概要
このページでは、タグについての説明と、タグの編集・並び替えなど基本操作について紹介しています。
[管理]>[タグ]より登録されているタグの情報を確認できます。
用語解説
①タグカテゴリ
タグカテゴリは、「補助科目」「部門」「取引先」「品目」などの会計科目以外に仕訳に付加できる情報の総称です。
仕訳を取り込むことで、会計ソフトで使用されているタグカテゴリが表示されますが、Manageboard上で独自のタグカテゴリを作成することも可能です。
会計ソフト別に取込可能なタグカテゴリについては、会計ソフトから各種会計ソフトから取り込めるタグ・タグカテゴリをご覧ください。
タグカテゴリの作成方法については、タグカテゴリの新規作成を参照ください。
②タググループ
タググループは、Manageboard上で、「補助科目」「部門」「取引先」「品目」などの会計科目以外に仕訳に付加できる「タグ」をいくつかのグループにまとめあげる機能です。
例えば、タグとして、東京、千葉、埼玉のようなタグが存在した場合、3つのタグをまとめて、関東グループのようなグルーピングが可能です。また、作成した関東グループの合算額をレポートで表示することも可能です。
タググループの作成方法については、部門の階層設定(タググループの作成方法)を参照ください。
③タグ
Manageboardでは、「補助科目」「部門」「取引先」「品目」などの会計科目以外に仕訳に付加できる情報の最小単位を「タグ」と呼びます。
会計ソフト上で補助科目のように仕訳に情報を付加し、Manageboardで取り込んで表示をすることができます。
例えば、売上高の内訳を「補助科目」や「取引先」のタグを使ってレポートに表示することや、予算を作成することが可能です。
※Manageboard上で、仕訳にタグ情報を付加することはできません。会計ソフトあるいは、会計ソフトから出力したデータに情報を付加し取り込んでください。
※初期値で使用できるタグは、使用しているの会計ソフトや仕訳データで使われているものに準じます。
利用シナリオ
タグを並び替えをする場合
仕訳データの取り込み前に、タグ単位の予算作成を進める場合
タグの名称を変更する場合
利用上の注意点
会計システムからのタグの取り込み上限数は、1つのタグカテゴリにつき、最大50,000件です。
タグの登録上限数は、1つのタグカテゴリにつき、最大1,000件です。
タグの名称の文字数上限は、50文字です。
タグの予算設定上限数は、1つのタグカテゴリにつき、最大1,000件です。
タグのレポートの表示の上限数は、1つの勘定科目につき、100件までです。
大量のタグを使用しますと、表示に時間が掛かりますので複数のレポートに分けて表示することを推奨しております。(2024年2月時点)
タググループは、最大10階層まで作成が可能です。
タグカテゴリは、最大20件まで登録が可能です。
「摘要」は、タグカテゴリおよびタグの役割として使用できませんのでご注意ください。
補足
予算設定したいタグが1,000件以上ある場合、複数のタグを1つのタグにまとめることも可能です。
2つ以上の勘定科目・補助科目・タグを1つにまとめたいをご参照ください。
制限事項
Manageboard上で、仕訳にタグ情報を付加することはできません。会計ソフトあるいは、会計ソフトから出力したデータに情報を付加し取り込んでください。
※[操作権限]が「入力」「閲覧」のユーザーは利用できません。
タグの新規登録
タグの新規登録は、部門や補助科目などの各種タグを手動で追加する機能です。
①[管理]>[タグ]>[+タグの新規登録]をクリック
②登録したいタグ名を入力し、[保存]をクリック
※会計データに登録される名称で登録をします(半角全角完全一致)
③「タグ「○○」を登録しました」というポップアップが表示されると完了です
タグの並び替え
①[管理]>[タグ]をクリック
②並び替えたいタグの[タグカテゴリ]を選択し、[操作]>[タグの並び替え]をクリック
③並び替えたいタグの左側をドラッグ&ドロップし、任意の場所に移動させます。
④[保存]をクリック
⑤画面右上にポップアップが表示されます。
※タグの並び替えに表示された順番は、予算入力時の部門選択画面に表示される順番やカスタムレポートに表示される部門名の並びに関係します。
タグの名称変更
①[管理]>[タグ]をクリック
②変更したいタグのある[タグカテゴリ]を選択。
③変更したいタグの[鉛筆マーク]をクリック
④名称を変更し、[保存]をクリック
⑤画面右上にポップアップが出て完了です。
Primaryタグカテゴリ
Primaryタグカテゴリとは、「部門別計画」形式で計画を作成する際の基準となるタグカテゴリのことです。
部門以外にも「取引先」や「プロジェクト」などのタグカテゴリの選択が可能です。選択をしたタグカテゴリのタグごとに、計画を作成することができます。
また、標準レポートやカスタムレポート(推移表形式)で予算を確認する際は、Primaryタグカテゴリを基準に表示します。
注意事項
Primaryタグカテゴリは、1つしか選択できません。
Primaryタグカテゴリを一度選択をすると、修正が出来ません。
予算の軸が複数ありどちらを選択したら良いかわからない場合は、導入支援担当またはサポートチャットまでご連絡ください。
Primaryタグカテゴリの設定
①[管理]>[タグ]をクリック。
②[Primaryタグカテゴリの設定]をクリック。
③Primaryにしたいタグカテゴリをプルダウンから選択し、[保存]をクリック。
④「Primaryを設定しました」のポップアップが表示されます。
各種会計ソフトから取り込めるタグ・タグカテゴリ
タグ及びタグカテゴリは、会計ソフトの仕訳データに部門や取引先などのタグ情報があれば、Manageboardに登録可能です。
会計ソフトの仕訳データからManageboardへ反映されるタグカテゴリは、次の通りです。
会計ソフト | タグカテゴリ |
マネーフォワードクラウド会計 | 部門・補助科目・取引先・MFタグ |
マネーフォワードクラウド会計Plus | 部門・補助科目・取引先・プロジェクト・MFタグ |
freee会計 | 部門・品目・取引先・メモタグ・セグメント |
弥生会計 | 部門・補助科目 |
勘定奉行 | 部門・補助科目・取引先 |
※部門以外のタグカテゴリは詳細取り込みを行うことで取り込まれます。
詳しくは各会計ソフトの詳細取り込みマニュアルをご確認ください。