何をするにも自由な簡易板に対して、
要素をキチンと整列させたい時に使うのが整列板です。
dpdpがいくら完全自由レイアウトといっても、
やはりコンテンツは整列させたい、と考えるデザイナーの方も多いと思います。
ここでは、全体を通して規則正しくレイアウトしたり、
一部要素だけ整列させたい時に使う整列板について説明します。
※ 親の整列板の中で子の簡易板が規則に従って整列している様子
主な特徴
レイヤの整列配置:子レイヤを規則正しく並べます。
レイヤ同士の重なり不可・はみ出し可:子レイヤ同士が重なり合うことはできませんが、サイズ指定などで子レイヤを親レイヤから意図的にはみ出させることは可能です。
ネスト構造:整列板の中に、さらに簡易板や整列板を何層でも置くことができます。
使用イメージ
等間隔でテキストを並べる:サイトメニューなどの文字組みに使用。
画像をタイル状に並べる:コンテンツページへのリンク等、見出しを並べる時に使用。
表組を作る:サイト内で表組を作る時に使用。
簡易板との違い
dpdpには、他にも「簡易板」というレイヤがあります。
簡易板は、内部のレイヤを完全に自由に配置できるタイプのレイヤです。
一方、整列板は規則正しく整列させることが前提のレイヤです。
キチンとしたイメージがある分、Webサイトがビジネス寄りになればなるほど
使用頻度が増すレイヤであるともいえます。
わかりやすく言うと
簡易板 ・・・ メインビジュアルや“余白の表現”が必要な場面に適しています。
整列板 ・・・ 一覧リストやコンテンツの整列など、規則的レイアウトに向いています。
まとめ
整列板はオーソドックスなWebデザインのスタイルに適したレイヤです。
その分、自由奔放さはありませんが、堅実なデザインでは力を発揮します。