■概要
このページでは期首商品棚卸高・期末商品棚卸高など、在庫の洗い替えに関する設定方法を紹介しています。
在庫金額の実績データがある場合とない場合で入力方法が異なります。
■BS・CF項目の設定
期首商品棚卸高、期末商品棚卸高については、相手勘定科目は棚卸資産(商品・製品・仕掛品等)を指定し、現金化タイミングはなしを指定します。
期首、期末の製品、仕掛品勘定についても同様です。
この設定でManageboardでは、毎月の在庫棚卸について次の仕訳がきられます。
期首商品棚卸高/商品
商品/期末商品棚卸高
■計画BSの在庫残高を正しく表示するためのポイント
期首、期末商品棚卸高に金額を入力すると、Manageboard内では在庫増減の仕訳がきられます。
したがって、計画BSに正しい在庫残高を表示するには、期首(又は月初)の在庫金額の情報が必要になります。
■会計の実績データがあるケース
最終の実績月の在庫金額が、計画期間の最初の月の月初残に反映されます。
例えば、3月決算の会社で、4~6月は実績データあり、7月~3月は計画作成の場合、7月頭の在庫金額は6月末の実績の在庫データを自動的に参照し表示します。
■会計の実績データがないケース
計画BSの表示上、計画期間の最初の月の月初残高の金額情報がなければ、計画BSの棚卸資産に正しい残高が表示されません。
(棚卸資産の増減の毎月の累計額が商品勘定に表示されます)
計画期間の最初の月の月初残高は手入力ができないため、計画期間の前月末に正しい残高を設定する必要があります。
例えば2020年4月のBS計画の商品勘定期首残高を1,000と設定したい場合、2020年3月の期末商品棚卸高に1,000を入力します。