本ページでは、紙で返戻が来た場合の再請求方法についてご案内します。
下図は、返戻レセプト作成〜提出までの流れを示したものです。
1.再請求手順
💡返戻分の再請求について
オンラインで返戻が来ている場合は、【カルテ】オンラインでレセプト再請求する(オンラインで返戻がきている場合)をご参照ください。(※事前にORCAへ返戻データを取り込む必要がございます。)
紙で返戻が来た場合は原本を修正し、総括表を添えて再請求します。
1.再請求手順
(1)カルテにて返戻のあった患者のカルテ内容を編集し、会計の回し直しまで完了させます。
(2)ORCAの【42 明細書】より個別作成を行います。
※個別作成の手順につきましては、【カルテ】レセプトの個別作成を行うをご参照ください。
(3)次にORCAの【43 請求管理】を開きます。
(4)「診療年月」と「患者番号」を入力し、[Enter]を押します。
※[Enter]を押さないと”対象のレセプトは存在しません”とエラーになるため、ご注意ください。
(5)「請求年月」「返戻年月」を入力し、[Enter]を押します。
[登録]ボタンより登録を完了させます。
💡一部の保険のみ返戻対応を行う場合
公費請求書分のみ返戻の対応を行う場合、【43.請求管理】の(公費請求書分)行の「診療年月」と「請求年月」を入力し、[Enter]を押します。
💡請求年月・返戻年月・診療年月とは
例:令和1年12月に返って来た11月に診療しているレセプトを12月診療分と一緒に出す場合
・請求年月:R1.12(何月診療分と一緒に提出するか)
・返戻年月:R1.12(返戻が来た年月)
・診療年月:R1.11(診療を行った年月)
2.返戻分総括表の出力方法
(1)ORCAの【44 総括表・公費請求書】を開きます。
(2)「診療年月」に該当の年月(返戻を紐付けしたレセプトの「診療年月」)を入力します。
例:10月の返戻を、11月診療分のレセプトと一緒に再請求する場合の「診療年月」は11月になります。
初期画面では全ての対象帳票に☑️が入っている状態ですので、出力したい保険種類の返戻分のみチェックを残し、右下の「印刷開始」をクリックします。
(3)[F10:プレビュー]をクリックします。
(4)処理終了後、[F12:プレビュー]をクリックし、返戻分総括表の内容を確認後、[印刷]をクリックして出力します。
3.保険請求先が異なり返戻となった場合の操作方法
保険請求先が異なり返戻となった場合、変更後の保険請求先へは一度も請求していないため「月遅れ請求」の操作をお願いいたします。(操作手順は、【カルテ】月遅れ分を一緒に請求するをご参照ください。)
例:国保(社保)から返戻あり→社保(国保)へ請求する場合
・紙で返戻あり、紙で請求する
【43 請求管理】は、診療年月・患者番号・請求年月を入力。
(返戻年月と返戻有のチェックは不要)
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