概要
このページでは、詳細実績の機能について説明しています。
数値入力方法は3種類あり、「詳細実績の個別入力」「詳細実績の一括数値入力(CSVインポート)」「詳細実績の一括数値入力(Googleスプレッドシート連携)」です。それぞれの入力方法について以下で解説します。
詳細実績では、詳細計画で設定したロジックと異なるロジックを組むことが可能です。
例)
詳細計画:売上高(勘定科目)=数量(非財務項目)×単価(非財務項目)
詳細実績:単価(非財務項目)=売上高(勘定科目)÷数量(非財務項目)
詳細実績に項目を追加・編集・並び替え・削除をしたい場合は、詳細計画で設定をしてください。
用語解説
詳細実績
詳細実績は、作成した非財務項目の実績値の入力ができる機能です。
利用シナリオ
KPIの実績値を入力したい場合
人員計画の実績値を記載したい場合
配賦のドライバを実績値を更新したい場合
利用上の注意点
詳細実績の補助科目・各種タグの数値は、会計システムの仕訳データから取得されるため詳細実績での入力ができません。
詳細実績では、項目の追加・並び替え・項目の削除ができません。
詳細計画で実施ください。
詳細実績で直接入力をする数値は、自動保存ではありません。数字を入力後、右下[変更を保存]をクリックください。
制限事項
操作権限の「全権」「入力」の方のみ操作が可能です
操作権限の「閲覧」の方は詳細実績を見ることも出来ません
詳細は、操作権限一覧表(法人(一般企業)プラン)をご確認ください。
紹介する操作
詳細実績の個別入力
詳細実績を入力する際の、予算の設定の種類を選びます。
※詳細実績を入力する際でも「予算の設定」の項目を設定します
種類は2種類あり、「直接入力」「数式入力」です。
直接入力:Manageboardの画面上で数値を入力できる機能です。
数式入力:詳細実績に表示されている項目で四則演算をして数値を入力できる機能です。
※詳細計画では「参照」を利用できますが、詳細実績では利用ができません。
直接入力
値を直接入力する場合、予算の設定>種類で[直接入力]を選択します。
①[直接入力]を選択
※必要に応じて各タグを選択ください
②[登録]ボタンをクリック
※登録した項目は詳細実績の最下部に追加されます。項目の上下移動をする方法は、非財務項目の名称の左側にある[六点リーダー]をクリックし、置きたい場所までドラッグをしてください。
③予算のセルに値を入力ください
数式
予算の値を数式を設定して自動計算したい場合、予算の設定>種類で[数式]を選択してください。
①[数式]を選択し、必要に応じて各タグを選択し、表示されている項目で四則演算を組む
※必要に応じて各タグを選択すると、複数タグで非財務項目を利用することが出来ます
※数式に使用可能な勘定科目・非財務項目は、詳細実績に登録済みの勘定科目・非財務項目のみです
※当月・前月の勘定科目・非財務項目の選択が可能です
②[登録]ボタンをクリック
※登録した項目は詳細実績の最下部に追加されます。項目の上下移動をする方法は、非財務項目の名称の左側にある[六点リーダー]をクリックし、置きたい場所までドラッグをしてください。
※数式を編集・削除したい場合は、数式を設定している行の一番右[三点リーダー]>[編集]より編集・数式の削除をしてください
詳細実績の一括数値入力(CSVインポート)
詳細実績の数値をCSVデータで一括で入力する方法について紹介しています。
一括入力できる項目は、「直接入力」設定で登録している項目のみになります。
注意事項
「直接入力」設定以外の勘定科目・非財務項目の数値を設定することは出来ません。
数字以外の入力をされている場合は取り込むことが出来ません。
ヘッダーには12ヶ月分の列が必要です。
A~C列のヘッダーの名称を変更した場合、正常に取り込まれません。また、D~O列のヘッダーの「年/月」形式を変更した場合も正常に取り込まれません。
保存は「CSV(コンマ区切り)」で行ってください。「CSV UTF-8(コンマ区切り)(*.csv)」だと正常に取り込まれません。
①[実績]>[詳細実績]>任意の詳細実績を選択
②詳細実績が表示されるので[実績]タブをクリック
③[数値の一括反映]をクリック
④入力したい[会計期間]を選択し、[テンプレート]をクリック
⑤ダウンロードしたファイルを開き、D~O列に数値を入力し、PC上にファイルを保存
注意事項
直接入力の設定がされている項目のみダウンロードされます。
A,B,C列や1行目の項目は、編集・削除せずそのまま保存してください。
ヘッダーには12ヶ月分の列が必要です。
予算値の必要がない項目は「0」を入力ください。
インポートの都度、ファイルに入力したすべての項目の数値が上書きされます。特定の項目のみの上書きは出来ませんのでご注意ください。
保存は「CSV(コンマ区切り)」で行ってください。「CSV UTF-8(コンマ区切り)(*.csv)」だと正常に取り込まれません。
⑥④の画面にて[ファイルを選択]し、[反映する]をクリック
⑥「詳細実績を一括更新しました。」というポップアップが表示されると完了です
詳細実績の一括数値入力(Googleスプレッドシート連携)
詳細実績の数値をGoogleスプレッドシート連携で一括で入力する方法について、Googleスプレッドシート連携のマニュアルを参考に操作できます。
一括入力できる項目は、「直接入力」設定で登録している項目のみになります。