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Dentisトータル支援プラン導入支援ガイド(Dentis機能版)

対応者:永松まゆ
今週アップデートされました

このマニュアルは、「Dentisってどんなシステム?」「何ができるの?」「どんな役割の人が使うの?」といった全体像を、分かりやすくご理解いただくためのマニュアルです。


目次:


Dentisが医療機関様の業務にどのように役立つのかを簡単にご説明します。

1. Dentisってどんなシステム?

Dentisは、歯科医院の様々な業務をデジタルで効率化し、患者様とのコミュニケーションをスムーズにするための、オールインワンのクラウド型システムです。

紙での管理を減らし、パソコンやタブレットを使って、日々の診療をより快適に進めるお手伝いをします。

2. Dentisでできること(主要機能の全体像)

Dentisは、主に以下の機能で医療機関様の業務をサポートします。

  • 予約管理:
    患者様の予約をパソコンやタブレットで管理。

    空き状況の確認や、予約の変更・キャンセルも簡単です。

  • 電子カルテ:
    診察内容や処置、検査結果などをデジタルで記録。

    過去の履歴もすぐに確認できます。電子カルテなので紙への印刷も不要です。

  • 会計:
    患者様の会計、領収書の発行までを一元管理。

  • 患者様とのコミュニケーション:
    診察券アプリやWEB問診、メッセージ機能を通じて、患者様とのコミュニケーションを円滑にします。

  • 分析:
    予約や電子カルテのデータをもとに、医院の状況を分析し、ダッシュボードで可視化。一目でわかりやすい分析が可能です。

3. Dentisの主な画面とそれぞれの役割

Dentisは、大きく分けていくつかの画面で構成されています。

  • 予定画面:

    • 役割: 予約の管理と患者様の来院状況を把握する画面です。

    • できること: 予約管理、予約変更、キャンセル、患者様の受付など​

  • 診療録(電子カルテ)画面:

    • 役割: 歯科医師や歯科衛生士が、診療内容を記録する画面です。

    • できること: 処置内容の入力、検査結果の記録、処方箋の作成など

  • 会計画面:

    • 役割: 患者様のお会計を行う「レジ」のような画面です。

    • できること: 物販の追加、支払い処理、領収書発行など

  • 設定画面:

    • 役割: Dentisを医療機関様の運用に合わせてカスタマイズする画面です。

    • できること: スタッフの登録、各種初期設定、など

4. Dentisを導入すると何が変わる?(導入のメリット)

Dentisの導入により、医療機関様の業務は以下のように変化します。

  • 業務の効率化: 手書きや紙での作業が減り、入力や確認がスムーズになります。

  • ペーパーレス化: カルテや問診票、領収書などをデジタル化し、保管スペースの削減や情報検索の高速化が図れます。

  • 患者様との連携強化: 診察券アプリやWEB問診、メッセージ機能で、患者様とのコミュニケーションがより円滑になります。

  • 正確な情報管理: 患者様の情報が一元管理され、共有しやすくなり、情報伝達の漏れを防止し、院内のコミュニケーションを円滑にします。

5. 各役割ごとの詳細マニュアル

上記でご紹介したDentisの機能について、より具体的な操作方法を学ぶために、貴院の役割に応じた詳細マニュアルをご用意しております。

特に基本的な操作となる下記のマニュアルをご覧ください。

6.レセコン切り替え時のよくあるご質問

レセコンを切り替えてDentisを導入、稼働される際によくある質問についてご案内します。

【患者データ移行】

Q: 患者データ移行ではどのようなデータが移行できますか?

項目

詳細

移行対象

全患者(※当社にデータをお渡しいただいた際に含まれていた患者まで)

移行可能

  • 患者ID

  • 名前

  • 性別

  • 生年月日

  • 携帯・固定電話番号

  • 住所

  • メール

  • 保険・公費情報(介護除く)

移行不可

  • 予約情報

  • 予約関連メモなど

  • 介護保険情報

【診療録データ移行】

Q: 診療録データ移行ではどのようなデータが移行できますか?

データの種類

内容

移行可能

  • 請求済の保険処置データ

移行不可

  • 未請求処置

  • 自費診療データ

  • 歯式情報

  • 補管情報

  • 会計情報など

  • 介護レセプト情報

【オンライン資格確認】

Q: 今まで使っていたオンライン資格確認の機器はDentisでも連携して使えますか?

A: 確認が必要です。

他社からDentisへ乗り換え後、現在お使いのオンライン資格確認機器が利用できるかは、元の契約状況によって決まります。

以下の表は一般的なケースです。実際の取り扱いは医院様のご契約状況により異なるため、あくまで目安としてご活用ください。

ご自身の状況は?

オンライン資格確認は使える?

Dentisに連携できる?

機器の保守

補足

レセコンとは別に保守契約がある

(NTTなどから直接導入したケース)

可能

可能

あり

Dentis担当者へ導入ベンダーのご連絡先をご共有のうえ、連携をご依頼ください。

機器は残るが保守契約は終了

(以前のレセコン会社から購入したケース)

可能

可能

なし

故障等発生時のリスクにご注意ください。

レセコンが撤去される

(連携していたPCがなくなるケース)

可能

不可

なし

連携をするためには、ネットワーク業者手配が必要です。

初期化される

(端末は残るが設定を工場出時に戻されるケース)

不可

不可

なし

入れ替えを行う必要があります。

オンライン資格確認環境の保守範囲について

※非常に簡易な図ですので医院ごとに状況は異なる場合があります

オンライン資格確認に関わる保守の範囲はそれぞれ以下の通りとなっております。お問い合わせは各サポート窓口までご連絡をお願いいたします。

項目

保守担当

保守内容の例

オンライン資格確認端末

オンライン資格確認導入ベンダー

オンライン資格確認端末が動かない

ネットワーク(青線)

ネットワークベンダー

インターネットに繋がらない

オンライン資格確認ネットワーク(赤線)

オンライン資格確認導入ベンダー

オンライン資格確認のシステムにアクセスできない

連携(オレンジ矢印)

メドレー(Dentis)

Dentisとの連携がうまくいかない

オンライン資格確認(端末・ネットワーク)の保守とは

保守は主にハードウェア(端末)とネットワーク、それぞれに対して適用されます

ハードウェア保守

  • 物理的に故障した場合の修理対応など

  • ベンダーやメーカーにより異なるが多くの保守契約では故障時に代替機を先に送付いただけます

ネットワーク保守

  • 回線・通信が途切れたなどの通信障害や専用回線に接続するための通信機器の管理・故障対応など

その他よくあるご質問

Q: 保険情報や公費が取り込まれないでしょうか?

A: 提供されたデータに含まれていない場合、取り込みはできません。医院で必要に応じて修正、補足してください。

Q: 介護保険情報が取り込まれていない

A: 診療データから介護保険情報は取り込みができません。

Q: 追加での患者インポートは可能ですか?

A: 追加費用がかかりますが、可能です(費用は5万円)。

Q: 自費データの取り込みは可能でしょうか?

A: ベンダー間で自費データのフォーマットが統一されていないため、取り込みはできません。

Q:過去の未収金情報などはどうすればいいでしょうか?

A:患者の会計のみを作成し調整金に未収金額を登録します(1000円の未収金がある場合、調整金額へ1000と入力します)。


その他にもっと詳しく知りたいことがある場合は、ヘルプコンテンツをご覧ください。

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