パスカルは、統計分析をベースにしています。任意のキーワードでの検索上位30位(アナリストは50位)に対して、SEOで重要なシグナルを横断的に統計分析します。
分析結果は、上位10位、つまり、検索結果で1ページ目に入れるためのアドバイスです。
そのため、すでに10位以内に入っているキーワードの場合は、子記事を増やす方法でさらなる順位アップを目指してください。
※子記事とは、キーワードに関係した記事のことです。例えば、「チョコレート」というキーワードの場合、「チョコレート ケーキ」や「チョコレート 効果」「チョコレート レシピ」などに関して書かれた記事が該当します。
キーワードに関係した子記事を増やす方法
子記事を増やす方法ためには、記事の元となるキーワードを決める必要があります。
記事作成にキーワードを入力して分析後、左に表示されるキーワード群が子記事候補のキーワードです。
任意のキーワードをクリックすると、詳細パネルが表示されます。
選択したキーワードで記事を書く場合は、詳細パネルの下部の「記事作成レポートをダウンロード」をクリックします。
レポートに書かれている内容をもとに記事を書けば、キーワードに最適化された記事が出来上がります。
どのくらい子記事を増やせばいいの?
どのくらい子記事を増やせばよいかの基準は特にありません。Googleは、キーワードに対して専門性や権威性が高いWebサイトを高く評価します。つまり、子記事を増やせば増やすほどGoogleの評価は上がります。
子記事を増やすメリットは、親記事(今回の場合は、すでに10位以内に入っているページ)の順位を上げるだけでなく、増やした子記事の流入も増えるという点です。子記事は増やせば増やすほどよいのです。
子記事のキーワードは、「単一ページ」を選べばいいの?
お勧め記事形式で「単一ページ」と表示されるキーワードを子記事候補で書けばいいの?という質問をよくいただきますが、結論から言うと「単一ページ」のキーワードである必要はありません。「構造化ページ」のキーワードでも問題ありません。
関連記事:単一ページ、構造化ページとは?
構造化ページのキーワードを選んだ場合、さらに子記事が必要と表示されますが、今回のケースでいうと子記事は必要ありません。
あくまでも親記事(今回の場合は、すでに10位以内に入っているページ)の順位を上げるのが目的ですので、孫記事までは必要ないのです。
※下の図の場合、「チョコレート 効果」で上位表示するためには、91ページ以上の子記事が必要ですが、「チョコレート」で上げるためには必要ありません。(ただし、子記事を作る方がより良いのは間違いありません。)
サジェストキーワードの候補が少ない
スモールキーワードの場合は、そもそも、そんなに多くのサジェストキーワードが表示されません。
例えば、「札幌市 新築一戸建て」のようなキーワードの場合、サジェストキーワードがほとんど表示されません。その際は、「新築一戸建て」のようにキーワードを広げて分析してください。
子記事を作ったら、リンク設置を忘れずに!
子記事を作ったら、親記事に向けてリンクを張る(相互リンクでもOK)ようにしてください。場合によっては、子記事同士をリンクし合ってもOKです。
リンク構造にすることで、Googleにトピッククラスターとして認識され、親記事の評価が上がります。詳しくは、構造化SEOが必要なキーワードを御覧ください。