この記事では、訪問予定に登録した患者様の「診療時間」「指導時間」「リハビリ時間」などを設定・変更する方法をご案内します。
ここで時間を設定しておくと、カルテ作成時に時間が自動で反映され、都度入力する手間を大幅に省くことができます。まずは全員の時間を一括で設定し、その後で個別に調整するのが効率的でおすすめです。
はじめに
本操作は、あらかじめ訪問予定に患者様が登録されていることが前提となります。未設定の場合は、先に以下のヘルプページをご参照ください。
1. 全員の時間をまとめて設定する(一括反映)
はじめに、登録されている患者様全員に、一人当たりの診療時間をまとめて設定する最も基本的な方法をご案内します。
【STEP1】[時間反映] 画面を開く
患者様を登録した訪問予定の詳細画面を開きます。
画面上部の [時間反映] ボタンをクリックします
【STEP2】一人あたりの時間を入力し、反映させる
「一括時間反映」の画面が表示されます。
「診療時間」や「指導時間」など、一人当たりに割り当てる時間を入力し、[時間反映] ボタンをクリックします。
各患者様の時間に、入力した内容が自動で反映されます。
【便利な機能】初期値を設定して入力をさらに効率化する
あらかじめ施設ごとに時間の初期値を設定しておくと、【STEP2】 の画面に自動で時間が入力され、毎回入力する手間が省けて大変便利です。
2. 特定の患者の時間だけを変更・設定する(個別設定)
一括反映後、特定の患者様の時間だけを手動で変更したり、時間を追加したりする方法です。
特定の患者の時間を手動で変更する
時間を変更したい患者様の、変更したい項目の欄(例:診療時間)を直接クリックします。
時間を手入力で修正すると、その患者様の時間のみが変更されます。
摂食機能療法や訪問口腔リハ時間を設定する
患者様の [摂食・訪リハ] の欄をクリックし、時間を入力します。
時間を入力した分、他の患者様の開始時間が自動で後ろにずれますので、必要に応じて全体の時間をご確認ください。
3. キャンセル発生時の時間の再調整
当日にキャンセルが出た場合に、空いた時間を詰めて全体のスケジュールを更新する方法です。
【STEP1】該当患者のキャンセル処理を行う
まず、キャンセルになった患者様のキャンセル処理を行います。
【STEP2】再度 [時間反映] を行い、時間を詰め直す
キャンセル処理をすると、その患者様の時間枠が空白になります。
再度、画面上部の [時間反映] ボタンをクリックします。
確認画面が表示されるので、そのまま [時間反映] をクリックすると、キャンセルした患者様を除いた状態で、全体の時間が自動で更新されます。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 設定した時間が、診療録に反映されません。
A. 本画面で時間を設定・保存した後に作成された診療録から、時間が自動反映されます。時間設定より前に作成を開始(カルテを開いた)した診療録には反映されませんのでご注意ください。
Q. 一括反映を使わず、最初から手動で設定できますか?
A. はい、可能です。本記事内の「2. 特定の患者の時間だけを変更・設定する(個別設定)」の手順で、お一人ずつ時間を入力してください。その際、時間の重複にはご注意ください。
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