ビデオ通話オプションを別途ご契約の場合、CLINICSアカウントのない患者についても、医療機関側からオンライン診療の予約を行えるようになります。
これにより、アプリのダウンロードやアカウント登録が難しい患者や、クレジットカードをお持ちでない患者にもオンライン診療を実施できます。
本ページでは、アカウント情報のない患者のオンライン診療について、予約方法や診察方法をご案内します。
【目次】
アカウント情報のない患者のオンライン診療予約方法
予約方法は以下の2つがあります。
作成した予約は「スケジュール」「受付一覧」に表示されます。
診察する患者が1名のみの場合おすすめです。
作成した予約は「スケジュール」にのみ表示されます。
施設入居者など、複数名をまとめて診察する場合などにおすすめです。
💡補足
アカウント情報のない患者については、事前の問診や同意書の取得・CLINICS上の決済・処方箋の送信はできません。
アカウント情報のある患者の予約を行う場合は【オンライン診療】医療機関から患者の予約を行うをご参照ください。
アカウント情報のない患者のオンライン診療予約〜診察の流れ(院内予約)
院内予約の流れ
(1)「スケジュール」>「予約一覧」の順でクリックします。
(2)予約を入れたい予約枠を選択し、人型のマークをクリックします。
※予約枠は休診枠でも問題ありません。 また、希望する時間が表示されない場合は「すべての時間を表示する」にチェックを入れてください。
※ビデオ通話URLには有効期限があります。診察開始日時1時間前から翌日同時刻までのみオンライン診療可能です。
(3)画面右側に「予約受付」が出てくるので、「CLINICS非会員」を選択します。
(4)患者名(必須)・カルテ番号(任意)を入力し、診療メニューや診察方式などを選択します。
※ここに記載された項目は患者側には表示されません。
①患者名(必須):患者名を記載します。取り違えなどがないよう正しいお名前の記載をお勧めします。
②カルテ番号(任意):入力は任意ですが、取り違えなどがないよう記載をお勧めします。
③診療メニュー:予約するメニューを選択します。
※自由診療で予約料が設定されている場合も、院内予約では予約料は徴収されませんのでご注意ください。
④診察方式:対面かオンラインかを選択します。対面を選択した場合は、オンライン診療は実施できませんので、必ず「オンライン」を選択してください。
診療メニューの診察方式を変更したい場合は【オンライン診療】診療メニューの変更を申請するをご確認ください。
⑤診察時間:③で選択した診療メニュー・④で選択した診察方式の、初診・再診でそれぞれ設定している一人当たりの診察時間が表示されます。
診療メニューの診察時間を変更したい場合は【オンライン診療】診療メニューの変更を申請するをご確認ください。
⑥担当医師:画面左上の「医師」欄に表示されている方が担当医師になります。
⑦当日メモ:当該診察についての院内用メモです。
(5)「予約」ボタンを押すと以下のようなポップアップが表示されます。
ビデオ通話URLの送信方法を選択し、送信先電話番号またはメールアドレスを入力し、「送信する」ボタンをクリックします。
💡補足
有効でない電話番号やメールアドレスを入力しても「送信する」ボタンは有効になりません。
「送信しない」を選択し、後で「URL再送」ボタンよりビデオ通話URLをSMSやメールで送信することも可能です。また、予約作成後「患者用URLを表示」をクリックすると患者用URLが表示されるので、他の方法でURLをご案内いただくことも可能です。
(6)患者側に以下のようにURLが送信されます。
患者は当日、開始日時になったら記載URLへアクセスします。
【SMSイメージ】
【メールイメージ】
(7)画面右側に、予約内容が以下のように表示されます。
予約は「スケジュール」画面だけでなく、「受付一覧」画面にも表示されます。
①診療内容:ボタンをクリックすると以下のような診察詳細画面が表示されます。
この画面の「診察をはじめる」ボタンからオンライン診察が可能です。
②医療機関用URL:①の「診察をはじめる」ボタンのリンク先URLです。
「ビデオ通話画面を表示」をクリックまたは「このURLをコピー」でコピーしたURLにアクセスすることでも診察画面にアクセスできます。
③患者用URLを表示:手順(6)で送信された患者用のビデオ通話URLです。
💡ご注意
ビデオ通話URLには有効期限があります。予約日時1時間前から記載された有効期限までのみオンライン診療可能です。
(例:上の画像では2022/08/30 12:00〜2022/08/31 13:00まで有効)
医療機関用のURLと患者用のURLは異なりますのでご注意ください。
④ビデオ通話URL送信先:手順(5)で送信先として入力した電話番号またはメールアドレスと、送信日時が表示されます。
⑤URL再送:患者から再送を依頼された場合や、ビデオ通話URL送信先に誤りがあった場合は、このボタンから再度URLを送信できます。
※URLを再送した場合は、④ビデオ通話URL送信先の送信先・送信日時が上書きされます。
院内予約の場合の診察の流れ
「スケジュール」画面の予約内容から「ビデオ通話画面を表示」をクリックしても診察できますが、 院内予約の場合は、「スケジュール」画面のほか、通常の予約と同様、「受付一覧」にも予約内容が表示されます。
他のオンライン診療予約とほぼ同様の手順で、診察を開始できます。
(1)「受付一覧」で患者氏名をクリックします。
※ビデオ通話の場合は、患者氏名の左のビデオアイコン(矢印部分)にカーソルを合わせると、「ビデオ通話での診察です」と表示されます。
(2)「診察をはじめる」から診察画面を開きます。
(3)ビデオ通話の画面が開かれます。
画面左下に医師の顔が映っていることを確認します。
💡補足
ビデオ通話の場合、画面左上に「ビデオ通話」と表示されます。
(4) 患者が患者用URLへアクセスすると、患者の顔が画面中央に映りますので、「ビデオ通話を開始する」ボタンをクリックしてオンライン診療をはじめます。
💡補足
ビデオ通話では、患者へ呼び出し通知は送られません。患者が画面に映らない場合はお電話にてURLへアクセスするようご案内ください。
患者にURLを再送したい場合は、「スケジュール」>「予約一覧」>該当の予約内容にある「URL再送」ボタンをクリックします。
「このビデオ通話は開始前です。開始1時間前より待機することができます。」と表示される場合は有効期限外です。すぐに診察をはじめたい場合は現在の時間帯に院内予約を入れ直してください。
院内予約の場合の予約〜診察の操作動画
操作イメージをご用意しています。
左側が医療機関側(PC)・右側が患者側(スマホ)の操作イメージです。
アカウント情報のない患者のオンライン診療予約〜診察の流れ(ビデオ通話URL作成)
ビデオ通話URL作成の流れ
(1)「スケジュール」>「予約一覧」の順でクリックします。
(2)予約を入れたい予約枠を選択し、人型のマークをクリックします。
💡予約枠は休診枠でも問題ありません。 また、希望する時間が表示されない場合は「すべての時間を表示する」にチェックを入れてください。
(3)画面右側に「予約受付」が出てくるので、「ビデオ通話URL作成」ボタンをクリックします。
(4)開始日時を選択し、タイトルを入力します。すぐに診察を始めたい場合は」現在時刻で作成」にチェックを入れます。※ここに記載された項目は患者側には表示されません。
①開始日時(必須):診察開始日時を選択します。「現在時刻で作成」にチェックを入れると現時刻が入力されます。
💡補足
ビデオ通話URLには有効期限があります。開始日時1時間前から翌日同時刻までのみオンライン診療可能です。
(例:上の画像では2022/08/30 12:00〜2022/08/31 13:00まで有効)
②タイトル(任意):患者側には表示されません。入力は任意ですが、取り違えなどがないよう患者名や施設名の記載をお勧めします。(後から編集可)
③担当医師:画面左上の「医師」欄に表示されている方が担当医師になります。(後から変更可)
④送信:チェックを入れると、作成ボタンをクリック後に(5)でビデオ通話URL送信画面が表示されます。チェックを入れない場合は送信画面は開かず、院内予約の作成のみされます。
後で「URL再送」ボタンよりビデオ通話URLをSMSまたはメールで送信することも可能です。また、予約作成後「患者用URLを表示」をクリックすると患者用URLが表示されるので、他の方法でURLをご案内いただくことも可能です。
(5)「予約」ボタンを押すと以下のようなポップアップが表示されます。
ビデオ通話URLの送信方法を選択し、送信先電話番号またはメールアドレスを入力し、「送信する」ボタンをクリックします。
💡補足
有効でない電話番号やメールアドレスを入力しても「送信する」ボタンは有効になりません。
「送信しない」を選択し、後で「URL再送」ボタンよりビデオ通話URLをSMSまたはメールで送信することも可能です。また、予約作成後「患者用URLを表示」をクリックすると患者用URLが表示されるので、他の方法でURLをご案内いただくことも可能です。
(6)患者側に以下のようにURLが送信されます。
【SMSイメージ】
【メールイメージ】
(7)画面右側に、予約内容が以下のように表示されます。
※ここで作成した予約は「スケジュール」画面にのみ表示されます。
①医療機関用URL:「ビデオ通話画面を表示」をクリックまたは「このURLをコピー」でコピーしたURLにアクセスすることでも診察画面にアクセスできます。
②患者用URLを表示:手順(6)で送信された患者用のビデオ通話URLです。URLの有効期間も記載されます。
③ビデオ通話URL送信先:手順(5)で送信先として入力した電話番号またはメールアドレスと、送信日時が表示されます。
④URL再送:患者から再送を依頼された場合や、ビデオ通話URL送信先に誤りがあった場合は、このボタンから再度URLを送信できます。
※URLを再送した場合は、③ビデオ通話URL送信先・送信日時が上書きされます。
⑤ビデオ通話キャンセル:ビデオ通話のキャンセルは医療機関からのみ可能です。キャンセルの場合はここからキャンセルします。
※キャンセルを行なっても患者へ通知は届きません。
⑥編集:タイトル・担当医師を編集することができます。開始日時は変更できないため、一度キャンセルして予約を作成し直してください。
ビデオ通話URL作成の場合の診察の流れ
(1)「スケジュール」で患者氏名をクリックします。
💡補足
ビデオ通話URLを作成した場合は患者氏名の左側にビデオカメラのマークがつきます。
(2)「ビデオ通話画面を表示」から診察画面を開きます。
(3)ビデオ通話の画面が開かれます。
画面左下に医師の顔が映っていることを確認します。
💡補足
ビデオ通話の場合、画面左上に「ビデオ通話」と表示されます。
(4) 患者が患者用URLへアクセスすると、患者の顔が画面中央に映りますので、「ビデオ通話を開始する」ボタンをクリックしてオンライン診療をはじめます。
💡補足
ビデオ通話では、患者へ呼び出し通知は送られません。患者が画面に映らない場合はお電話にてURLへアクセスするようご案内ください。
患者にURLを再送したい場合は、「スケジュール」>「予約一覧」>該当の予約内容にある「URL再送」ボタンをクリックします。
「このビデオ通話は開始前です。開始1時間前より待機することができます。」と表示される場合は有効期限外です。すぐに診察をはじめたい場合は現在の時間帯にてビデオ通話URLを再度作成してください。
ビデオ通話URL作成の場合の予約〜診察の操作動画
操作イメージ動画をご用意しています。
左側が医療機関側(PC)・右側が患者側(スマホ)の操作イメージです。
サポート環境
CLINICSアカウントのない患者に、院内からオンライン診療の予約を行うと、患者へビデオ通話URLがSMSまたはメールで送られます。
医療機関・患者ともサポート環境にてにてビデオ通話URLにアクセスすれば、ビデオ通話(オンライン診療)を開始できます。
なお、患者はCLINICSアプリのダウンロードやクレジットカードなどの登録は必要ありません。
医療機関側
医療機関のサポート環境はCLINICSご利用の際と同じです。以下をご確認ください。
患者側
ハードウェア:SMSまたはメールを受け取れる、カメラマイク付きのiOS/Android/Windows/MacOS搭載の端末
ネットワーク速度:最低実行速度2Mbps以上を推奨。(可能な限りWi-Fiのご利用をお願いします。)
ブラウザ:端末のOSごとに異なり、以下の表の通りです。
OS | ブラウザ |
iOS | Safari |
Android | Google Chrome |
Windows | Google Chrome, Microsoft Edge |
Mac | Google Chrome, Safari |
ビデオ通話の接続がうまくいかない場合
診察がうまくいかない時は一度画面を閉じて、再度開き直すと改善することがございます。
それでも解消しない場合は【ビデオ通話】ビデオ通話の接続がうまくいかない(ご契約医療機関様のみ)をご参照ください。
ご不明な点などございましたら、サポートデスクまでお問い合わせ下さいませ。
画面左下の吹き出しアイコンを押していただき、「メッセージを送信」よりお問い合わせいただくと、チャットでスムーズにご対応が可能です。