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同期方法の使い分けマニュアル(差分同期/全同期/再同期/メタ同期)

このページでは、SALESCOREとSFA(Salesforceなど)との間で行われる各種同期方法について、それぞれの用途・影響範囲・注意点を整理しています。同期トラブルの防止や、正確なデータ連携設定のためにご活用ください。

坂本涼 avatar
対応者:坂本涼
2週間以上前に更新

同期の種類と目的


同期種別

主な目的

実行単位

主な対象者

差分同期

変更点のみを取得

全体/手動実行可

全ユーザー

全同期

すべてのレコードを再取得

全体

組織管理者

再同期

特定オブジェクト単位で全同期

オブジェクト単位

組織管理者


1. 差分同期

目的:前回の同期以降に更新されたデータのみを取得する同期方法

  • 実行タイミング

    • 自動:1時間に1回

    • 手動:画面右上の同期マークをクリック

  • 同期の仕組み

    • レコードの「最終更新日」を基準に変更を検知

    • 項目の変更があっても「最終更新日」が更新されていなければ、変更なしと見なされる

  • 主な用途

    • 1時間に1回自動更新

    • 連携設定の更新後(例:新項目の追加時)に「差分のみ取得」で反映


2. 全同期

目的:すべてのレコードを最初から再取得し、差分同期で取得漏れとなる情報を補完する

  • 実行方法

    • 連携設定更新画面 →「全てのレコードを取得」を選択

  • 実行対象と頻度

    • 通常は初回のみ

    • 大規模な設定変更や、差分同期で同期されない項目(数式項目等)の更新時に使用

  • 処理時間と注意

    • 数時間~1日以上かかる可能性あり


3. 再同期(オブジェクト単位での全同期)

目的:特定のオブジェクトに対してのみ全同期を実施する

  • 主な用途

    • 数式項目など、差分同期で検知できない変更への対応

    • 特定オブジェクトの項目値の不一致解消

  • 実行手順(管理者向け)

    1. 設定画面を開き、「連携設定」のメニューをクリック

    2. 連携先一覧で再同期を行いたい連携先の「歯車マーク」をクリック

    3. オブジェクト一覧を開く

    4. 対象オブジェクトの「再同期」をクリック

    5. 確認案内にて「はい」をクリック

  • 注意点

    • 同期開始ポップアップは表示されるが、完了通知はない


4. メタ同期(項目・選択肢・ユーザー情報の同期)

目的:Salesforce側での項目や選択肢、ユーザーの変更をSALESCOREに反映させる

項目・選択肢の同期

  • 状況例:SFA側で項目を新規追加・編集してもSALESCOREに表示されない

  • 対応手順(管理者)

    1. 「連携設定」画面 →「同期項目」をクリック

    2. 新項目があるオブジェクトにチェック

選択肢の変更

  • 対応方法:「同期項目」から設定

連携ユーザーの再同期

  • 状況例:新ユーザーがSFA側で作成されてもSALESCOREに表示されない

  • 対応手順

    1. 歯車マークをクリック

    2. 「連携先ユーザーの再同期」を実行


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