【カルテ】過入金の取り扱い方法

関連ワード:カルテ、再会計、(加入金)、かにゅうきん、kanyuukinn、返金、へんきん

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対応者:CLINICSアシスタント
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会計終了後に処置・行為の修正を行なった際に、過入金が発生する場合の取り扱いについてご案内します。

1.過入金の状態にする

初回会計確定後、診療内容訂正で発生した返金分を過入金状態にしたい場合の操作方法です。(訂正日は患者に返金せず、後日に返金する場合)

(1)会計済み一覧より、会計を修正したい日付の「詳細」を選択します。

(1)請求額確定画面より

・請求額:1630円(今回の請求額)

・過入金: 260円(前回入金額との差額)であることを確認

・「確定する」を選択します。

(2)最終確認画面が表示されますので、内容を確認し「確定する」を選択することにより、過入金状態にすることができます。

(3)確定後、収納状態が「過入金」として会計詳細画面に遷移します。

※会計処理で返金額を「0円」で登録する必要はありません。

💡補足事項:

過入金状態にした場合、基本情報画面の左側に「未収金・過入金」が表示されます。

2.過入金を解消する(後日返金する・個別)

過入金分を後日、個別会計ごとに患者に返金する際の操作方法です。

(1)未収金・過入金一覧より修正したい明細の「詳細」を選択します。

(2)会計詳細画面より

 ・処理内容:「返金」

 ・収納日

 ・返金方法

 ・返金額(過入金額が自動で表示されます)

  を確認し「登録」を選択します。

(3)返金内容を確認して「確定する」を選択し、会計を確定します。

   患者への過入金分の差額分を窓口にて返金してください。 

💡補足:未収金・過入金一覧にある複数明細の入金・返金処理を一括で行うことが可能です。詳細は【カルテ】一括入金・返金の方法をご参照ください。

3.過入金分を患者に返金しない(調整金で調整する)

(1)未収金・過入金一覧より修正したい明細の「詳細」を選択します。

(2)会計詳細画面より「請求の修正」を選択します。

(3)請求内容確認画面より請求内容を更新し、「請求へ」を選択します。

(4)請求額確定画面より「調整金」に過入金分をプラスで入力後、「請求日」を確認し、「確定する」を選択します。

(5)確認画面より「調整金」等の内容を確認し、「確定する」を選択して完了です。

(6)確定後、収納状態が「入金済」として会計詳細画面に遷移します。

※会計処理で入金額を登録する必要はありません。

4.よくあるお問い合わせ

Q:過入金分を患者に返金しない場合、調整金はどのように入力すればいいですか?

A:調整金を活用します。下記、ご状況に当てはめてご対応ください。

例)

初回請求額:2000円

診療内容訂正後の請求額:1500円

入金額:2000円

※過入金500円が発生しているが、患者に返金しない場合

・「調整金」:500円で入力

・「確定する」を選択します。

Q:過入金を解消した、返金分を操作している当日の収納日報に反映させたい場合、収納日はどちらを選択したらいいか。

A:操作日当日である本日の日付をご選択ください。

Q:過去診察で発生している返金額と本日請求分を合算して請求書を出したい。

A:別診療日の請求を合算することはできかねます。

診療日毎の会計が必要になりますので、それぞれの診察日に対して、正しい請求書を出力して患者にお渡しください。

合算した請求書をお出ししたい場合は、別途医療機関様にてご用意ください。

Q:収納日報の反映日の選択を間違えてしまいました。修正はできますか?

A:入金額確定画面の収納履歴より、修正したい履歴の3点リーダの「収納日変更」を選択します。

その後、修正したい収納日を入力し、「変更する」を選択すると収納日が変更されます。

※収納日の変更は診察日〜操作日の範囲内のみです

Q:過入金状態の患者の一覧を確認する方法はありますか?

A:会計システムごとに以下の方法で出力が可能です。

  【一体型】設定>統計機能>未収金一覧表

  【ORCA内包型】52月次統計>未収金一覧表

Q:過入金状態の会計が複数あります。一括で解消できますか?

A:可能です。詳細は【カルテ】一括入金・返金の方法をご参照ください。

💡補足:

未収金が発生した場合は「未収金の取り扱い方法」をご参照ください。

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