dpdpを触っていて、「この自由さ、なんか気持ちいいな」と感じたら──
その裏には、きっとこの「簡易板レイヤ」がいます。
簡易板は、複数のレイヤを好きな場所に置いたり重ねたりできる“自由な入れ物”のような存在です。
グリッドへの吸着や整列法則に縛られず、どこにでも自由にレイアウトできるのが特長です。
まさに、グラフィックツールの使い心地をdpdpに持ち込んでいる主役のひとつといえます。
※ 簡易板の中に他の簡易板が自由配置されているイメージ
主な特長
レイヤの自由配置:上下左右、どこでも配置可能です。
重ねる・はみ出す:Z-indexの調整も含め、自由な重なりが可能です。
ネスト構造:簡易板の中に、さらに簡易板や整列板を何層でも置くことができます。
使用イメージ
セクションを作る:ファーストビューやセカンドビューなどセクションの単位として使う。
バーツの作成:親の簡易板を1つの単位として画像やテキストを入れたバナーを作る時。
グルーピング:複数のパーツをグループとしてコンポーネント化する時などにも便利です。
整列板との違い
dpdpには、もう一つ「整列板」というレイヤがあります。
整列板は、内部のレイヤを一定のルールで自動的に整列するタイプのレイヤです。
一方、簡易板は「整える」のではなく「自由に置く」ことが前提になっています。
レイアウトの設計や演出の自由度が高く、グラフィックツールに近い感覚で操作できます。
わかりやすく言うと
整列板 → カード一覧やリストなどの規則的レイアウトに向いています。
簡易板 → メインビジュアルや“余白の表現”が必要な場面に適しています。
最近のトレンドにもぴったり
最近、非対称レイアウトや、あえてズラすデザインがまた注目されています。
dpdpなら、簡易板を使ってこういった“整わない魅力”も気軽に表現できます。
「整える自由」も「崩す自由」もある──それが、簡易板の一番の強みです。
※ 2025年5月現在の情報をもとに作成された記事です。
まとめ
簡易板は、「描くようにWebをつくる」dpdpらしさを象徴するレイヤです。
テンプレから抜け出したい人、構図や重なりを自分で決めたい人は、
まずはこの簡易板から自由にレイアウトしてみてください。
「こんなに自由でいいんだ」と思えたら、それがdpdpの入り口です。