初回会計時に未収金状態にする方法

また、会計終了後に処置・行為の修正に伴って、未収金が発生する場合の取り扱いについてご案内します。

初回会計時に患者に請求せず、全額、未収金状態とする場合の操作方法です。

（１）請求額確定画面より

・請求額：２２００円（今回の請求額）であることを確認

・「確定する」を選択します。

（２）会計詳細画面より

・入金額：２２００円（請求額が自動で表示されます）→入金額０円に変更

・「完了」を選択します。

💡補足：

・初回会計時に、１）請求額確定画面で「確定」ボタンをクリックするのみでも未収金の状態にすることが可能です。

２）会計詳細画面で入金額0円で登録したときと比較し、以下の挙動が異なります。

初回会計確定後、診療内容訂正で発生した追加請求分を未収金状態にしたい場合の操作方法です。

（訂正日は患者に請求せず、後日に請求する場合）

（１）請求額確定画面より

・請求額：３０００円（請求額合計）

・未収金：１０００円（追加請求額が自動で表示されます）であることを確認

・「確定する」を選択します。

（２）最終確認画面が表示されますので、内容を確認し「確定する」を選択することにより、未入金状態にすることができます。

（３）確定後、収納状態が「未入金」として会計詳細画面に遷移します。

　※会計処理の操作は不要です。

💡補足事項：

未収金状態にした場合、基本情報画面の左側の「未収金・過入金」の数字がカウントされます。

未収金分を後日、個別会計ごとに患者に請求する際の操作方法です。

（１）未収金・過入金一覧より修正したい明細の「詳細」を選択 します。

（２）会計詳細画面より

　・処理内容：「入金」

　・収納日

　・入金方法

　・入金額(未収金額が自動で表示されます)

　　を確認し「登録」を選択します。

（３）入金内容を確認して「確定する」を選択します。

💡補足：未収金・過入金一覧にある複数明細の入金・返金処理を一括で行うことが可能です。詳細は【カルテ】一括入金・返金の方法をご参照ください。

未収金分（追加請求分）を患者に請求しない場合の操作方法です。

（１）未収金・過入金一覧より修正したい明細の「詳細」を選択します。

（２）会計詳細画面より「請求の修正」を選択します。

（３）請求内容確認画面より請求内容を更新し、「請求へ」を選択します。

（４）請求額確定画面より「調整金」に未収金分をマイナスで入力後、「請求日」を確認し、「確定する」を選択します。

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（５）確認画面より「調整金」等の内容を確認し、「確定する」を選択して完了です。

Q：未収金分を患者に請求したくない場合、会計はどのように対応すればいいか

A：調整金を活用します。下記、ご状況に当てはめてご対応ください。

例）

初回請求額：１０００円

診療内容訂正後の請求額：１５００円

入金額：１０００円

※未収金５００円が発生しているが、患者に請求しない場合

・「調整金」：−５００円で入力

・「確定する」を選択します。

Q：過去診察で発生している未収金分と本日請求分を合算して請求書を出したい

A：別診療日の請求を合算することはできかねます。

診療日毎の会計が必要になりますので、それぞれの診察日に対して、正しい請求書を出力して患者にお渡しください。

合算した請求書をお出ししたい場合は、別途医療機関様にてご用意ください。

Q：未収金を解消した、入金分を操作している当日の収納日報に反映させたい場合、収納日はどうしたらよいか。

A：操作日当日である本日の日付をご選択ください。

Q：収納日報の反映日の選択を間違えてしまいました。修正はできますか？

A：収納日の変更は診察日以降の日付を選択可能です。

　　詳細は【カルテ】会計処理日を変更する方法をご参照ください。

Q：未収金状態の患者の一覧を確認する方法はありますか？

A：会計システムごとに以下の方法で出力が可能です。

　 【一体型】設定＞統計機能＞未収金一覧表

　 【ORCA内包型】52月次統計＞未収金一覧表

Q：未収金状態の会計が複数あります。一括で解消できますか？

A：可能です。詳細は【カルテ】一括入金・返金の方法をご参照ください。

💡補足：

過入金が発生した場合は「過入金の取り扱い方法」をご参照ください。

ご不明な点などございましたら、CLINICSカルテチャットサポートデスクまでお問い合わせ下さいませ。
チャットサポートデスクへは、受付一覧画面・カルテ入力画面左下の吹き出しアイコンを押していただき、「メッセージを送信」よりお問い合わせください。

（オーダー内容や点数に関しては、令和4年度診療報酬改定時の情報となります）