概要
LINE WORKSとの連携エラーでの、よくある原因をまとめました。
1. LINE WORKS連携を90日以上利用していない
リフレッシュトークンの有効期限(90日)の間に、APIの利用が行われない場合、
更新処理ができず、認証切れを起こす場合があります。
もし、利用頻度が90日以上の間隔である場合、ユーザー取得などのアクションのみを設定したフローボットを別途作成し、
定期的にAPIの利用を行うことで対応してください。
2. Refresh Token Rotationの設定をONにしていない
アプリ設定時にこの設定がOFFの場合、リフレッシュトークンの再発行が行われず、
有効期限を迎えた際に認証切れを起こす場合があります。
そのため、必ずこちらはONに設定してください。
3. Access Tokenの有効期限が1hになっている
1時間に1回のアクセストークン更新処理が行われることにより、トークンの更新とAPIの利用が衝突して、
正しく更新を判定できない、というリスクが考えられます。
設定を24hoursにすることで、更新頻度が下がり認証切れリスクの低減につながります。
📌 3・4の設定手順は
「LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法」をご確認ください。
4. パスワードが変更された
LINE WORKSアカウントのパスワードを変更すると、以前連携していたユーザー情報と変わるため、認証が切れます。
この場合、新規アプリを作成し新しいクライアントIDやシークレットを用意し、再度マイアプリ登録を実施します。
詳細はこちらもご覧ください。
5. スコープを変更後、再連携を行っていない
スコープ変更後に再連携を行っていない場合、リフレッシュトークン更新のタイミングなどで、許可されているスコープと異なると判定され、認証切れを起こす可能性があります。
そのため、スコープを変更したら再度「マイアプリ」から連携をお願いします。
6. アプリが削除された
連携していたLINE WORKSのアプリ(クライアントIDやシークレットなど)が削除された場合、認証も途切れます。
7. LINE WORKSのアカウントが利用停止、削除された
連携したユーザーアカウント自体が存在しなくなれば、認証も切れます。
※ 2026年1月22日以降、以下のいずれかの条件に該当する場合は、LINE WORKSプラットフォームが自動退会となる仕様に変わります。
・LINE WORKSでご契約の商品が「フリープラン」のみで、60日間どのメンバーのログインもない場合
・LINE WORKSでご契約の商品がない状態で60日が経過した場合
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