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料金情報マスタの設定方法

料金情報マスターを登録・編集・削除する手順です。 会社情報に紐づく料金情報を登録する際に、あらかじめ登録したマスターを呼び出して自動反映できるため、毎回の入力の手間を大幅に減らせます。

小澤 avatar
対応者:小澤
2か月以上前に更新

最終更新日:2025年10月30日

📋 目次

  • 登録前に確認すること

  • 料金情報マスターを登録する

  • 料金情報マスターを編集・削除する

  • 料金情報を登録時にマスターを反映する

  • 詳細マニュアルを開く


1. 登録前に確認すること

料金情報マスターは、会社情報で新規の料金情報を登録する際に呼び出せるテンプレートです。
マスターに登録した内容が自動で反映されるため、入力ミスの防止や登録時間の短縮につながります。

💡 どの会社情報にも共通して利用できるため、標準的な料金体系をまとめて登録しておくのが効果的です。


2. 料金情報マスターを登録する

手順

  1. 【派遣】タブ>【マスター】>【料金情報マスタ設定】を開きます。

  2. 画面右上の「新規登録」ボタンをクリックします。

  3. 新規登録画面で、以下の項目を入力します。


入力項目一覧

項目名

内容

月間就業時間

勤怠管理でこの時間を超えるとアラートが表示されます。フレックスタイム勤務の場合、この時間を超えた分は法定外残業単価で計算されます。

勤務時間

就業開始・終了時間を入力します。

休憩時間

休憩時間を分単位で入力します。

深夜休憩時間

深夜帯に取得する休憩時間を入力します。

所定労働時間

※自動計算。勤務時間と休憩時間から算出されます。

給与支払いサイト

「月/週/日払い」「○日締め」「当月/翌月/翌々月○日払い」を設定します。

有給休暇時間単位消化時の所定労働時間調整

日給・月給の場合に設定可能です。「調整する」を選ぶと、有給休暇取得時に所定労働時間が自動調整されます(例:7時間 → 半日有給時は3.5時間)。「調整しない」を選ぶと、7時間のまま計算されます。
⚙️ 設定前提:契約画面で「法定内残業の時間計算実施有無」を「実施する」、料金情報で「法定外残業の時間計算実施有無」を「実施する」または「所定労働時間を超過したら実施する」に設定してください。

フルタイム勤務

チェックを付けた料金情報で勤務するスタッフは、事業報告書類上「フルタイム勤務者」に分類されます。

フレックスタイム勤務

給与支払いサイトが「月払い」かつ料金が「月給」のときのみ設定可能です。
月間就業時間を超えた分は「法定外残業単価」となり、深夜割増・休日割増も自動適用されます。

法定外残業の時間計算実施有無

「実施しない」:8時間超過しても基本労働時間として扱います。
「実施する」:1日8時間を超えた分を法定外残業として扱います。
「所定労働時間を超過したら実施する」:料金情報で設定した所定労働時間を超過した時間を法定外残業とします。

給与分類

時給・日給・月給制を選択します。

通常単価

基本単価を入力します。

法定内残業単価

※自動入力(通常単価と同額)。

法定外残業単価

※自動入力(通常単価×1.25)。

法定外残業単価(月45h超)

※自動入力(通常単価×1.25)。

法定外残業単価(月65h超)

※自動入力(通常単価×1.5)。

法定休日単価

※自動入力(通常単価×1.35)。

所定休日単価

※自動入力(通常単価と同額)。

深夜割増手当

※自動入力(通常単価×0.25の金額が手当として計上)。

💡補足

通常単価以外の単価項目は自動入力されますが、手動で独自の金額を設定することも可能です。独自設定した場合、自動計算は上書きされません。

欠勤控除

勤怠実績で「欠勤(控除あり)」を登録した際、設定金額が給与明細にマイナス計上されます。控除をさせたくない場合は0円で登録してください。

交通費

下記のいずれかを選択します。
実費:勤怠>実績画面で交通費を入力すると計上されます。
一律:日額の交通費を設定(例:1,000円)。定期代の自動反映は不可。
支給なし:スタッフ負担。勤怠への影響なし。
最大:設定した上限金額を超える場合、実績交通費を上限値に自動調整します。

メモ

登録時の注意点や社内メモなどを自由に入力できます。


登録完了

入力後、「登録」ボタンをクリックします。登録完了メッセージが表示されたら保存完了です。

⚠️ 注意
料金情報マスターを登録していない場合、会社情報の料金情報入力画面で「マスターから反映」ボタンを押しても選択肢が表示されません。


3. 料金情報マスターを編集・削除する

  1. 【派遣】タブ>【マスター】>【料金情報マスタ設定】を開きます。

  2. 編集・削除したいマスターの右側にあるボタンをクリックします。

     - 「コピー📄」:内容を修正し、「更新」で保存。
     - 「編集🖋」:内容を修正し、「更新」で保存。
     - 「削除✖」:確認ダイアログで「OK」を押✖と削除完了。

💡 不要なマスターを定期的に整理しておくと、登録時の誤選択を防げます。


4. 料金情報を登録時にマスターを反映する

  1. 【会社情報詳細】>【料金情報】>「新規登録」をクリックします。

  2. 料金情報マスタのプルダウンから登録済みのマスターを選択し、「反映」ボタンを押します。

  3. 各項目に自動反映されるため、必要に応じて調整後「登録」ボタンで保存します。

💡 マスターを呼び出すことで、毎回の入力作業を最小限にできます。


5. 詳細マニュアルを開く

📎 操作マニュアル-料金情報コピー機能(PDF)

※設定方法:4~7ページ目を参照

※料金情報への反映方法:8~12ページ目を参照

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