はじめに
レセプト請求時にASPエラーにかかることがございます。
よくあるASPエラーとその原因・対応のまとめとなりますのでご確認の上修正対応をしてください。
【受付不能】について
エラーまたは確認事項の欄に【受付不能】がついている場合はレセプト請求ができませんので必ず修正の上レセプトを再出力し請求をしてください。
受付不能がついていない場合、エラーにはなっておりますが請求は可能です。(請求後返戻になってしまう可能性がございますのでご注意ください)
よくあるASPエラーの原因と対応方法
エラー コード | エラーまたは確認事項 | 原因 | 対応方法 |
2118 | 履歴管理ブロックに返戻時の履歴管理ブロックと異なった内容が記録されています。 | 異なる審査支払機関から返戻されたレセプトの履歴管理ブロックが記録された
例:国保からの返戻を社保に提出しようとした
| ・返戻再請求ではなく月遅れ請求で提出 ・返戻は再請求しないに設定をする |
3006 | 高齢受給者一般レセプト及び高齢受給者7割レセプトについて、特記事項に所得区分又は多数回該当が記録されていません。 | 保険証の所得区分の設定がされていない | 患者の保険証情報の編集で所得区分を設定する |
3130 | 未就学者に該当する年齢です。 | 社保の保険証の続柄が15歳未満なのに「本人」になっていた | 患者の保険証情報の続柄を「本人」から「家族」に変更 |
3140 | 本人の資格年齢(15歳以上)に達していません。 | 社保の保険証の続柄が15歳未満なのに「本人」になっていた | 患者の保険証情報の続柄を「本人」から「家族」に変更 |
4466 | コメントコードの日付の記録が誤っています。 | F局などの処置の前回実施年月の摘要コメントが未来日になっている | 処置の前回実施年月日の摘要コメントを過去日に変更する |
4640 | 点数・回数算定単位に逓減の行われていない逓減対象診療行為が複数記録されています。 | 同日に同じ処理(P検査等)が2つ算定されている | どちらか片方を算定なしか処置を削除する |
4892 | 医療機関名称が審査支払機関に登録されている医療機関名称と異なっているため、審査支払機関に登録された医療機関名称に置き換えて受付けました。 | 医療機関名が届出で登録されている医療機関名と一部相違している | 置き換えて受付られているので対応不要 |
