本ページでは、オンラインで返戻が来ている場合のオンライン再請求方法についてご案内します。
▼月遅れ請求・返戻再請求の操作方法
動画にて本内容をご案内しておりますので、ご視聴くださいませ。
下図は、返戻レセプト作成〜提出までの流れを示したものです。
(1)返戻データを取り込む
・返戻データの取り込み手順については、「[レセ一体型]【カルテ】返戻データを取り込む(オンラインで返戻がきている場合)」をご参照ください。
(2)レセプトの個別作成を行う
・レセプトの個別作成手順については、「[レセ一体型] 【カルテ】レセプトの個別作成を行う」をご参照ください。
(3)請求年月の紐付けを行う
・返戻データがある場合は、請求年月の紐付け時に返戻データの紐付けも行います。紐付けがされていない返戻データがある場合、請求管理データに「未設定」と表示されます。
・返戻データの紐付け対象である請求管理データの「編集」をクリックします。
・請求年月・返戻年月をプルダウンから入力し、請求区分が未請求であることを確認します。
・返戻データの候補から紐づける返戻データをラジオボタンで選択すると、「返戻データの紐付け設定」にデータが表示されます。
・紐づける返戻データに誤りがないことを確認し、「設定する」にレ点を入力します。※複数の返戻データ候補がある場合で選択を誤った場合は、「選択解除」で解除が可能です。
・請求年月と返戻データの紐付けを確認し、「更新」をクリックします。
・紐付けが完了すると「設定済み」と表示がされます。
・提出用レセプトの一括作成を行うと請求管理データの請求区分は「請求済み」となります。検索条件で以下を指定し、該当の請求管理データの請求区分が「請求済み」となっていることを確認してください。以上で請求月および返戻データの紐付けは完了です。
▼検索条件
・診療年月
・カルテ番号 ※任意
・保険の種類
・請求区分「請求済み」
💡注意事項
請求年月は『何月診療分と一緒に請求するか』で考えます。
例)2023年3月診療分のレセプトを2023年4月診療分と一緒に請求する場合は、請求年月は2023年4月です。
保険請求先が異なり返戻となった場合は、変更後の保険請求先へは一度も請求していないため「月遅れ請求」の操作をお願いいたします。
紐付け後に個別作成や該当の診療年月のレセプト一括作成を行うと紐付けが解除されるためご注意ください。
紐付けを行った返戻データは、提出用レセプトと共に電子レセプト(UKEファイル)に記録されますが、総括表には表記がされません。
紐付けしたレセプトがUKEファイルに入っているか確認する際は、提出用UKEファイルをレセ電ビューアでご確認ください。
カルテで作成されたレセプトPDFには対象患者のレセプトは表示されません。ご留意ください。
オンライン請求画面の操作方法がご不明な場合は、社会保険診療報酬支払基金より提供されている操作手順書をご確認ください。
💡補足事項
オンライン請求を行う保険医療機関に対する返戻レセプトについては、郵送(紙返戻)とオンライン請求システムを介した方法(返戻ファイル)により送付していますが、令和6(2024)年9月末に、審査支払機関からの紙返戻の送付が終了しました。
このため、返戻レセプトの再請求については、令和6(2024)年10月以降、オンライン請求システムからダウンロードした返戻レセプト及び再審査等返戻レセプトによるオンライン返戻再請求を実施いただく必要があります。
※ 紙のみで送付される返戻レセプトについては、10月以降も引き続き紙による返戻再請求を行っていただくこととなります。
詳しくは厚生労働省発行の周知資料をご確認ください。
レセプトとは別にデータ等を添付して返戻請求を実施したい場合は、恐れ入りますが返戻元(国保連合会・社会保険支払基金等)に返戻方法のご確認をお願いいたします。
ご不明な点などございましたら、CLINICSカルテチャットサポートデスクまでお問い合わせ下さいませ。
チャットサポートデスクへは、受付一覧画面・カルテ入力画面左下の吹き出しアイコンを押していただき、「メッセージを送信」よりお問い合わせください。