本ヘルプページは、オンライン診療のみご契約いただいている医療機関様を対象とした「電子処方箋」に関する、よくあるご質問をまとめたページです。
弊社カルテをご利用中の医療機関様は、別途ご案内のページを用意しておりますのでこちらのヘルプページからご確認くださいませ。
【目次】
【1.電子処方箋とは】
電子処方箋とは、「処方箋」を紙ではなく、「電子処方箋管理サービス」を通じてデジタルデータで運用する仕組みのことをいいます。
電子処方箋を導入する医療機関・薬局では、患者の同意のもと、電子処方箋の発行・受付や、調剤結果の登録・参照、処方・調剤情報を元にした重複投薬等チェック等を行うことができます。また、患者が自らの処方・調剤情報を閲覧することができます。
その他、リフィル処方箋への対応、口頭同意による重複投薬等チェック結果の閲覧、マイナンバーカードを活用した電子署名が可能です。
【2.処方箋の種類】
電子処方箋をご活用いただく際、これまで1種類だった処方箋が3種類になります。
■処方控え
電子処方箋の1種で、原本が《電子》の処方箋です。薬局が電子処方箋非対応の場合は調剤を受けることができません。
■引換番号付き処方箋
電子処方箋の1種で、原本が《紙》の処方箋です。従来の処方箋(ふつうの処方箋)に引換番号が追加された処方箋です。薬局が電子処方箋非対応の場合でも調剤を受けることができます。
■従来の処方箋
処方箋管理サービスに処方箋データは登録せずに発行する、従来通りの紙処方箋です。
💡補足:引換番号とは電子処方箋管理サービス上で処方箋データを管理する番号です。
【3.電子処方箋を利用した場合の調剤の受け取り方】
電子処方箋機能を利用した場合の調剤の受け取り方については、処方箋の発行形態によって対応が異なります。
■「処方控え」で発行した場合
電子処方箋に対応している薬局のみ、電子処方箋管理サービスより処方箋情報を入手し、処方することが可能です。
患者が薬局でマイナンバーカードを用いて受付をする場合、処方内容(控え)は使用しませんが、患者が薬局で健康保険証を用いて受付をする場合、処方を受けるために処方内容(控え)に記載された6桁の引換番号が必要となります。
💡補足:薬局が電子処方箋非対応の場合は、他薬局を探していただくか紙処方箋の再発行が必要です。
■「引換番号付き処方箋」で発行した場合
原本が紙となる為、電子処方箋に対応していない薬局でも処方が可能です。
従来通りの紙処方箋と同様の対応になります。
※参考資料:電子処方せんはどうやって使うの?
【4.電子処方箋の利用について】
電子処方箋を導入するにあたり、事前準備として、HPKIカードのご準備が必要となります。
■電子処方箋の導入に向けた準備作業の詳細
(参考:電子処方箋に係る運用について)
💡補足:電子処方箋の利用をご検討されている場合は、
お使いのカルテシステムの事業者へお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
以上となります。
ご不明な点などございましたら、サポートデスクまでご連絡くださいませ。
画面左下の吹き出しアイコンを押していただき、「メッセージを送信」よりお問い合わせいただくと、チャットでスムーズにご対応が可能です。