📝概要
YoomとGoogleスプレッドシートを連携して「データベースを操作する」オペレーション(レコードを追加・取得・更新・削除など)を行う際に、スプレッドシート側で気をつけていただきたいポイントや、エラーになってしまう例をまとめました。
このページのまとめ
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表にはヘッダーをつける必要がある
ヘッダー内のNG事項:
空白セル
セル内改行
項目名の重複
表の対象範囲内にあるとエラーになるもの
結合セル
グループ化して非表示のセル
空白の行
空白の列
関数は値として認識するため、Yoomフローボットがデータを記入する範囲ではArrayformula関数は使えない
1. 表には必ずヘッダー(項目名)を作成してください
項目名がない表は連携ができません。
🙅連携NG例 表の1列目にヘッダー(項目名)がない
✅連携OK例 表の1列目にヘッダー(項目名)が入っている
2. ヘッダー(項目名)に空白セルが無いようご入力ください
🙅連携NG例 ヘッダー(項目名)のセルが1つ空白になっている(A1)
✅連携OK例
表の範囲内はヘッダー(項目名)が全て入力されている
※空白列・空白行の詳しい仕様はこちらの詳細をご確認ください
3. 項目名が重複しないようご注意ください
表の指定範囲の中では、全ての列に異なる項目名をつけていただく必要がございます。
🙅連携NG例
A列・F列どちらも項目名が「日付」になっており、重複している
✅連携OK例
全ての列に独自の項目名がついている
4. ヘッダー(項目名)にはセル内改行を入れないでください
🙅連携NG例 D列の項目名がセル内改行をしている
5-1. 表はスプレッドシートの1行目から始めるのがおすすめです
✅連携OK例
5-2. スプレッドシートの2行目以降の位置から表を始める場合は、
上に空白行を1行入れてください
🙅連携NG例 2行目以降の位置で表を始めている + 表のすぐ上に値が入っている
✅連携OK例 2行目以降の位置で表を始めている + 表のすぐ上は空白行
※空白行は非表示にしていただいても問題ございません。
※空白行の詳しい仕様はこちらの詳細をご確認ください。
6. 表の途中に空白行や空白列を入れないようご注意ください
🙅連携NG例 表の範囲内に空白行や空白列がある
B列が全て空白のため、A:Eを表の範囲として指定してもB:Eのみを認識します
※空白列・空白行の詳しい仕様はページ下部の詳細をご確認ください
✅連携OK例
表の範囲内に空白のヘッダーや空白の列がない
7. 関数は値として認識されます
「データベースを操作する」> 「レコードを追加する」オペレーションは
値が存在する最終行の直下*に追加をします。
関数のセルはすべて、値が入っていると認識しますのでご注意ください。
*最終行の直下(赤枠部分)
💡 Arrayformula関数は、一番下の行まで値が入っているとフローボットが認識するため、オペレーションで追加した行はシートの最下部(数千〜数万行下)に入りますのでご注意ください。
8. その他のエラー要因
下記に当てはまるものが表の指定範囲内にあると、連携がうまくいきません。
結合されているセル
グループ化され非表示になっているセル
メモ、消し忘れた値
✍️ ヘッダー認識の仕様について(詳細版)
「データベースを操作する」では、下記条件に合致するものをヘッダー(項目名、列名)として認識いたします。
指定列範囲にあり、1行目、もしくは空白行直後の値
指定列範囲にあり、A列、もしくは空白列直後の最左列から最右列の値
例として、下記青枠(A:C)を範囲に指定した場合、2行目に空白行があるため、3行目の値をヘッダーとして認識します。関数は、D列に空白列があるため、ヘッダーとして認識いたしません。
ただし、指定範囲をA:Eにした場合、最左部がE列となるため、関数のみがヘッダーとして認識されます。ヘッダーに空白セルを入れないようご案内しているのはこのためです。
検索用キーワード
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Googleスプレッドシート, エラー, ヘッダー, 空白, セル, 表, 範囲