今回のリリースでは、2つの新機能「自動生成インサイトレポート」と「コストグループ作成の新UI」がリリースされました。
それに加え、5つの最適化レコメンデーションの追加やアプリ速度の強化など、様々なアップデートが含まれます。
🆕 自動生成されるインサイトレポート(ベータ版)
四半期ごと、1年ごとに自動生成される「インサイトレポート」をベータ版としてご利用いただけるようになりました。
この新しいレポートは、決められたデザインテンプレートを基に自動で生成され、クラウド利用に関するインサイトを提供します。
▼操作イメージ
特徴
1.レポート生成間隔のカスタマイズ
レポートの生成間隔を「四半期ごと」または「一年ごと」から選択できます。
これにより、必要に応じたタイミングで詳細なインサイトを得ることができます。
今後、「ひと月ごと」のレポートも実装予定です。
2.クラウド利用コストの分析セクション
このセクションでは、期間中のコストグループのクラウド利用コストを詳細に分析します。各コストグループの利用状況を可視化し、コストに関する包括的なデータを提供します。
3.最適化実施の分析セクション
期間中に実施された最適化の取り組みを分析し、その効果を評価します。
最適化の結果を基に、どの取り組みが最も効果的だったかを把握できます。
4.来期の最適化提案(近日追加予定)
来期以降に実施できる具体的な最適化の提案を含むセクションが追加される予定です。
このインサイトレポートを利用することで、クラウド利用のコスト管理と最適化の効果を一目で確認でき、戦略的な意思決定をサポートします。
ぜひ、この新しい機能をお試しいただき、ご意見やフィードバックをお寄せください。
🆕 直感的に使える新しい「コストグループの作成」
(アルファ版)
新しい「コストグループ作成」機能を一部のユーザー様限定でアルファ版としてご利用いただけるようになりました。
この機能は現在、フィードバックをもとに修正・改善を続けており、将来的なベータ版リリースを目指しています。
コストグループの作成機能にアクセスするには、コストグループ作成画面の右上部にあるスイッチを切り替えてください。
▼操作イメージ
🆕 新たに追加された5つレコメンデーション
今回のリリースでは主にRDSに特化した5つのレコメンデーションが追加されています。
・RDS DBインスタンスの適切なサイズ設定
・RDS DBインスタンスストレージの適切なサイズ設定
・RDS DBインスタンスのアップグレード
・RDS DBインスタンスストレージのアップグレード
・RDS DBインスタンスのGravitonへのマイグレート
それぞれのレコメンデーションの詳細についてはドキュメントをご覧ください。
データ表示にかかる時間が50%速くなりました!
データのキャッシュロジック機能の強化により、以前よりもデータの表示速度が大幅に改善されました。
今後もストレスのないデータ表示速度を目指して改善を続けていきます。
最適化の推奨事項のサマリーの非表示
表示されている内容が誤解を招くおそれがあったため、一時的にサマリーを非表示にしました。
細かいバグの修正
その他にマイナーなバグの修正をおこないました。
今後も引き続きユーザーのフィードバックをもとに機能の改善を行ってまいります。