本ページでは医療機関の法人化や移転・名称変更に伴い医療機関番号が同月に複数存在する場合のレセプト・総括表の出力方法についてご案内いたします。
1.医療機関コード変更があった月のレセプト請求を行う
提出するレセプトを一括出力し、レセプト電算ファイルをダウンロードします。
■Windowsの場合
医療機関番号が同月に複数存在している場合、ダウンロードしたレセプト電算ファイルはzip形式でダウンロードされます。
ダウンロードした「RECEIPTC.zip」ファイルを右クリックし、「すべて展開」をクリックします。
名前が変更前(月前半)の医療機関コードであるフォルダと、「RECEIPTC.UKE」ファイルが展開されます。
例)2024年8月に医療機関コード変更があった場合
・8/1〜8/25:1111111
・8/26〜8/30 :2222222
展開したフォルダ「RECEIPTC」の直下にあるレセプト電算ファイルが新医療機関番号期間(例の8/26〜8/30)のレセプト電算ファイルです。(画像赤枠)
名前が変更前(月前半)の医療機関コードであるフォルダの直下にあるものが旧医療機関番号期間(例の8/1〜8/25)のレセプト電算ファイルです。(画像青枠)
2.医療機関コード変更があった月の月遅れ・返戻再請求について
(1)返戻データの取り込み(※返戻再請求の場合)
・返戻データの取り込み手順については、「[レセ一体型]【カルテ】返戻データを取り込む(オンラインで返戻がきている場合)」をご参照ください。
(2)個別作成
・レセプトの個別作成手順については、「[レセ一体型] 【カルテ】レセプトの個別作成を行う」をご参照ください。
(3)請求年月の紐付けを行う
医療機関コードの変更があった月において、変更前後でそれぞれ診察を行った患者がいる場合、レセプトおよび請求管理データが医療機関コードごとに分かれます。
例)2024年8月に医療機関コード変更があった場合
・8/1〜8/25:1111111
・8/26〜8/30 :2222222
変更後(医療機関番号が"2222222")のレセプトについて月遅れ・返戻再請求を行う場合、医療機関番号が"2222222"である請求管理データの > 「編集」から返戻データや請求年月の紐付けを行います。
請求年月・返戻データの紐付け方法は、[レセ一体型]【カルテ】オンラインでレセプト再請求する(オンラインで返戻が来ている場合) をご参照ください。
紐付け先診療年月の医療機関コードと紐付けた請求管理データの医療機関コードが異なる場合、変更月分のレセプトと同様に医療機関コードごとにレセ電ファイルが出力されるので、それぞれのファイルを提出してください。
以上でございます。
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