概要
レコード情報を取得する際、条件に当てはまる複数のレコードを取得する場面があります。
これらのレコードを同時に処理することはできないため、繰り返しコマンドを使用して一つずつのレコードに分解して対応する方法をご説明します。
なお、この操作は以下のプランでご利用いただけます。
スタンダード/プロ/チーム/サクセスプラン
使用する場面例
Ex1.
トリガー:手動起動
詳細:Yoomデータベースから複数レコードを取得して、それぞれにGメールを送付
Ex2.
トリガー:Yoomフォーム
詳細:Yoomフォームで回答された内容を使ってレコードを複数取得し、それぞれにGメールを送付
具体的な設定方法_Ex1の事例
フローボットの全体像
手順1:事前にYoomDB上にテーブルを作成します。
例ではメールを送付するため、予め担当者名やアドレスを登録しています。
データコネクト機能を使用して、別ツールのデータベース情報をYoomDBに同期させることも可能です。
手順2:データベースを操作するオペレーションで複数のレコードを取得します。
検索値はEx2のように事前にフォーム等で取得した値を埋め込み検索することも可能です。
手順3:繰り返しコマンドを使用し、レコードを一つずつ繰り返し処理します。
繰り返し対象のアウトプットは他のレコードと重複しないユニークの値であれば任意のアウトプットで構いません。(今回はユニークであるYoomレコードIDとしています)
手順4:データベースを操作するオペレーションで単一のレコードを取得します。
手順2と同様のテーブルを使用し、検索値は手順3で取得したループ変数を埋め込むことで、1つずつレコードを取得することができます。繰り返し処理を使用する場合、この一連の流れが基本になります。
手順5:メール送付オペレーションにて、取得した値を埋め込み設定します。
Toには手順4で取得したメールアドレスを埋め込み、件名や本文にも同様に取得した会社名や担当者名を埋め込むことで、レコードごとに値を変動させることができます。
以上が複数取得したレコードに対して、繰り返しコマンドを使用しレコードを一つずつ処理する方法となります。
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