Octoを始めるためのステップバイステップガイドです。以下の手順に従って、Octoのセットアップを完了させましょう。
1. AWSアカウントの準備(まだお持ちでない方)
AWSアカウントの作成
AWSアカウントがまだない場合は、AWS公式サイトから作成してください。
作成したアカウントをPayerアカウントとして設定します。
AWS Organizationsの利用を推奨します。
2. Octoに登録する
ルートアカウントの作成
Octoサインアップページにアクセスします。
ソーシャルアカウントまたはメールアドレスとパスワードで登録します。
必要な情報をアンケートに記入します。
3. クラウドサービスプロバイダー(CSP)アカウントの登録
Octoにログイン後、左のサイドバーから「その他」>「アカウント登録」を選択して、アカウント登録ページにアクセスします。
右上の「新しいアカウントを登録」をクリックし、Amazon Web Servicesを選択します。
AWSアカウントIDの登録
12桁のAWSアカウントIDと、オプションでアカウント名を入力して、AWSアカウントを登録します。
※ アカウント名を設定していない場合、アカウントIDがアカウント名として使用されます。
※ AWS以外のクラウドプロバイダーの設定についてはドキュメントをご覧ください。
APIアクセス権限の取得
CUR以外のデータをAPI経由で取得するためのアクセス権限を設定します。
手順
「AWSの設定ページを開く」ボタンをクリックし、CloudFormationの「スタックのクイック作成」ページを新しいタブで開きます。
ページ右上でリージョンが「バージニア北部」に設定されていることを確認します。
最下部までスクロールし、「AWS CloudFormationによってIAMリソースがカスタム名で作成される場合があることを承認します。」にチェックを入れます。
「スタックの作成」をクリックします。
スタックの作成が完了し、「CREATE_COMPLETE」ステータスになったら、Octoに戻ります。
「APIアクセス権限の取得」のステップに進み、「確認する」をクリックします。
「取得完了」と表示されたら成功です。
CURの設定とS3バケットの作成(支払いアカウントの場合)
CURからコストデータを取得するため、CURとS3バケットの設定が必要です。
手順
アカウントを選択し、アカウントの詳細ページを開きます。
右上の「アクション」から「設定の変更」を選択します。
「CURの設定とS3バケットの作成」セクションで、「AWSの設定ページを開く」ボタンをクリックします。
CloudFormationの「スタックのクイック作成」ページが新しいタブで開きます。リージョンが「バージニア北部」に設定されていることを確認してください。
「スタックの作成」をクリックして、スタックの作成を開始します。
スタックの作成が完了し、「CREATE_COMPLETE」ステータスになったら、Octoに戻ります。
「CURの設定とS3バケットの作成」のステップに進み、「確認する」をクリックします。
「取得完了」と表示されたら成功です。
支払いアカウントの設定(サブアカウントの場合)
サブアカウントの場合は支払いアカウントを指定する必要があります。支払いアカウントを登録していない場合は事前に登録を済ませてください。
手順
アカウントを選択し、アカウントの詳細ページを開きます。
右上の「アクション」から「設定の変更」を選択します。
「ペイヤーアカウントの設定」セクションで、支払いアカウントを選択し「選択する」ボタンをクリックします。
「取得完了」と表示されたら成功です。
以上でOctoの初期設定は完了です。
支払いアカウント組織下のサブアカウントの設定に進んでください。