されないのでご注意ください。
注意点
Googleスプレッドシートに挿入した画像を表示するためには、対象のGoogle Driveフォルダの権限が「リンクを知っているユーザーであれば閲覧可能」になっていることが条件なので、ご注意ください。
以上が、Yoomを使って、Googleスプレッドシートに画像を挿入する方法です。
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