ダッシュボードでは、財務データをグラフやチャートで可視化できます。サイドバーの ダッシュボード メニューからアクセスしてください。
ウィジェットの種類
ダッシュボード左上のツールキットのボタンから、次の種類のウィジェットを追加できます。
アイコン | ウィジェット | 説明 |
グラフ | グラフ | 棒・積上棒・線・累計・構成比・ウォーターフォール・表のみ(下の「グラフの種類」) |
ゲージ | KPIカード | 1つの指標の数値と、前月比・前年同月比など |
テーブル | ピボットテーブル | 科目・期間・部門・取引先などを行と列に並べたクロス集計表(金額・構成比・前年比・簡易着地予想など) |
B/S図 | B/Sマップ | 貸借対照表を、資産と負債・純資産の積み上げで表した図(前月・前期末・前年などと並べて比較) |
テキスト | テキスト | 見出し・本文・箇条書き・リンクなどのリッチテキスト(プロジェクト名・決算期・報告対象月などの変数も差し込めます) |
画像 | 画像 | ロゴ・写真などの画像ファイル(PNG/JPEG/SVG/WebP、最大5MB) |
キラキラ | AIレビュー | 推移表の数値をもとに、AI が監査・経営分析の所見を作成(AI オプションのご契約が必要です。レビューの実行はオーナー・マネージャーが行えます) |
KPIカードの率の行: 営業利益率など「%で表示」をオンにした指標と、単位が % の非財務指標は、前月・前年同月との差をポイント(pt)で表示します(例: 24.9% → 25.3% は「+0.4pt (+1.6%)」。かっこ内は変化率)。
グラフの種類
グラフのウィジェットでは、設定画面の「基本となるグラフの種類」で描き方を選びます。
グラフの種類 | 用途の例 |
棒 | 月次売上高の推移 |
積上棒 | 費用の内訳推移 |
線 | 利益率のトレンド |
棒(累計)・線(累計) | 期首からの売上高・利益の累計(PL の行のみ) |
構成比 | 売上構成の割合 |
ウォーターフォール | 営業利益の増減要因分析、月初残高から月末残高への資金の増減 |
表のみ | 数値データのサマリー表示 |
グラフで前年・前々年と重ねて比べるときは、データ種別の 季節性チャート を使います(下の「データ種別と日次推移」)。
ウィジェットの追加・編集
ツールキットのボタン(「グラフを追加」「KPIカードを追加」など)をクリックします
設定画面で、タイトル・期間・グラフの種類・使用するデータ行などを設定し、「追加」をクリックします
ウィジェットがダッシュボードに追加されます。テキスト・画像は、追加したあとウィジェットの上で直接編集・差し替えします
ウィジェットにマウスを合わせると、右上に操作ボタンが表示されます。
設定: 設定画面を開いて内容を変更します
画像として保存 (PNG) / 画像をクリップボードにコピー: 下の「ウィジェットの画像エクスポート」をご覧ください
ウィジェットを複製: 同じ設定のウィジェットを追加します
最前面に移動 / 最背面に移動: 印刷用キャンバスで、重なったウィジェットの前後を入れ替えます
非表示: ウィジェットを隠します。隠したウィジェットは、ツールキットの右に表示される 再表示 から戻せます
削除: ウィジェットを削除します
タイトルはクリックすると、その場で編集できます。グラフのデータ行に推移表のセルコメントがあるときは、タイトルの横にコメントの件数が表示され、クリックするとコメント一覧が開きます。
元に戻す / やり直し: ツールキットの右のボタン(⌘Z / ⌘⇧Z。Windows では Ctrl+Z / Ctrl+Y)で、ウィジェットの追加・削除・移動・設定の変更などを元に戻せます。キャンバスを切り替えたり、ページを開き直したりすると、それまでの履歴は消えます。画像の差し替え・削除をまたいで元に戻すと、画像が表示されないことがあります。そのときは画像をアップロードし直してください。
ゲストの方は閲覧だけで、ウィジェットの追加・編集はできません(画像の保存・コピーはできます)。
ウィジェットの画像エクスポート
各ウィジェットにマウスを合わせると表示される操作ボタンから、ウィジェットをPNG画像としてダウンロードしたり、クリップボードにコピーできます。プレゼンテーション資料への貼り付けに便利です。
レイアウトの変更
ウィジェットは ドラッグ&ドロップ で自由に配置を変更できます
ウィジェットの端をドラッグしてサイズを変更できます
通常のキャンバスでは、ウィジェットは上に詰めて並びます。印刷用キャンバスでは、ページの中の好きな位置に置けます
報告対象月
ダッシュボード右上の 報告対象月 で、どの月の時点の報告として表示するかを選びます。各ウィジェットの「直近◯ヶ月」や決算期を基準にした期間は、この月を起点に集計されます。この設定はお使いのブラウザに保存され、プロジェクト内のすべてのキャンバス(印刷用キャンバスを除く)に共通して適用されます。印刷用キャンバスの報告対象月は、キャンバスごとに設定します(下の「印刷用キャンバス」)。
キャンバス機能
キャンバスは、ダッシュボードのウィジェット構成や配置をまとめて管理する機能です。用途や目的に応じて複数のダッシュボードビューを切り替えて使えます。
キャンバスの切り替え
ダッシュボード上部のキャンバスドロップダウンから、表示するキャンバスを選択できます。はじめてダッシュボードを開くと、売上高・営業利益などの基本的なウィジェットを配置したキャンバスが自動で作成されます(ドロップダウンに「デフォルト」と表示されます)。
キャンバスの操作
新規作成: 「通常のキャンバスを作成」で空のキャンバスを追加
複製: 既存のキャンバスをウィジェットごとコピー
名前変更: キャンバス名をインラインで編集
削除: 不要なキャンバスを削除(デフォルトキャンバスは削除できません)
複製・名前変更・削除のボタンは、ドロップダウンで各キャンバスの行にマウスを合わせると表示されます。
ポイント: 例えば「月次報告用」「経営会議用」「資金繰り分析用」など、目的別にキャンバスを作成しておくと便利です。選択中のキャンバスは自動で記憶され、次回アクセス時にも引き継がれます。
印刷用キャンバス
「印刷用キャンバスを作成」を選択すると、税理士の報告書作成に最適化された印刷モードのキャンバスが作成されます。用紙や報告対象月は、作成するときと、画面右側のパネルで設定します。
用紙サイズ: A4 / A3 / B4 / B5 / レター / スライド (16:9) から選択(スライドは横向きのみ)
用紙の向き: 縦向き / 横向き
報告対象月: この月を基準にすべてのウィジェットのデータが表示されます
ページ数: 「−」「+」でページを削除・追加(最後のページにウィジェットがあるときは削除できません)
ページ番号: 表示する位置(上部・下部の左・中央・右)か、非表示を選択
表示倍率: 画面表示の拡大率を 50%〜150% で調整
PDF出力: 「PDF出力」ボタンで正式な報告書品質のPDFを出力
ウィジェットを別のページへ移すときは、ウィジェットの設定画面の「ページ」で選びます(ドラッグではページをまたげません)。
ポイント: 印刷用キャンバスでは、通常のキャンバスと異なりウィジェットの枠線やタイトル下の区切り線が非表示になり、報告書らしいフラットな見た目になります。
キャンバステンプレート
よく使うキャンバスの構成を「テンプレート」として保存しておくと、他のプロジェクトでもそのテンプレートから新しいキャンバスを作成できます。
テンプレートとして保存: キャンバスドロップダウンで各キャンバス行のしおりアイコンをクリック
テンプレートから作成: 「テンプレートから作成」を展開し、テンプレートの「+ 作成」をクリック
テンプレートは保存した本人のもので、他のメンバーには表示されません
テンプレートから作成したキャンバスはプロジェクトメンバー全員が利用できます
ポイント: テンプレートから作成したキャンバスでは、「売上高」「営業利益」などの基本の行はそのまま表示されますが、個別の勘定科目・部門・取引先・内訳・経営指標は引き継がれません。個別の科目などの行を使っていたウィジェットには「要設定」と表示されるので、クリックして設定画面からデータ行を選び直してください。キャンバス名・タイトル・テキストの本文は元のプロジェクトのまま引き継がれるので、顧客名などが含まれていないかご確認ください。画像ウィジェットはリセットされます(画像をアップロードし直してください)。
事務所マスタから作成(同期)
会計事務所でキャンバスマスタを作っている場合は、「事務所マスタから作成(同期)」から、マスタと同期する印刷用キャンバスを作成できます(ドロップダウンに「マスタ同期」と表示されます)。同期しているキャンバスでは、科目・テキスト・報告対象月だけを編集でき、レイアウトなどは事務所のマスタで管理されます。詳しくは、ヘルプ記事「キャンバスマスタ(印刷レポート雛形の一元管理)」をご覧ください。
データ種別と日次推移
グラフの設定画面の「データ種別」で、データの並べ方を選びます。
データ種別 | 内容 | 用途の例 |
時系列推移 | 期間の単位(月次・四半期・半期・年次・日次)ごとに並べて表示 | 月ごとの売上高・利益の推移など |
季節性チャート | 各年度の月次データを重ねて表示(1〜3年前まで) | 前年同月との比較、季節的な傾向の確認 |
日次推移
時系列推移の「期間」で 日次(BSのみ) を選ぶと、BS(貸借対照表)の勘定科目と、正味運転資本など BS から計算する指標について、日ごとの残高の推移をグラフで確認できます。資金繰りの分析に便利です。
ポイント: 日次データは仕訳帳のデータから自動計算されます。データ同期時に仕訳帳が取り込まれていれば自動的に利用可能です。日次で使えるグラフの種類は、棒・積上棒・線・表のみです。
ウィジェットの詳細設定
グラフのウィジェットでは、設定画面で以下の詳細設定が可能です。
期間: 「直近期間」(報告対象月までの直近◯ヶ月)か「指定期間」(開始の年月から◯ヶ月)を選び、期間の単位を月次・四半期・半期・年次・日次(BSのみ)から選択。指定期間は、起点を「相対指定(決算期)」にすると「当期の 1 か月目(期首)から 12ヶ月」のように決算期で指定でき、報告対象月の決算期から決まるので、期が変わっても自動で追従します(時系列推移のグラフ)
表示するデータ行の選択: 「データ行を追加」から、PL・BS・CFの各行やカスタム指標(非財務指標を設定している場合は、非財務指標も)を選択。行ごとに、系列のタイトル・色・期間集計(単月・累計・年計)・対売上高比率を設定できます
実績と予算(プロプラン): 行ごとの「データ」で、実績か予算かを選べます。同じ科目を 2 行追加して片方を予算にすると、予算と実績を 1 つのグラフで比べられます(例: 売上高の実績を棒、予算を線)。使う予算区分は、設定画面の「予算区分(予算の行)」で選びます(自動のときは、表示期間に採用中の予算がある、いちばん新しい予算区分)。予算の値は推移表の予実と同じで、予算の無い月は「-」(グラフでは描きません)、累計・年計は足し上げる月のどれかに予算が無ければ「-」です。予算を選べるのは PL の行(カスタム指標を除く)と BS の小計・合計の行(流動資産計・資産合計など)で、棒・積上棒・線・累計・表のみ・KPIカードのグラフ(日次・季節性チャートを除く)で使えます。部門以外(取引先・補助科目・セグメント)で絞り込んでいるとき、PL の予算は表示しません。予算を表示できないときは、見出しに「予算の注意」を表示します(画像・PDF には出ません)
着地予想: 行ごとの「データ」で「着地予想」を選ぶと、報告対象月までの月を実績、その後の当期(報告対象月を含む会計年度)の月を予想値で描きます。予想の月は、線を点線、棒を薄い色、ソースデータ表の文字を薄くして表示し、翌期以降の月は「-」です。予想値の出し方は、設定画面の「着地予想(着地予想の行)の予想値」で、すべて報告対象月と同値・前年同月値・当期実績期間の平均値から選びます(ピボットテーブルの簡易着地予想と同じ)。ピボットテーブルの簡易着地予想のセルから入れた修正も反映します(取引先・補助科目・部門・セグメントで絞り込んでいるときは反映しません)。期間を「指定期間」の「相対指定(決算期)」で当期の 1 か月目(期首)から 12ヶ月にし、グラフの種類を「線(累計)」にすると、期末の着地まで伸びる線になります。同じ科目の予算の行(プロプラン)を並べると、予算と着地予想を 1 つのグラフで比べられます。着地予想を選べるのは PL の行(カスタム指標・非財務指標を除く)で、棒・積上棒・線・累計・表のみのグラフ(日次・季節性チャートを除く)で使えます
行ごとのグラフ種類: 棒・積上棒・線を行ごとに切り替え
2軸表示: 行ごとに左軸・右軸を選び、左右のY軸に異なる単位を設定
凡例・値ラベルの表示 / 非表示(凡例は表示位置も選べます)
ソースデータ表の表示 / 非表示: グラフ下部に数値の表を併記(縦横の転置もできます)
単位と符号: Y軸・データ表の単位(自動・円・千円・百万円)と小数点以下の桁数、借方費用科目・貸方BS科目のマイナス表示
内訳フィルター: 取引先・補助科目・部門・セグメントで絞り込み。取引先・補助科目・セグメントはどれか 1 種類だけ選べます(部門とは組み合わせられます)。以前に保存したウィジェットで組み合わせられない絞り込みがあると、見出しに「絞り込みの注意」を表示します(画像・PDF には出ません)。詳しくは、ヘルプ記事「内訳(取引先・補助科目・部門・セグメント)で分析する」の「フィルターで絞り込む」をご覧ください
KPIカード・ピボットテーブル・B/Sマップは、それぞれの設定画面で比較の種類・表示単位・行と列の項目などを設定します。
ピボットテーブルのウィジェットでは、下に行のある行(部門の下の科目など)を行の頭の ▾ / ▸ で開け閉めできます(ウィジェットの上での開け閉めは保存されません)。プロプランでは、設定画面の「保存したピボット」から、ピボットテーブルの画面で保存したピボットを選べます。選ぶと、そのピボットの内容で表示し、ピボットテーブルの画面で直すとウィジェットにも反映されます。「切り離す」を押すと、今の内容のまま、このウィジェットだけで直せるようになります。詳しくは、ヘルプ記事「ピボットテーブルの使いかた」の「ダッシュボードで使う」をご覧ください。
