同期の種類と目的
同期種別 | 主な目的 | 実行単位 | 主な対象者 |
差分同期 | 変更点のみを取得 | 全体/手動実行可 | 全ユーザー |
全同期 | すべてのレコードを再取得 | 全体 | 組織管理者 |
再同期 | 特定オブジェクト単位で全同期 | オブジェクト単位 | 組織管理者 |
1. 差分同期
目的:前回の同期以降に更新されたデータのみを取得する同期方法
実行タイミング
自動:1時間に1回
手動:画面右上の同期マークをクリック
同期の仕組み
レコードの「最終更新日」を基準に変更を検知
項目の変更があっても「最終更新日」が更新されていなければ、変更なしと見なされる
主な用途
1時間に1回自動更新
連携設定の更新後(例:新項目の追加時)に「差分のみ取得」で反映
2. 全同期
目的:すべてのレコードを最初から再取得し、差分同期で取得漏れとなる情報を補完する
実行方法
実行対象と頻度
通常は初回のみ
大規模な設定変更や、差分同期で同期されない項目(数式項目等)の更新時に使用
処理時間と注意
数時間~1日以上かかる可能性あり
3. 再同期(オブジェクト単位での全同期)
目的:特定のオブジェクトに対してのみ全同期を実施する
主な用途
数式項目など、差分同期で検知できない変更への対応
特定オブジェクトの項目値の不一致解消
実行手順(管理者向け)
設定画面を開き、「連携設定」のメニューをクリック
連携先一覧で再同期を行いたい連携先の「歯車マーク」をクリック
オブジェクト一覧を開く
対象オブジェクトの「再同期」をクリック
確認案内にて「はい」をクリック
注意点
同期開始ポップアップは表示されるが、完了通知はない
4. メタ同期(項目・選択肢・ユーザー情報の同期)
目的:Salesforce側での項目や選択肢、ユーザーの変更をSALESCOREに反映させる
項目・選択肢の同期
状況例:SFA側で項目を新規追加・編集してもSALESCOREに表示されない
対応手順(管理者)
「連携設定」画面 →「同期項目」をクリック
新項目があるオブジェクトにチェック
選択肢の変更
対応方法:「同期項目」から設定
連携ユーザーの再同期
状況例:新ユーザーがSFA側で作成されてもSALESCOREに表示されない
対応手順
歯車マークをクリック
「連携先ユーザーの再同期」を実行
関連リンク
サポート案内
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