レセプト返戻が来た場合の再請求方法を記載します。
返戻レセプトをオンラインで再請求する
以下の流れでオンライン再請求を実施します。
返戻ファイルを「オンライン請求システム」よりダウンロードする
[設定]>[月次業務]>[返戻]から[返戻データ取り込み]で返戻ファイルをDentisにアップロードする
各患者ごとの返戻理由を確認して該当する箇所の修正を行う
[レセプト再請求月]を選択し[再請求]を選択する
再請求レセプトは[設定]>[月次業務]>[レセプト]で再請求月として設定した月のレセプトに反映されるので、レセプトチェック後「社保」・「国保」のUKEファイルと合わせて出力し提出する
■請求対象外にする場合
請求対象外としたい患者情報を選択し[再請求しない]にチェックをつけると「対象外」のフェーズに変わり、再請求の対象外になります。
(1)未対応 | 返戻データを取り込んだだけの状態 |
(2)再請求 | 診療録などを修正をし再請求ボタンを押した状態 |
(3)対象外 | 請求対象外にしたデータ |
修正によって発生した未過収を再会計する
返戻で診療録情報を編集した場合は、再度会計を実施します。未過収金が発生した場合は、状況に応じて精算を行います。会計方法詳細は会計操作をご確認ください。
他社レセコンからDentisに移行した場合の対応
他社レセコンで提出したレセプトの返戻ファイルはそのままの状態ではDentisで取り込み・返戻請求の対応することができません。弊社サポート窓口までご連絡の上、下記ご対応をお願いします。
医療機関様にてご対応いただく内容
1 | 返戻データをサポートデスクまで提出 |
2 | 返戻対象の診療録を新規作成 |
3 | サポートデスクから受け取った返戻データを取り込み |
4 | 返戻内容を修正し再請求処理を行う |
*返戻データをご提出いただいてから再請求まで、おおよそ1ヶ月ほどかかります。申し訳ありませんが下記例の通り、翌月に再請求をお願いいたします。
| レセプト請求 | 返戻レセプト再請求 |
Dentis利用開始月 | 他社レセコンで実施 | 他社レセコンで実施 |
翌月 | Dentisで実施 | 出来ない(サポートデスクに返戻ファイルを送付) |
翌々月 | Dentisで実施 | Dentisで実施(サポートデスクに渡したデータも取り込み請求) |
他社レセコンからDentisに移行した場合の返戻対応の手順詳細
1、返戻データをサポートデスクまで提出
共有ドライブへ返戻データをアップロードし、サポートデスクまでその旨をご連絡ください。
*共有ドライブが発行されていない・不明点がある場合はサポートデスクまでお問い合わせください。
*返戻データをご提出いただいてから修正データのお渡しまで約2週間ほど頂戴しております。
2、返戻対象の診療録を新規作成
診療録データ移行を実施している場合としていない場合で手順が異なります。
<返戻内容>
例えば9/1診療録が査定により返戻になった場合、診療録の修正・新規作成は同月全てのカルテで実施します
| 9/1 | 9/2 | 9/17 |
返戻対象 | 査定により返戻 | 問題なし | 問題なし |
診療録の修正・作成 | 作成・修正 | 作成 | 作成 |
◾️診療録データ移行を実施している場合
返戻対象となった診療録の[診療開始日]をDentisで確認し、控えておく
返戻対象となった診療録に加え、同月の診療録全てを自費に変更する
[診療一覧]>[診療録作成]で新しい診療録を作成し、自費にした元の診療録全てを同じ内容を入力(返戻による修正箇所は修正)、[保存]を行う
◾️診療録データ移行を実施していない場合
[診療録]>[診療一覧]>[診療録作成]で返戻となった月のすべての診療録を作成し(返戻による修正箇所は修正)、[保存]を行う
登録方法は診療録データ移行を実施している場合の動画をご確認ください。
3.修正済みの返戻データを取り込み
サポートデスクより修正済みの返戻データを共有ドライブからダウンロードし、設定>月次業務>返戻>返戻データ取り込みにてアップロードしてください。
4.返戻内容を修正し再請求処理を行う
詳しい手順は、本コンフルの返戻レセプトをオンラインで請求するをご確認ください。