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給与データが複数作成された場合の対応方法(データの統合と確定)

給与計算期間中に契約分割やWワークなどの理由で、従業員一人に対して給与データが複数作成された際の操作手順と、最終的な給与確定方法をご案内します。

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対応者:樋下
一週間前以上前にアップデートされました

更新日:2025年12月5日


📋 目次

  1. 症状

  2. 原因(給与データが複数作成されるケース)

  3. 確認方法(複数データが存在するかどうか)

  4. 解決方法(各データの確定による一本化)

  5. 補足・関連リンク


1. 症状

給与計算を実施した際に、同じ従業員名で給与データが2つ以上、「未締め」の状態で作成されている状態です。

  • この状態では、雇用保険料所得税などの控除額が正しく計算されていません。


2. 原因(給与データが複数作成されるケース)

給与計算期間内で、契約データが複数存在するため、Matchingoodが契約データごとに給与データを分割して作成しています。


3. 確認方法(複数データが存在するかどうか)

給与計算画面で、対象の従業員名が「未締め」の状態で複数行表示されているかを確認します。

  1. スタッフ詳細>給与画面を開く

  2. 給与データの詳細確認

    • 未締め」ステータスの給与データが複数あることを確認します。

      背景色がピンクのデータが未締めの給与データとなります。


4. 解決方法(各データの確定による一本化)

給与データが複数作成された場合、各給与データを「確定済み」に変更することで、システムが自動的にデータを一本化(合算)します。

4-1. 各データの確認と確定操作

  1. スタッフ詳細>給与画面を開く

    • 「未締め」の給与データが複数存在することを確認します。

  2. 内容の確認

    • それぞれの給与データの勤怠時間支給項目が、対応する契約期間に応じて正しく計上されているかを確認します。

  3. 「確定済み」に変更する

    • 内容に問題がなければ、各給与データにチェックを入れ「チェックを付けた給与の操作」を開き「締め」ボタンを押下します。

4-2. データが一本化されたことの確認

  1. 「未締め」の画面から給与データが存在しなくなったことを確認します。

  2. 「確定料金」の画面に遷移し、給与データが存在していることを確認します。

    • 同じ従業員名の給与データが1件にまとまっていることを確認します。

4-3. 最終確認

  • 一本化された1件の給与データで最終的な計算結果を確認します。

  • ⚠️注意:一本化をすることで、雇用保険料所得税などが期間全体で正しく計算されます。確定後の控除額が正しいか、必ず確認してください。


5. 補足・関連リンク

💡Tips:一本化の重要性

  • 分割された状態の給与データを「未締め」のまま残しておくと、雇用保険料所得税などの控除額が正しく計算されず、過少徴収過大徴収の原因となる場合があります。必ずすべてのデータを確定し、一本化してください。

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