最終更新日:2025年11月05日
データ移行やCSV(カンマ区切りのデータファイル形式)取り込み時に利用する、インポート設定を登録・編集・削除する手順です。
設定しておくことで、ファイルを取り込む際の項目マッピングやデータ変換を自動で処理できます。
📋 目次
登録前に確認すること
インポート設定を登録する
インポート設定を編集・削除する
インポート設定を紐づける
1. 登録前に確認すること
インポート設定の操作を始める前に、次の前提条件をご確認ください。
設定対象:
マスターデータ(例:スタッフ、クライアントなど)のインポート
案件・契約情報などのインポート
勤怠実績データのインポート(※勤怠実績は別記事【勤怠実績のインポート設定方法】もあわせてご確認ください)
準備:
インポート設定を行う前に、取り込みたいCSVファイルやデータの形式(列の並び順など)を把握しておきましょう。
⚠️ 注意点
インポート設定では、置換や結合など、取り込み時にデータを加工する設定も行えます。
2. インポート設定を登録する
インポート設定を新規で登録し、インポート時の手間を減らせるように一緒に進めましょう。
① 【共通】タブ > 【マスター】 > 【インポート設定】を開きます。
② 画面右上の【新規登録】ボタンをクリックします。
③ 必要な項目を入力します。
項目名 | 説明 |
設定名 | インポート設定を識別するための分かりやすい名称を、50文字以内で入力します。(例:スタッフマスタ_A社形式) |
対象データ | この設定を適用したいデータ種別を選択します。(例:スタッフ、クライアント、勤怠実績) |
ファイル形式 | CSV形式か、Excel形式かを選択します。 |
インポート処理 | 新規登録のみを行うか、更新(上書き)も行うかを選択します。 |
④ 各項目の入力が終わったら、【登録】ボタンをクリックします。
⑤ 続けて、ファイル項目のマッピング設定に進みます。
ファイル項目マッピングを設定する
この設定を行うと、取り込むファイルのどの列を、マッチングッドのどの項目に対応させるかを自動で紐づけられます。
① ファイルのヘッダー行(項目名が書かれた行)が何行目にあるかを選択します。
② CSVファイルの列と、システム側の項目の紐づけを設定します。
* 取り込むファイルから、インポートしたい項目を左側のリストから選択します。
* システム側の対応する項目を右側のリストから選択します。
③ 設定後、【登録】ボタンをクリックしてマッピング設定を保存します。
💡 斜体マッピング設定では、複数の列を1つの項目に結合したり、列の前後に文字を付与したりする詳細な設定も可能です。
置換設定を行う(任意)
取り込むデータ内の特定の文字列を、インポート時に自動で変換したい場合に設定します。
例:「男性」を「男」、「女性」を「女」に変換したい場合など。
① マッピング設定画面の【置換設定】ボタンをクリックします。
② 【新規登録】をクリックし、「置換前」の文字列と「置換後」の文字列を入力します。
③ 入力後、【登録】をクリックします。
3. インポート設定を編集・削除する
登録済みのインポート設定を変更したい場合や、不要になった場合の手順です。
設定を編集する
① 【共通】タブ > 【マスター】 > 【インポート設定】を開きます。
② 一覧から編集したい設定の設定名をクリックします。
③ 内容を修正し、【更新】ボタンをクリックします。
設定を削除する
① 【共通】タブ > 【マスター】 > 【インポート設定】を開きます。
② 一覧から削除したい設定の設定名をクリックします。
③ 画面右上の【削除】ボタンをクリックします。
⚠️ 削除時の注意
削除すると、この設定を利用してインポートを行うことができなくなります。
過去にこの設定でインポートしたデータには影響しません。
4. インポート設定を紐づける
登録したインポート設定は、データインポート画面で使用します。
利用箇所:
インポート対象となる各マスターデータや情報(例:スタッフ、クライアント)の一覧画面にある【インポート】ボタンから進む画面です。
反映方法:
インポート画面でファイルを選択した後、ドロップダウンリストから登録した設定名を手動で選択して適用します。
選択すると、マッピングや置換などの設定が自動で適用されます。
5. 詳細マニュアルを開く
より詳細な情報や画面イメージは、こちらのPDFマニュアルでもご確認いただけます。
📎 画像付きインポート設定マニュアル(PDF)
▶ ダウンロードはこちら
別記事の案内も必要に応じてご利用ください。
【勤怠実績のインポート設定方法】はこちらをご覧ください。
他にご不明な点があれば、いつでもお声がけください。
