概要
このページでは、計画PLの[数値の一括操作]機能について説明します。
勘定科目ごとに予算の金額を一括で設定することが可能です。
利用シナリオ
Manageboard上で予算を立てたい場合
前期や当期の実績値を使用して予算を立てたい場合
利用上の注意点
[数値の一括操作]で保存をクリックし、再度数値の一括操作画面を開くと、設定画面上は以前設定した勘定科目ごとの操作や数値の項目がデフォルトの状態に戻ります(予算数値は前回の設定がそのまま反映します)
[数値の一括操作]の設定は計画バージョンごとに保持します
「なし」で再保存を行った場合、予算データに影響はありません
制限事項
操作権限が「閲覧ユーザー」の方は利用できません
数値の一括操作の手順
①[計画]>[月次計画]>任意の計画バージョンをプルダウンで選択
②画面右上の[歯車マーク]>[数値の一括操作]ボタンをクリック
③勘定科目ごとに、操作をプルダウンで選択し、任意の数値を入力し、保存をクリック
毎月同額
「数値」に入力した値が、月の予算の金額に反映します。
例えば、10,000円と入力すると、毎月の予算が10,000円に設定されます。
前期実績(同月)
前年同月の実績の値が、月の予算の金額に反映します。
例えば、前期9月の実績が20,000円の場合、当期9月の予算が前年同額の20,000円に設定されます。
前期実績(平均)
前年実績の平均の値が、月の予算の金額に反映します。
例えば、前期の売上高合計が120,000円の場合、120,000円÷12か月=10,000円が毎月の売上高の予算に設定されます。
※計画期間「実績なし」の場合、数値は0が入力されます。
当期実績(最終月)
当期実績の最終月の値が、月の予算の金額に反映します。
例えば、会計期間:2020年4月~2021年3月、計画期間:2020年7月~(実績の表記は、2020年4月~2020年6月(3か月))の場合、
2020年6月の数値が2020年7月~2021年3月に設定されます。
※計画期間「実績なし」の場合、数値は0が入力されます。
当期実績(平均)
当期実績の平均の値が、月の予算の金額に反映します。
例えば、会計期間:2020年4月~2021年3月、計画期間:2020年7月~(実績の表記は、2020年4月~2020年6月(3か月))の場合、
2020年4月~2020年6月の実績数値の平均値が2020年7月~2021年3月に設定されます。
※計画期間「実績なし」の場合、数値は0が入力されます。
当期着地(均等)
「数値」に入力した金額を年間予算として、計画月の金額が当期実績を差し引いた残額を平均し自動計算します。
例えば、会計期間:2020年4月~2021年3月、実績:2020年4月~2020年6月(3か月)累計150,000円、計画期間:2020年7月~の場合に数値欄に1,050,000円と入力したケース。
上記の場合、計画月の累計は、1,050,000円-実績月累計150,000円=900,000円となります。
900,000円を、2020年7月~2021年3月の9か月間の計画値に平均して割り振ります。
※計画期間「実績なし」の場合、「数値」に入力した値を12か月で割った値が各月に入力されます。
当期着地(前年波動)
「数値」に入力した金額を年間予算として、計画月の金額を前年実績に比例し自動計算します。
例えば、会計期間:2020年4月~2021年3月、実績:2020年4月~2020年6月(3か月) 累計4,186,080円、計画期間:2020年7月~の場合に数値欄に20,000,000円と入力したケース。
上記の場合、計画月の累計は、20,000,000円-実績月累計4,186,080円=15,813,920円となります。
15,813,920円を前期実績の数字をベースに、2020年7月~2021年3月の9か月間の計画値に割り振ります。
数値の一括操作をまとめて行う場合
複数の勘定科目をまとめて一括操作したい場合、チェックボックスにチェックを入れ、操作列の一番上のプルダウンから任意の項目を選択ください。
※「毎月同額」「当期着地(前年波動)」「当期着地(均等)」の場合、数値列に各勘定科目の計画値を入力後、[保存]をクリックしてください。