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権限の「ルールで一括更新」の使い方

【運用設定】内【権限】にて、ルールを用いた権限の一括更新が可能です。本記事では概要をご案内します。

一週間前以上前にアップデートされました

この操作ができるサービス:Wevox Engagement

この操作ができる人:オーナー

この操作でできること:

全従業員に、所属している部署(グループ)のスコアを閲覧できる権限を付与する」というように、条件を設定して権限を付与 / 更新することが可能です。本機能の概要については【概要】データ閲覧権限の一括更新機能とは をご参照ください。


権限の「ルールで一括更新」とは

以下2つを掛け合わせて作成したルールに則り、権限を一括で付与することができます。

1. 対象者の条件

対象者の条件は以下の対象区分から選択(AND条件による複数選択可)できます。事前にメンバーページで以下の項目の登録をご確認いただくとスムーズです。(メンバー情報の一括更新はこちらをご参照ください。)

  • 全メンバー

  • 役職

  • 職種

  • 雇用区分

2. 権限範囲

任意の権限を、以下の権限範囲で付与するように設定できます。

  • 全てのグループ

  • 所属グループ

  • 所属の1階層上のグループ

  • 所属の最上位のグループ

Wevoxの運用にあたり、「誰にどのグループの閲覧権限を付与したいか」を予め検討しておく必要があります。

なお、閲覧権限を付与したグループに下層グループが存在する場合、それらのグループも閲覧可能となりますので、予めご留意ください。


事前準備

正しく付与するためには、メンバー情報及びグループ設定が、意図した最新情報で登録されていることが重要です。

権限一括更新の実行前に、予めご確認ください。


注意事項

  • 「権限一括更新」を実行した場合、当該ルールの「対象者に含まれるメンバー」のデータ閲覧権限のみが上書き更新されます。

    • 実行ルールに含まれないメンバーの閲覧権限は更新の対象ではありません。

    • 本機能では「権限を削除する」ことはできません

  • 「ルールを削除」しても、過去に当該ルールの実行により付与された権限は削除されません。

  • 現在の閲覧権限を確認する場合、グループページ右上の「閲覧権限を出力」からダウンロードの上、ご確認ください。

  • 具体的に権限に影響を及ぼす操作は「実行」のみです。

  • ルールの「作成」「削除」を行うだけでは、権限は更新されません。

  • ルールは自動的に適用されません。更新する場合には【権限一括更新】をご実行ください。

    • 例)

      役職がリーダーの方を条件にルールを作成・一括更新を実行した。

      その後、Aさんの役職をリーダーに変更した。

      →この場合、Aさんには自動的にルールは適用されません。

       【権限一括更新】をご実行ください。


ルールの適用のされ方

複数のルールを同時に適応する場合

設定できるルールに従って、以下のルール①・ルール②を作成した後に権限一括更新を実行する場合のケースについてご紹介します。

【ルール①】

対象者の条件:役職 =リーダー

付与する条件:所属の一階層上のグループ

【ルール②】

対象者の条件:職種 = エンジニア

付与する権限:所属グループ

ルール①・ルール②に関するメンバーカテゴリーを整理すると以下のようになります。

  • A:全メンバーからBCDを除いたメンバー

  • B:「役職=リーダー」で「職種≠エンジニア」として登録されているメンバー

  • C:「職種=エンジニア」で「役職≠リーダー」として登録されているメンバー

  • D:「役職=リーダー」かつ「職種=エンジニア」として登録されているメンバー

ルール①とルール②の2つのルールが作成済みの状態で権限一括更新を実行した場合のメンバーカテゴリーごとの権限保有状態は下記の表のようになります。非常に重要なポイントですので、「どのルールを作成/実行すると、どのカテゴリーに影響があるのか」をご確認ください。

(ルール1, 2が設定されていて同時に実行された場合、
ルール1、2の対象者及び権限とその範囲のデータをまとめて、対象者ごとに付与先グループの一番上のグループに権限が付与されていきますを表した表)

複数のルールを順次適応する場合

設定できるルールに従って、上記ルール①・ルール②を順に実行する場合のケースについてご紹介します。

ルール①→ルール①削除→ルール②の流れで権限一括更新を実行した場合のメンバーカテゴリーごとの権限保有状態は下記の表のようになります。非常に重要なポイントですので、「どのルールを作成/実行すると、どのカテゴリーに影響があるのか」をご確認ください。


操作方法

step0:「閲覧権限」の作成

ルールで一括付与をするためには、予め付与する「閲覧権限(鍵)」を準備しておく必要があります。詳しい操作方法はこちらをご参考ください。

なお、正しく権限を付与するためには、メンバー情報及びグループ設定が、意図した最新情報で登録されていることが重要です。本操作前に予めご確認いただくことをおすすめします。

※ルール実行による権限付与の具体的な事例については、こちらをご参照ください。

step1:ルールの設定

権限一括更新は、設定したルールに沿って実行するので、まず最初のステップとしてルールを確認 / 編集する必要があります。(設定できるルールの組み合わせはこちらから)

---<例>-----

「全従業員に、各自が所属している部署(グループ)のスコアを閲覧できる権限を付与する」をルールとして設定する場合

  • 対象者の条件」で全メンバーを選択

  • 「付与する権限」で「権限の範囲」を所属グループを選択

この掛け合わせで、上記のルールが作成されます。

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なお、ルールは複数設定でき、新しいルールの追加、既存ルールの編集 / 削除を組み合わせて管理します。

各操作については以下で説明していきます。

step 1−1 :新しいルールの追加

① 運用設定ページ → 権限ページ → 権限一括更新ページに移動

②「ルールを追加」をクリック

③ ルールの名前を入力し「変更」をクリック

④ 「対象者の条件」と「付与する権限」をそれぞれ指定し「ルールを新規作成」をクリック(選択できる対象区分はこちらを参照)

  • 設定したルールの名前の横のえんぴつアイコンをクリックすると、ルールの名前を変更できます。

  • 「ルールの説明文(任意)」の横のえんぴつアイコンをクリックすると、説明文の編集ダイアログが表示されます。任意の項目ですので、補足的な説明を残しておきたい場合などにご活用ください。

  • 「絞り込み条件を追加」すると、更に細かく設定することも可能です。

  • 「付与する権限」は予め「権限管理」に登録したものから選択可能です。

step 1−2:ルールの編集

① 運用設定ページ → 権限ページ → 権限一括更新ページに移動

② ルールの一覧から、変更したいルールをクリックし、ルールの詳細確認画面に移動

③ 変更可能な内容は以下4点

  • ルールの名前(✏️アイコンをクリックして編集)

  • ルールの説明文(✏️アイコンをクリックして編集)

  • 対象者の条件

  • 付与する権限

④ 「変更内容を保存」をクリックし、ルールを確定する

(この時点ではルールは実行されません。)

「権限の範囲」に関する補足

step 1−3:ルールの削除

①運用設定ページ → 権限ページ → 権限一括更新ページに移動

②ルールの一覧から、削除したいルールのゴミ箱のアイコンをクリック

③削除確認のダイアログを確認し、問題なければ「削除」をクリック

ルールを削除した場合でも、当該ルールにより付与されたデータ閲覧権限は削除されません。あくまでも「ルール」の削除であることをご留意ください。

step 2:権限一括更新の実行(ルールの実行)

ルールの設定が完了したら、権限一括更新を実行します。

① 運用設定ページ → 権限ページ → 権限一括更新ページに移動

② 「権限一括更新を実行」をクリック

③ 権限一括更新を実行の確認ダイアログを確認し、問題なければ「実行」をクリック

  • 処理には時間がかかる場合がございます。

  • 処理の完了はメールにてお知らせいたします。

  • 設定した条件に合うグループが見つからず、一部権限を付与できないメンバーが発生することがあります。

    • 実行完了後、権限一括更新ページからその権限未付与者のリストがダウンロードのためのアイコンが表示されますので、確認の上、個別に権限を設定してください。

  • 「権限一括更新」を実行した場合、当該ルールの「対象者に含まれるメンバー」のデータ閲覧権限のみが上書き更新されます。

    • 実行ルールに含まれないメンバーの閲覧権限は更新の対象ではありません。

    • 「全員の全権限を削除する」ためのルールはご用意していません。

  • 現在の閲覧権限を確認する場合、グループページ右上の「閲覧権限を出力」からダウンロードの上、ご確認ください。

  • ルールは自動的に適用されません。更新する場合には【権限一括更新】をご実行ください。

    • 例)

      役職がリーダーの方を条件にルールを作成・一括更新を実行した。

      その後、Aさんの役職をリーダーに変更した。

      →この場合、Aさんには自動的にルールは適用されません。

       【権限一括更新】をご実行ください。


誤って権限の一括更新を行なってしまった場合の対処方法

「ルールで一括更新」画面にて、最終実行日時記載の右横「実行前に戻す」ボタンをクリックすると、最後にルールで一括更新を実行する前の状態に戻すことができます。

注意事項

  • 実行時に画面上に確認事項が表示されます。必ずご確認の上、ご実行ください。

  • 現在付与している全メンバーの閲覧権限を「削除」することはできません。

  • バックアップが存在しない場合は本機能をご利用いただけませんので、「実行前に戻す」というボタンは表示されません。

    • 例:ロールバック機能リリース前にルール一括実行を行った場合

    • 例:権限管理で権限の変更を行った場合

  • ロールバック機能リリース後にルール一括実行を行っていない

  • 「最終実行日時」前の権限状態に戻ります。巻き戻される範囲は以下をご参照ください。


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