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電子カルテの法的要件と医療機関様に求められる運用

電子カルテ, 個別指導, 運用管理規定, 責任分界点, 法的要件, 医療DX, ガイドライン, 令和ビジョン2030

綿谷泰佑 avatar
対応者:綿谷泰佑
一週間前以上前にアップデートされました

Dentisは電子カルテの機能を提供しておりますが、ご利用される医療機関様においてはその運用方法や法的要件について、より深い理解が求められるようになっています。

この記事では、電子カルテを正しく、かつ安心してご利用いただくために、医療機関様に知っておいていただきたい基本的な知識から、具体的な運用ルール作りまでを解説した3つの重要資料をご案内します。

これらの資料を読むことで、電子カルテの本質を理解するだけでなく、個別指導の場面等でも説明できる「理論武装」を行うことができます。

【重要】なぜ今、電子カルテの深い理解が必要なのか?

現在、歯科の電子カルテは、紙カルテからの移行期・過渡期にあります。そのため、電子カルテへの解釈や要求事項にばらつきが見られるのが実情です。 このような状況下で、医療機関様と患者さんを守るためには、「医療機関で利用するシステム(Dentis)」と「医療機関が遵守すべき運用」の責任分界点を正しく理解し、自院の運用体制を適切に説明できることが、これまで以上に重要になっています。

以下の3つの資料は、そのために必要な知識を体系的にまとめたものです。

資料のご案内

資料1:歯科電子カルテとは何か?~ガイドライン、法的要件から医療DXの将来像まで~

「電子カルテは、高機能なワープロソフト」だと思っていませんか? この資料では、その根本的な誤解を解き、電子カルテが満たすべき法的要件(真正性・見読性・保存性)単なる紙の電子化ではない「データベース」としての構造、そして医療DX令和ビジョン2030における「社会インフラ」としての役割まで、その本質を解説します。

  • この記事から学べること:

    • 電子カルテとワープロソフト(カルテコン等)の決定的な違い

    • 電子保存の三要件(法的要件)の具体的な内容

    • 国の医療DX令和ビジョン2030における、電子カルテの重要性

資料2:電子カルテ、導入して終わりではありません ~システムの「要件」と運用の「責任」~

Dentisに限らず、全ての医療システムにおいて「システムを入れたのだから、トラブル対応や監査対応は全てベンダーの責任だ」と思っていませんか? この資料では、「システムの提供責任(ベンダー)」と「システムの運用責任(医療機関)」の明確な境界線(責任分界点)を、具体的なユースケースを交えて解説します。

資料3:その運用管理規定、本当に「自院のルール」になっていますか?~雛形から「医院の盾」へ。策定と遵守の責任を果たすために~

厚生労働省のガイドラインにおいて、医療機関が医療情報システムの安全管理に関して定める各種方針等を実現するために必要な規程等の整備を求められています。

弊社が提供する「運用管理規定」の雛形もその一環ですが、雛形をそのまま保管していませんか? この資料では、雛形がなぜ「自院のルール」として策定され、スタッフ全員で遵守しなければならないのかを解説します。雛形という「素材」を、医院を守る「盾」へと作り変えるための、具体的な考え方と実践方法を解説します。

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