ロールとは

データの参照制限が可能です。

一週間前以上前にアップデートされました

対象

  • Growthプラン契約者

概要

ロールとは

「会社組織」の階層を定義するもので、ロール設定によりユーザーが組織のデータ参照できるレベルが決まり、データに対するデータ参照制限を行うことができます。

取引先、コンタクト、案件タイプごとに参照・保存・削除の制限を設けることができ、それぞれに紐づくアクションの制限も同様に可能です。

※削除のみ可能にすることはできず、保存と削除はセットで制限されます。

※メニューや一部機能のアクセス制限についてはプロファイルをご確認ください。

※ロールの設定は任意です。ただし、ロールを設定しない=全てのデータが参照可能という状態になります。

データ所有組織と上位組織(ロールに関わる設定)

ロール設定を行うと、Mazricaの取引先の所有ロールが設定されます。ロールは階層構造で設定ができ、取引先の所有ロールの上位に位置づけられたロールを付与されたユーザーは下位ロールの取引先(と配下の案件、アクション、コンタクト)を参照することができます。

外部サービス連携(Sansan, Marketo)やOpenAPI、メール to 取引先/案件登録から登録される取引先の所有ロールは、初期は「未選択」となっています。所有ロールを変更するには、管理者設定からロールを設定してください 。

アクセス方法

メニュー >  権限設定 > ロール追加

設定手順

ロール名の記入所属先のロール名を記入

上位ロールの選択

所属先ロールの上位ロールを選択します。

上位ロールが存在しない場合は「上位ロールなし」を選択してください。

アクセス権限の選択

取引先、コンタクト、案件タイプ、アクションそれぞれに付与する権限(参照・保存・削除)を選択します。

各権限で可能な作業は以下表をご確認ください。

ロールが所有する取引先を共有する

所属のロールが所有する「取引先」を他ロールに共有することが可能です。

  1. [+共有先追加]をクリック

  2. 共有先ロールを選択

  3. 共有先に付与する権限を選択

    ※共有先ロールには、共有元と同等もしくはそれ以下の権限付与となります。

設定を保存し、完了

画面右下の[更新]をクリックすると、設定した内容が反映されます。

ユーザーからロールを外す方法

画面左のメニューバーにある[メンバー管理]より、設定が可能です。

  1. 任意のメンバーのロールを「未選択:全データにアクセス可」を選択

  2. フロッピーボタンをクリックし、更新


取引先の参照・保存・削除の制限につきましては取引先所有ロールをご確認ください。

注意

  • 案件情報の参照権限のみ付与されていて、保存・削除に制限がかかっている場合など、該当ユーザーが情報を更新し保存しようすると、画面にエラーが表示されます。

  • アクセス制限設定において削除にチェックが入っていない場合、取引先・案件・コンタクトの統合はできません。

    また、取引先・コンタクトの名寄せもできませんので、ご注意ください。

  • キャンペーンは自分のロールが参照許可されたロールのみ参照可能となります。

    なお、ロールが設定されていないユーザはすべてのキャンペーンが参照可能です。

よくあるご質問

Q.ロール設定後、取引先のCSV一括登録・更新への影響はありますか?

A.権限が「管理者」だった場合、一括登録・更新の機能を利用し、CSVで一括登録・更新が可能です。

ロールが一つでも設定されている場合、取引先の所有権を入力すると対象のロールで、取引先がアクセスできるように制限を入れることが可能となります。

ロールの名称は「チーム設定ファイル(settings.csv)」に記載されています

Q.ロール設定後、案件のCSV一括登録・更新への影響はありますか?

A.権限が「管理者」だった場合、一括登録・更新の機能を利用し、CSVで一括登録・更新が可能です。

対象となる案件タイプについては所属するロールに影響します。アクセスが許可されている案件タイプに対してのみ、一括登録・更新が可能です。

Q.ロール設定後、コンタクトのCSV一括登録・更新への影響はありますか?

権限が「管理者」だった場合、一括登録・更新の機能を利用し、CSVで一括登録・更新が可能です。

コンタクトを取引先に紐づける場合でも、取引先所有ロールにかかわらずコンタクトを登録、更新ができます。

Q.ロール設定後、各種ページへの影響はありますか?

ロールを設定すると、各ユーザーが所属したロールごとにアクセスできる案件タイプによって、以下機能に制限がかかります。

取引先の取引先所有ロールの影響がある

  • 取引先一覧

  • コンタクト一覧

所属するロールがアクセスできる案件タイプの影響がある

  • 案件ボード

  • 案件一覧

  • アクション一覧

  • 売上予測レポート

  • 売上推移レポート

  • 売上実績レポート

  • ファネル分析レポート

  • フェーズ進捗レポート

  • アクション予測レポート

  • アクション分析レポート

  • アクション推移レポート

  • カスタムレポート


Q. 新規作成した案件タイプが案件ボードや案件一覧で表示されないのはどうしてですか?
A. ロール設定を行っている環境で案件タイプを新規作成した場合、該当の案件タイプはすべてのロールにおいてアクセス対象外となります。
必ずロール設定にて、必要なユーザがアクセスできるように、設定を変更していただく必要がございます。

Q.「案件担当者」、「アクション担当者」は権限設定で制限がかかりますか?
A. ロール設定がされている案件タイプ内の案件やアクションだったとしても、担当者(ユーザ)の表示はロール設定の対象外のため、全ユーザが表示されます。


ただし、担当者選択を誤って別のロールに所属するユーザを案件担当者やアクション担当者にしても、アクセスの制御はされるため、該当案件や該当アクションを閲覧することはできません。

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