本ページでは一括再計算の方法についてご案内いたします。
主に月途中で患者の自己負担額が変更になった場合(例:限度額適用認定証などを提示された場合)に、それまでの複数の会計に対して、新しい自己負担額を一括で適用し直すための機能です。
これにより、過去の会計を遡って個別に再会計を実行する手間を省き、正しい自己負担額を算出することができます。
1.一括再計算を行う
1.一括再計算を行う
・患者情報>会計>会計済み一覧にて、絞り込みを「収納(月)」を選択の上、年月を指定し、右側の「一括再計算」をクリックします。
・実行後、過入金や未収金が発生する場合がございますので、必要に応じて患者へ追加請求や返金対応をお願いいたします。
💡注意事項
絞り込み「収納(年)」では一括再計算は実施できません。
💡補足事項
実行後に、発生した過入金や未収金を一括で処理する方法は、ヘルプページをご参照ください。
実行後に、収納履歴の処理日を変更する方法は、ヘルプページをご参照ください。
2.一括再計算失敗時について
※自賠責保険を実施している医療機関様が対象です。
💡前提事項
【自賠責の点数算定区分について】
自賠責保険の会計時は、以下2点の準拠した会計となります。
労災に準拠した会計
健保に準拠した会計
当初の会計処理時に設定されていた「点数算定区分」を、後から変更された場合、その変更前の会計データに対して「一括再計算」を実行すると、矛盾が生じ、処理が正常に完了しない(失敗する)可能性がございます。
必要に応じて、患者情報>労災・自賠責情報の「自賠責点数算定区分」の確認いただき、変更がある場合は、単独での会計再実施をお願いいたします。