1. ウィジェットの作成
ダッシュボード画面から 「ウィジェットを追加」 ボタンをクリックして作成を開始します。ウィジェットストアからこのウィジェットを選択し、表示内容を設定してダッシュボードに追加します。
No. | 名前 | 説明 |
① | 内訳 | 差分の内訳を部門・取引先などの軸で分解して表示します。「なし」を選ぶと内訳なしで表示します |
(1) ウィジェットストアを開く
ダッシュボード画面の 「ウィジェットを追加」 ボタンをクリックすると、ウィジェットストアが表示されます。
(2) 「税引前利益 - 差分要因の分解」を選択する
ウィジェット一覧から 「税引前利益 - 差分要因の分解」 を選択します。右側にプレビューと設定フォームが表示されます。
検索欄に「税引前利益」「要因分析」「waterfall」などのキーワードを入力して絞り込むこともできます。
(3) 各項目を設定する
フィールド | 必須 | 説明 |
タイトル | Yes | ウィジェットの表示名です。初期値は「税引前利益 - 差分要因の分解」です |
内訳 | No | 差分を部門・取引先・品目などの軸で分解して表示します。「なし」を選ぶと内訳なしで表示します。軸を選ぶと、その軸の絞り込みフィールド(対象部門・対象取引先・対象品目)が表示されます |
対象部門 / 対象取引先 / 対象品目 | No | 内訳で選んだ軸に応じて表示されます。特定の部門・取引先・品目に絞り込みます。複数選択が可能です。未選択の場合は、合計上位5件+その他を表示します |
金額レンジ | No | チャートのY軸の表示範囲を指定します。未入力の場合はデータに応じて自動調整されます |
メモ | No | ウィジェットに関するメモを入力します |
金額レンジを指定した場合、「数値がレンジ外の場合、チャートに表示されない可能性があります」 という注意書きが表示されます。レンジを狭くしすぎると、範囲外のバーが表示されなくなる点に注意してください。
内訳で選択できる軸は、連携している会計ソフトによって変わります。
部門・取引先: freee・マネーフォワードのどちらでも利用できます
品目: freee連携時のみ利用できます
補助科目: マネーフォワード連携時のみ利用できます。ただし作成・編集画面では選択できず、ドリルダウン画面でのみ利用できます
(4) ウィジェットを追加する
設定が完了したら、画面右下の 「追加」 ボタンをクリックします。
成功: 「ウィジェットを作成しました」 と通知が表示されます
エラー: 「ウィジェットを作成できませんでした」 と通知が表示されます
タイトルが空の場合は追加できず、「タイトルを入力してください」 と表示されます。
2. ウィジェットの編集
作成済みのウィジェットの設定を変更します。ダッシュボード上のウィジェットのメニューから 「編集」 を選択すると、「ウィジェットの設定」 ダイアログが表示されます。
No. | 名前 | 説明 |
① | 内訳 | 差分の内訳を分解する軸を変更します。「なし」「部門」「取引先」「品目」から選択します(連携している会計ソフトにより選択肢が変わります。品目はfreee連携時のみ) |
(1) 編集画面を開く
ウィジェットのメニューから 「編集」 を選択すると、「ウィジェットの設定」 ダイアログが開きます。
(2) 設定を変更する
作成時と同じ項目(タイトル、内訳、対象部門・対象取引先・対象品目、金額レンジ、メモ)に加えて、以下の項目を変更できます。
フィールド | 必須 | 説明 |
ダッシュボード | Yes | ウィジェットを別のダッシュボードに移動できます |
(3) 更新する
設定を変更したら 「更新」 ボタンをクリックします。
成功: 「ウィジェットを更新しました」 と通知が表示されます
エラー: 「ウィジェットを更新できませんでした」 と通知が表示されます
入力に不備がある場合は、以下のメッセージが表示され、更新できません。
エラーメッセージ | 原因 |
「タイトルを入力してください」 | タイトルが空になっている |
「ダッシュボードを選択してください」 | ダッシュボードが選択されていない |
3. ドリルダウン画面(差分要因の詳細分析)
ダッシュボード上のウィジェットをクリックすると、詳細なドリルダウン画面が表示されます。差分の内訳を軸ごとに切り替えたり、ウォーターフォールの各項目をクリックしてさらに細かい要因を分析したりできます。
画面上部のタイトル横にある 「P/Lを確認」 ボタンをクリックすると、損益計算書(P/L)の画面が別タブで開きます。
No. | 名前 | 説明 |
① | 内訳 | なし / 部門 / 取引先 / 補助科目(連携している会計ソフトにより品目も)を切り替え、差分を分解して表示します |
② | 対象部門 / 対象取引先 / 対象品目 | 内訳で選んだ軸に応じて表示されます。特定の対象に絞り込みます。未選択の場合は上位5件+その他を表示します |
③ | KPIカード | 税引前利益の差分・実績・比較対象(前期実績または予算)と集計期間を表示します |
④ | ウォーターフォールチャート | 差分要因を可視化します。各バーをクリックすると要因の詳細が表示されます |
⑤ | 差分の内訳パネル | クリックしたバーに応じた詳細を表示します(初期状態は空) |
⑥ | 勘定科目別テーブル | 前期・当期・差分を勘定科目ごとに一覧表示します |
内訳・対象部門などのこの画面での変更は一時的なもので、ウィジェット本体の設定には保存されません。
(1) 操作パネル
画面上部で内訳の軸と絞り込み対象を切り替えます。
項目 | 説明 |
内訳 | なし / 部門 / 取引先 / 補助科目 から選びます。選べる軸は連携している会計ソフトによって変わります。補助科目を選ぶと全補助科目と「未選択」を表示します。その他の軸は、絞り込み対象を選ばない場合は上位5件+その他を表示します |
対象部門 / 対象取引先 / 対象品目 | 内訳で選んだ軸に応じて表示されます。特定の対象に絞り込みます。複数選択が可能です |
作成・編集画面では補助科目を選べませんが、このドリルダウン画面では補助科目(マネーフォワード連携時のみ)も選択できます。
(2) KPIカード
画面左上に、税引前利益の差分を示すカードが表示されます。
項目 | 説明 |
税引前利益の差分 | 実績と比較対象の税引前利益の差額です。プラスは緑、マイナスは赤で表示されます。下に集計期間(例: 2026年4月 〜 2026年7月)が表示されます |
実績 | 今期の税引前利益の実績値です |
前期実績 / 予算 | 比較対象の税引前利益です。前期と比較している場合は「前期実績」、予算と比較している場合は「予算」と表示されます |
(3) ウォーターフォールチャート
KPIカードの下にウォーターフォールチャートが表示されます。売上総利益・販管費・営業外損益・特別損益 の各差分を積み上げ、右端の 税引前利益 の差分(合計)に到達する形で表示されます。
凡例: 増加(緑)/ 減少(赤)/ 合計(グレー)
チャート左上のアイコンから 「画像を保存」 を実行すると、チャートを画像として保存できます
(4) 差分の内訳パネル
ウォーターフォールチャートの各バーをクリックすると、その項目の差分要因が下部のパネルに表示されます。
バーをクリックする前は、「ウォーターフォール図の項目をクリックして内訳を表示しましょう」 と表示されます
売上総利益 をクリックすると、差分を 売上規模の変化 と 売上総利益率の変化 に分解して表示します
販管費・営業外損益・特別損益 をクリックすると、前期と当期を比較する詳細チャートを表示します
(5) 勘定科目別テーブル
画面右側に、勘定科目ごとの前期・当期・差分を一覧表示するテーブルが表示されます。
名称列は 勘定科目、金額列は 累計 グループの下に 前期・当期・差分 の順で並びます(比較対象が予算の場合、「前期」列は「予算」列になります)
内訳の軸を選んでいる場合、勘定科目の下に部門・取引先・補助科目などの内訳行が展開されます
絞り込み対象を選ばない場合は、合計の上位5件+その他が表示されます。このときテーブル上部に Top5 バッジと 「(軸名)別の内訳を表示中: 合計上位5件 + その他」 が表示されます。上位5件の内訳行には順位を示す番号(1〜5)が付き、6件目以降は 「その他(上位5件以外)」 としてまとめて表示されます
4. データ / 挙動の詳細
項目 | 説明 |
集計期間 | 今期の期首から現在の月末までの累計(期首から現在までの期間)です |
比較対象 | 予算が設定されている場合は予算と、それ以外は前期の同じ期間(1年前)の実績と比較します |
売上総利益(差分) | 売上高から売上原価を差し引いた利益の差分です。売上規模の変化と売上総利益率の変化に分解できます |
販管費(差分) | 販売費及び一般管理費の差分です。費用が増えると税引前利益にはマイナスに寄与します |
営業外損益(差分) | 営業外収益と営業外費用を合算した差分です |
特別損益(差分) | 特別利益と特別損失を合算した差分です |
データの出どころ | 会計ソフトから取り込んだ試算表(帳簿)をもとに集計します |
FAQ
ウォーターフォールの各バーは何を表していますか?
各バーは、税引前利益の差分に対する各利益区分の寄与額(当期と比較対象の差)を表します。左から 売上総利益・販管費・営業外損益・特別損益 の順に積み上がり、右端の 税引前利益 が差分の合計になります。差分がプラスの項目は緑(増加)、マイナスの項目は赤(減少)で表示されます。
比較対象は前期ですか、予算ですか?
予算が設定されている場合は予算と、それ以外は前期の同じ期間(1年前)の実績と比較します。比較対象は、KPIカードの「前期実績 / 予算」の表示や、テーブルの「前期 / 予算」列で確認できます。
内訳で選べる軸が画面によって違うのはなぜですか?
内訳で選べる軸は、連携している会計ソフトによって変わります。部門・取引先はfreee・マネーフォワードのどちらでも、品目はfreee連携時のみ、補助科目はマネーフォワード連携時のみ利用できます。また補助科目は、ウィジェットの作成・編集画面では選択できず、ドリルダウン画面でのみ利用できます。
内訳で対象(部門・取引先・品目)を選ばないとどうなりますか?
動作は画面によって異なります。
ウィジェットの作成・編集画面: 内訳の軸だけを選んで対象を1つも選ばなかった場合、その絞り込みは保存されず、内訳「なし」(分解なし)のウィジェットとして作成・更新されます。特定の軸で分解した状態を保存したい場合は、対象を1つ以上選択してください。
ドリルダウン画面: 絞り込み対象を選ばない場合は、その軸の合計上位5件+その他が自動的に表示されます。補助科目の場合は、全補助科目と「未選択」が表示されます。
ドリルダウン画面で内訳や対象を変更した場合、ウィジェットの設定に反映されますか?
いいえ、ドリルダウン画面での操作パネルの変更は一時的なもので、ウィジェット本体の設定には反映されません。ウィジェットの設定を恒久的に変更する場合は、編集画面から行ってください。
チャートにバーが表示されないのはなぜですか?
金額レンジ(Y軸の表示範囲)を指定していて、数値がその範囲外にある場合、バーがチャートに表示されないことがあります。金額レンジを空にすると、データに応じて自動で調整されます。
会計データが連携されていない場合はどうなりますか?
会計データが未連携の場合、チャートとテーブルにはデータが表示されません。先に会計ソフトとのAPI連携を設定し、データを取り込んでください。


