この記事でできること
「DENTIS」と、レントゲンなどの他社システムとの連携が「PCの入れ替え」等によって止まってしまったときに、もう一度つながる状態に戻す方法をご案内します。
なお、以下の事象に当てはまらない場合はこちらの記事を確認して復旧作業を確認ください。
本記事の対象:DENTISの連携プログラム(以下、dentis-boot)を設置したPC端末(以下、AGENT PC)の破損等で入れ替えを実施した場合の復旧
【本手順書をもって医療機関での復旧・作業が難しい場合】
弊社で連携作業を承りますが、その場合は5万円(税別)×連携数の費用が発生いたします。
本記事をもとに医療機関で作業を進めていただくことは可能ですが、作業が難しい場合や、作業しても復旧・連携ができなかった場合は、弊社と連携先システム会社との間で別途連携作業が必要となり、5万円(税別)×連携数の費用が発生いたします。
また連携作業を行うための条件として、dentis-bootを設置するAGENT PCから連携先システムへ通信できる状態が必要です。
作業を始める前に必ずお読みください(重要)
⚠️ このセクションは飛ばさずに必ずお読みください
この記事で対応できるのは、AGENT PCを入れ替えた場合のみです。
それ以外のケースは本記事の対象外となり、復旧には連携先ベンダーとの調整、弊社による作業と費用が発生いたします。
本記事の作業にあたり、連携先ベンダーへの連絡・対応が必要です。
連携先ベンダーへの対応依頼が必要になります。事前に連携先ベンダーと調整、確認してから作業を始めてください。
作業前にDENTISサポートデスクまでご連絡ください。
本作業実施のためにdentis-bootの設定を医療機関様で編集いただける状態に設定変更をいたします。
今の設定を必ず残しておく 。
作業を始める前に、設定画面のスクリーンショットを撮るか、画面に表示されている文字をメモ帳などにコピーしておいてください。うまくいかなかったときに、元の状態に戻すために必要です。
記事中の「
\192.168.1...」「C:¥…」のような文字列(パス)は、説明のためのサンプルですこのサンプルをそのまま貼り付けてしまうと、連携が止まる原因になります。必ず、貴院で実際に使われている文字列(パス)に置き換えて入力してください。
正しい文字列(パス)が分からないときは、その場で入力せず作業を中断し、連携先ベンダーに確認してください。
不明なまま進めると、設定が壊れてしまう可能性があります。
連携先のシステム自体を別のシステム(新ソフトウェアへのバージョンアップを含む)に変更する場合は、本記事の作業には該当しません。
弊社と連携先システム会社との間で別途連携作業が必要となり、税別5万円×連携数の費用が発生いたします。また連携作業を行うための条件として、dentis-bootを設置するPCから連携先システムへ通信できる状態が必要です。
医療機関ごとの端末・ネットワークに起因する個別具体的なご質問については、本記事の範囲ではお答えいたしかねます。
基本的な連携の仕組み
DENTISと他社システム(レントゲンなど)をつなぐために、「dentis-boot」と呼ばれるソフトウェアを使います。このdentis-bootは、医療機関にご用意いただいたPC(多くの場合は受付PC)に設定し、「共有フォルダ(ファイルをやり取りする場所)」を通じて患者情報や画像データをDENTISに送ったり受け取ったりすることで連携を実現しています。
※下記はレントゲンと連携した場合の例です。
【パターンA】dentis-bootを受付PCなどに設定し、共有フォルダはレントゲンサーバーの中にある場合
【パターンB】dentis-boot、共有フォルダともに、どちらもレントゲンサーバーの中にある場合
作業手順
PCそのものを新しくした場合、こちらの手順で最初から設定し直します。順番に進めてください。
パターン別のステップ
ステップ | 内容 | 【パターンA】dentis-bootを受付PCなどに設定し、共有フォルダはレントゲンサーバーの中にある場合 | 【パターンB】dentis-boot、共有フォルダともに、どちらもレントゲンサーバーの中にある場合 |
ステップ1 | 標準フォルダを準備する | 必要 | 必要 |
ステップ2 | dentis-bootを設定する | 必要 | 必要 |
ステップ3 | dentis-bootを起動する | 必要 | 必要 |
ステップ4 | スクリーンセーバー・スリープ設定を行う | 必要 | 必要 |
ステップ5 | 連携用データの出力フォルダを作る | 不要 | 必要 |
ステップ6 | 連携用フォルダへのアクセスを設定する | 必要
| 不要 |
各パターンの判定方法
DENTISにログインを行い、画面左側の「設定」をクリックし、表示された画面内の「医療機関管理」をクリックします。画面上部の「システム連携」タブをクリックし、表示された一覧から該当する連携の「設定」をクリックします。
「ファイル入力設定」のファイルパスを確認し、パターンを判定する
ファイルパスが「
\\192.168.1.150…」となっている場合はパターンAファイルパスが「
C:¥…」となっている場合はパターンB
※なお「ファイル入力設定」は「\\192.168.1.150…」だが「ファイル出力設定」は「C:¥…」のようになっている場合も一部ございます。その場合はdentis-bootを入れたPCが2台あり、1機器に対してそれぞれのdentis-bootが別の役割を果たしています(1台は患者属性用、もう1台は画像連携用)。交換した端末を確認して当てはまるパターンを確認してください。
ステップ1:標準フォルダを準備する
下記のzipファイルをデスクトップにダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルを右クリックし、「すべて展開(T)」をクリックします。
表示された画面の下部にある「展開(E)」ボタンをクリックします。デスクトップに「MEDLEY_Dentis」という名前のフォルダが作られます。
展開が終わったら、不要になったzipファイルを右クリックし、「削除」をクリックして消しておきます。
キーボードの「Windowsキー」と「Rキー」を同時に押し、「ファイル名を指定して実行」という小さな画面を表示します。「c:¥」と入力して[OK]をクリックすると、PCの中の「Cドライブ」という場所が画面に表示されます。
デスクトップにある「MEDLEY_Dentis」フォルダの中に入っている「MEDLEY」フォルダを、マウスでドラッグして、「手順5」で開いたCドライブの画面へ移動させます。
ステップ2:dentis-bootを設定する
DENTISにログインを行い、画面左側の「設定」をクリックし、表示された画面内の「医療機関管理」をクリックします。画面上部の「システム連携」タブをクリックし、表示された一覧から該当する連携の「設定」をクリックします。
右下にある「ダウンロード」をクリックします。
「動作環境」の欄で、お使いのPCのOSとCPUを選びます。Windows(64bit)の場合は「Intel 64-bit」を選び、「ダウンロード」をクリックしてデスクトップに保存します。
デスクトップに保存されたzipファイルを右クリックし、「すべて展開」をクリックします。
展開されたフォルダを右クリックして「切り取り」をクリックします。
「Windowsキー」と「Rキー」を同時に押し、「ファイル名を指定して実行」を表示し、「
c:¥」と入力して[OK]をクリックすると、PCの中の「Cドライブ」という場所が画面に表示されます。表示された画面の中から、「MEDLEY」フォルダ→「dentis」フォルダ→「dentis-agent」フォルダの順にダブルクリックして開いていきます。dentis-agentフォルダを開いたら、その場所で右クリックし、「貼り付け」をクリックします。「dentis-agent」のフォルダが貼り付けられます。
Cドライブの
MEDLEY\dentis\dentis-bootフォルダの中にある「dentis-boot.bat」というファイルを右クリックし、「メモ帳で編集」をクリックします。以下画像の赤枠部分を「手順7」で貼り付けたフォルダの名前に書き換えて保存します。
例)変更前:
start /MIN C:\MEDLEY\dentis\dentis-agent\zzzzzz_dentis-agent\dentis-agent.bat例)変更後:
start /MIN C:\MEDLEY\dentis\dentis-agent\x-ray_dentis-agent\dentis-agent.bat
ステップ3: dentis-bootを起動する
Cドライブの
MEDLEY\dentis\dentis-bootフォルダの中にある「dentis-boot.bat」を右クリックし、「送る(N)」→「デスクトップ(ショートカット作成)」の順にクリックします。デスクトップに「dentis-boot.bat - ショートカット」が作られたことを確認します。
PC起動時に自動で立ち上がるようにする
デスクトップに作った「dentis-boot.bat - ショートカット」を右クリックし、「コピー」をクリックします。
「Windowsキー」と「Rキー」を同時に押し、「ファイル名を指定して実行」の画面を表示し、「
shell:startup」と入力して[OK]をクリックします。開いた画面の中で右クリックし、先ほどコピーしたショートカットを「貼り付け」します。
PCを再起動し、dentis-bootが自動で起動すること、連携先機器との連携がきちんと取れることを確認してください。
ステップ4: スクリーンセーバー・スリープ設定を行う
前提として、dentis-bootはPCが「スクリーンセーバー」や「スリープモード(自動で休止する状態)」になると、正しく動かなくなります。次の設定で、自動で休止しないようにしておきましょう。
「Windowsキー」と「Iキー」を同時に押してWindowsの設定を開きます。
「システム」→「電源とバッテリー」→「画面、スリープ、休止状態のタイムアウト」の順に開きます。
「電源に接続」と「バッテリ駆動」の両方の項目を、すべて「なし」に設定します。
ステップ5:連携用データの出力フォルダを作る
📝【パターンA】dentis-bootを受付PCなどに設定し、共有フォルダはレントゲンサーバーの中にある場合は、このステップは不要です。次の「ステップ6」に進んでください。
予定画面左側のメニューから、[設定]をクリックします。
[医療機関管理]タブを選び、[システム連携]タブを開きます。
一覧の中から設定を変更したい項目を探し、右端にある[設定]ボタンをクリックしてください。
「ファイル入力設定」と「ファイル出力設定」欄とに表示されている「ファイルパス」を確認します。
「手順4」で確認した「ファイルパス」から、一番最後の「ファイル名」の部分を除いた「フォルダの場所」を確認します。
例)ファイルパスが「
C:\patients\patient_{{f.Time.Now.Format "20060102_150405"}}.csv」の場合、フォルダの場所は 「C:\patients」です。
「Windowsキー」と「Rキー」を同時に押し、「ファイル名を指定して実行」を表示します。「手順3」で確認したフォルダの場所のうち、一番手前の「ドライブ」の部分(例:
C:\)を入力し、[OK]をクリックします。開いた画面の中に、「手順3」で確認したフォルダ名(例「
patients」)があるか確認します。すでにある場合:作業はここで終了です
まだない場合:何もない場所で右クリックし、「新規作成(X)」→「フォルダー(F)」の順にクリックし、名前をファイルパスで設定している名称に変更します
C:\patientsの場合はpatients
ステップ6:連携用フォルダへのアクセスを設定する
📝本ステップの実施には連携先ベンダーでの対応が必要となります、必ず連携ベンダーと調整、確認してください。
【パターンA】dentis-bootを受付PCなどに設定し、共有フォルダはレントゲンサーバーの中にある場合の手順
※下記3つは連携先ベンダーに必ず確認してください。
共有フォルダがあるPCのIPアドレス
共有フォルダへアクセスするためのユーザー名・パスワード
共有フォルダの名前
dentis-bootを設置するPCで、タスクバーの「フォルダのマーク」をクリックするか、「Windowsキー」と「Eキー」を同時に押して「エクスプローラー」を開きます。
エクスプローラーの入力欄に
¥¥と、共有フォルダがあるPCのIPアドレスを入力し、「Enter」を押します。「ネットワーク資格情報の入力」という画面が表示された場合は、共有フォルダへアクセスするためのユーザー名とパスワードを入力し、「資格情報を記憶する」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
共有フォルダへのアクセスに成功すると、共有されているフォルダの一覧が表示されます。
連携に使うフォルダが問題なく開けることを確認します。
【パターンB】dentis-boot、共有フォルダともに、どちらもレントゲンサーバーの中にある場合の手順
連携先機器内でdentis-bootが動作しているため、本項目の作業は不要です。




