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請求/給与計算ロジックについて

このマニュアルでは、MatchinGoodのシステム内で、スタッフの方の勤務時間を元に「請求金額」や「給与金額」がどのように計算されるかのロジックと、端数処理のルールについてご案内します。

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対応者:樋下
今週アップデートされました

🗓️ 更新日

2025年10月23日

📚 目次

  1. 計算方法(時間・時給)

  2. 時間計算のルール(分単位の小数換算)

  3. 請求/給与金額の計算ロジックと端数処理


1. 計算方法(時間・時給)

MatchinGoodでは、時給の場合、請求金額・給与金額ともに、以下の計算式で算出されます。

金額 = 実働時間×時給

  • 実働時間:実際に働いた時間を小数点(時間)に換算した値です。

  • 時給:請求先やスタッフの単価設定に基づいた1時間あたりの金額です。


2. 時間計算のルール(分単位の小数換算)

実働時間は、分単位時間単位の小数に換算して計算に使用します。

  • 1分は、1/60時間(0.01666...時間)として扱われます。

  • 計算では、この時間単位の小数を保持して計算に用います。

📝 分から小数への換算例

勤務時間 分単位 時間単位(小数)

1時間00分 60分 1.00時間

1時間15分 75分 1.25時間

6時間50分 410分 6.833...時間

⚠️ 注意: 実働時間(小数)の計算結果には、切上げ・切捨て・四捨五入といった端数処理の設定は適用されません。常に正確な値で計算が行われます。

💡 Tips: 60分を基準に計算されるため、10分0.1666...時間1分0.01666...時間となります。


3. 請求/給与金額の計算ロジックと端数処理

請求金額および給与金額の計算は、それぞれのマスタに登録された端数処理のルールに従って、最終的な円未満の処理が行われます。

📌 計算手順

  1. 金額の算出(小数)

    実働時間(小数)と時給を用いて、円未満まで算出します。

    請求/支給金額(小数)= 実働時間(小数)× 時給

  2. 端数処理

    算出された金額(小数)に対して、それぞれの設定に基づいた円未満の処理を適用します。

💰 請求金額の計算ロジックと端数処理

請求/支払金額の端数処理には、契約に紐づく請求先の「円未満」項目の設定が適用されます。

🧮 適用例(請求金額)

実働時間 6時間50分(6.83333時間) × 請求時給1,000円 = 6,833.333円

請求先設定

処理後の請求金額

切上げ

6,834円

切捨て

6,833円

四捨五入

6,833円

⚠️ 注意: 四捨五入は、0.5円 以上の端数を繰り上げます。わずかな差でも、0.5円 を境に結果が変わります。


❓ 解決しない場合の案内

上記を確認しても計算結果が合わない、または設定に関するご不明点がある場合は、お気軽に弊社サポートまでお問い合わせください。

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