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kintone:レコードにある複数ファイルを取得し、メールで一括送付する方法について
kintone:レコードにある複数ファイルを取得し、メールで一括送付する方法について

2023年12月27日時点の仕様です。

Yoom 大森 avatar
対応者:Yoom 大森
10か月以上前に更新

概要

Yoomを介して、1つのレコードに複数添付されているファイルを

メールで一括送付する方法をご紹介します。

また、アウトプットなどYoomの基本用語等は、こちらをご覧ください。

フローボットテンプレート

フローボット全体像(最大添付数3枚 .ver)

下記は、レコードから取得し、メールで送付する際の最大ファイル数が3枚のケースとなります。

最大15枚まで取得・送信が可能です。

フローボット設定内容

  1. レコード情報の取得

    トリガーにてkintoneの任意のアプリの1つのレコード情報を取得します。

    今回は、アプリトリガー【編集されたら(Webhook起動)】を使用していますが、

    該当レコードIDが取得できれば、別トリガー/オペレーションでも問題ありません。

  2. ファイル名のアウトプットの追加&修正

    kintoneでは、ファイルをダウンロードした際に「Untitled」というファイル名となります。

    kintoneに添付されたファイル名のままメールを送信するために、

    手順1にて取得したレコード情報から、ファイル名の一覧を取得します。

    レコードを取得したトリガー/オペレーションにて「テスト」ボタンを押します。

    レスポンス結果にて表示されるfilekey下部のname横の「+」ボタンを押します。

    アウトプットに追加後、項目名・入力形式・JSONPathを下記に変更し、保存します。

      

     項目名  :任意の名前(今回は「ファイル名の一覧」とします。)

     入力形式 :リスト

     JSONPath:.[0]箇所を[*]に変更(すべてのファイル名が取得できているか確認します。)

    ■レスポンス結果画面

    ■アウトプット追加後

    ■アウトプット修正後

  3. ダウンロードファイルキーの取得

    kintoneからファイルをダウンロードする際に必要なファイルキーを取得します。

    トリガー直下の「+」ボタンを押し、下記オペレーションを設定します。

    設定が完了したら「テスト」ボタンを押し、レスポンス結果が成功であれば保存します。

     オペレーション:アプリと連携する

     アプリ   :kintone

     アクション  :レコードに紐づくファイルキーの取得

     サブドメイン :ご利用いただいているkintoneのサブドメイン

     アプリID  :任意のアプリID

     レコードID  :トリガー等にて取得したレコードIDのアウトプットを設定

    ■API接続設定画面

  4. ファイルキーの分割

    複数ファイルをダウンロードするために手順3で取得したファイルキーを個々に分割します。

    下記内容の設定を行い、保存します。

     オペレーション    :データを操作・変換する

     アクション      :リスト型のアウトプットを個々のアウトプットに分割

     対象分割のアウトプット:手順3で取得したファイルキーの一覧のアウトプット

    ■設定画面

  5. ファイル名の分割

    手順2で取得したファイル名に変換するために、ファイル名の一覧を個々に分割します。

    下記内容で設定し、保存します。

     

     オペレーション    :データを操作・変換する

     アクション      :リスト型のアウトプットを個々のアウトプットに分割

     対象分割のアウトプット:手順2で取得したファイル名の一覧のアウトプット

    ■設定画面

  6. ファイル枚数に応じた進行先の切り替え

    取得したファイル枚数の値に応じ、進行先の切り替えを設定します。※1・2

    手順4にてファイルキーを分割した際に、何枚の画像に分割できたか判断し、進行先を決めます。

    切り替え条件には、ファイルの最小添付枚数~最大添付枚数を設定ください。

    「進行先を切り替える」の詳細はこちらをご確認ください。

     オペレーション間の操作 :進行先を切り替える

     オペレーション    :手順3にてファイルキーを分割したオペレーション

     アウトプット     :ファイルキーの一覧_分割数

     切り替え条件    :1~添付したいファイルの最大数(今回は最大3枚のため、1~3)

    ■設定画面

  7. kintoneからファイルをダウンロード

    手順4で分割したファイルキーを用いてファイルをkintoneからダウンロードします。

    アウトプットをわかりやすい名称へご変更いただくことを推奨いたします。

    例:ファイルが3枚ある中で1つ目のファイル場合、取得したファイル(1/3)等

    オペレーション:アプリと連携する

    アプリ   :kintone

    アクション  :ファイルをダウンロード

    ファイルキー :分割したファイルキーを設定

    ■例:ファイル1枚目のダウンロード設定画面

    ■例:ファイル2枚目のダウンロード設定画面

  8. ファイル名の変換

    仕様によりダウンロードしたファイル名が【Untitled】になるため、

    手順5で分割したファイル名を用いて元のファイル名に変換します。

    アウトプット名をわかりやすい名称へご変更いただくことを推奨いたします。

    ■設定画面

  9. 添付ファイル枚数に応じ、手順7~8を繰り返し設定

    ファイルの枚数分、手順7~8を実施します。(下記はファイルが2枚の場合)

  10. メール添付の設定

    各進行先にて取得したファイルを添付したメールの送付を設定します。

     オペレーション:メールを送る

     To    :任意のアドレス

     CC    :任意のアドレス

     件名   :任意の件名

     本文   :任意の内容

     添付ファイル :添付枚数に応じて設定

    ■ファイルが2枚の場合

    各進行先で手順7~10を設定し、完了です🎉

備考

  1. 進行先の切り替えは、1つのフローボット内で最大10オペレーションまで設定可能です。

  2. 進行先の切り替え内の切り替え条件は、最大15個まで設定可能です。

検索キーワード

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