ユーザーからインタラクションを集める重要性
投稿を作成する上で、ユーザーからいいねやコメント、保存などのインタラクションを集めることは非常に重要なポイントです。
なぜなら、インタラクションが多い投稿は、他アカウントよりも、フォロワーのホームフィードやハッシュタグ検索時に上位表示されやすくなったり、発見タブに掲載されるようになったりするためです。
つまり、インタラクションが多く集まると、投稿の露出が高まり、膨大な投稿数の中から、新規・既存フォロワーに投稿を見つけてもらいやすくなります。
ユーザーから反響を得られるコンテンツとは?
ユーザーは投稿を見ただけでは、簡単にいいねやコメントなどの反応はしません。
投稿に対して価値を感じる時に反応します。
ユーザーから反響のあるコンテンツは、以下2つのいずれかの価値を訴求している特徴があります。
機能的価値
情緒的価値
機能的価値とは
機能的価値とは、ユーザーが生活において「為になる」と感じる情報を指します。
つまり、ユーザーにとって学びや参考になる情報です。
例えば、料理のアカウントでは、「野菜の効果的な保存方法」や「身体が温まるレシピ」などTips系の投稿が機能的価値を訴求することができます。
機能的価値の投稿は、保存される傾向が多いです。
なぜなら、ユーザーは、投稿内容が役立つものであると感じた時に、その投稿を「後に見返したい」と考え、投稿を保存するからです。
情緒的価値とは
情緒的価値とは、ユーザーが共感できたり、応援したくなってしまうなどの感情を芽生えさせるような情報を指します。心情に訴えるような投稿で、ユーザーが思わず感情移入してしまうような投稿です。
例えば、キャラクターアカウントでは、「あるあるネタ」や「キャラクターの可愛らしさが伝わるイラスト」などが情緒的価値を訴求することができます。これらの投稿は感情を揺さぶることから、いいねやコメントを獲得しやすい傾向にあります。
機能的価値と情緒的価値はどちらもユーザーから反響を得やすいですが、機能的価値のみ適しているアカウントと情緒的価値のみ適しているアカウントがあります。
無理にどちらも取り入れようとすると、アカウントの世界観やコンセプトが崩れてしまう危険性があるため、アカウントの特性や業界に沿うことを前提に、これらの価値をうまく訴求しながら、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを目指していきましょう。
価値のあるコンテンツを作るために
ユーザーの目線に立つ
機能的価値・情緒的価値の訴求も大事ですが、必ず忘れてはいけないのは「ユーザーの目線に立つ」ことです。
「ユーザーはどんな投稿を求めているのか?」
「自分がユーザーだったら、どんな投稿にいいねをするか?」
などを考えながら、常にユーザー目線を持って投稿を作成しましょう。
特に、商品のPR投稿などを企画する時には、「商品を訴求する」ということに意識が向いてしまいがちですが、ユーザーが興味を持つような投稿でないと他の投稿に埋もれてしまい、投稿を見てもらえません。基本的なことではありますが、Instagramはコミュニケーションツールであることを念頭に、ユーザーの目線に立って、コンテンツを検討しましょう。
フォロワーから情報収集をする
どのようにユーザー目線でコンテンツを作成していけばいいのかは実際にフォロワーに聞いてみましょう。
フォロワーは、自社アカウントに価値を感じ、フォローしてくれたユーザーですので、その方々から直接訊いてみることで有益な情報を得ることができます。
また、ストーリーズでは、クイズスタンプやアンケートスタンプなどがありますので、それらの機能を活用しながら、情報収集を進めていきましょう。
ストーリーズの活用方法の記事はこちら