クラウンの処置入力方法に関して解説します。
該当歯に治療の記録がない場合、口腔情報にあらかじめ失活歯登録をしておくと、失PZを自動算定するようになります。
※ DentisでPul、Per病名で根管治療を行っている場合、口腔情報が自動で失活歯になりますので、失活歯の登録は不要です。
該当歯の処置をした実施した歯に対してクラウン作成のための入力を実施します。
参考 : C病名の治療の流れ / Per病名の治療の流れ / Pul病名の治療の流れ
治療計画〜装着までの入力
計画作成
[処置内容を追加] > [治療計画から選択]をクリックします。
[除去・クラウン作成]をクリックします。
セット内の補綴物治療計画(クラウン)を選択し[一括登録]ボタンをクリックします。
セット内の補綴物治療計画(クラウン)を選択し[編集]ボタンをクリックします。
補綴物治療計画は、デフォルト値として以下値がセットされています。
歯冠形成種別 : 生PZ
歯冠タイプ : FMC
冠の材質 : 金パラ
接着材料 : レジン・標準型・接着材料1
歯冠形成種別や補綴物等を変更されたい場合には、編集から変更して下さい。
歯冠形成種別、歯冠タイプ、冠の材質、接着材料それぞれの編集が可能です。編集後に[登録]してください。
診療録に治療計画が登録され、計画は完了です。
歯冠形成・imp・BT
[除去・クラウン作成計画]セット内の処置を選択し、診療録に登録します。
歯冠タイプで選択した冠に合わせて加算が自動付与されます。
装着
[処置内容を追加] > [治療計画から選択] > [クラウンセット]を選択します。
[クラウンセット]セット処置内のクラウン装着を選択します。
必要に応じて接着材料(コメント)、補管を選択し[一括登録]をクリックします。
治療計画で選択した冠や接着材料、付随する加算や摘要コメントが自動で登録されます。
補管(クラウン・ブリッジ維持管理料)の確認
Dentisで登録された補綴装着、補管算定は、補綴物一覧に自動で補管算定日/装着日が記録されます。
補管(クラウン・ブリッジ維持管理料)の算定を行った自院製作補綴物の2年以内に下記を算定した場合は、自動で算定なし、摘要コメント「補管算定yy年nn月dd日」が挿入されます。
補管(クラウン・ブリッジ維持管理料)の対象
下記の通りとなります。
チタン冠
レジン前装チタン冠
硬質レジンジャケット冠
CAD/CAM冠(PEEK冠、エンドクラウンも含む)
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