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【エラー対応】SalesforceApiResponseError: 割り当て先 ID: 所有者を空白にしておくことはできません。について

Salesforceの活動やToDo、行動オブジェクトの割り当て先 IDに関するエラーの解説をします。

小谷中一総 avatar
対応者:小谷中一総
2週間以上前に更新

🔍 エラーメッセージの意味


このエラーは、「割り当て先(所有者)を空白にすることは許可されていない」ことを示しています。
Salesforce では、リード・商談・タスクなどのオブジェクトには必ず「所有者(Owner)」が設定されている必要があり、空のまま保存することはできません


🧭 発生する主なパターン


このエラーは、以下のような操作時に発生します。

発生状況

詳細

❌ 一度「割り当て先ID」を入力してから削除した

例:入力欄で名前を選んだ後、「Delete」ボタンで削除した状態で保存しようとした

❌ 何も入力せずに「割り当て先ID」で「Delete」キーを押した

入力欄がフォーカスされた状態で「Delete」ボタンを押した結果、空欄のままにして保存

✅ 何もせずに保存した

所有者が未入力でも、Salesforceのデフォルト所有者(通常は作成者自身)が自動的に入るため、エラーは発生しない


🛠 解決方法


✅ 対処方法 1:割り当て先(所有者)を再入力する

  • 「割り当て先ID」に正しいユーザー名を再指定してください。

✅ 対処方法 2:デフォルト値を設定する

  • 対象のシートで高度な設定あkらデフォルト値を設定しておくと、ユーザーがうっかり削除しても空欄エラーを防止できます。

✅ 対処方法 3:処理ロジック側で入力チェックを行う

  • Apex やフロー、外部システム連携などで空欄が送られてこないようバリデーションチェックを設けます。


📝 備考


  • 作成直後に所有者が自動で設定される仕様になっているため、「何も触らずに保存した」場合には本エラーは起こりません。

  • シート上に割り当て先IDを表示しなくても、レコードの保存は可能です。

  • シート上で割り当て先IDを非表示の状態にしていても、レコードの保存は可能です。


💡 トラブルシューティングのポイント


チェック項目

内容

入力欄の状態

空白になっていないか、削除済みになっていないか確認

フロー

フローで OwnerId を明示的に空にするステップがないか確認


🔍検索キーワード


SalesforceApiResponseError: 割り当て先 ID: 所有者を空白にしておくことはできません。

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