🔍 エラーメッセージの意味
このエラーは、「割り当て先(所有者)を空白にすることは許可されていない」ことを示しています。
Salesforce では、リード・商談・タスクなどのオブジェクトには必ず「所有者(Owner)」が設定されている必要があり、空のまま保存することはできません。
🧭 発生する主なパターン
このエラーは、以下のような操作時に発生します。
発生状況 | 詳細 |
❌ 一度「割り当て先ID」を入力してから削除した | 例:入力欄で名前を選んだ後、「Delete」ボタンで削除した状態で保存しようとした |
❌ 何も入力せずに「割り当て先ID」で「Delete」キーを押した | 入力欄がフォーカスされた状態で「Delete」ボタンを押した結果、空欄のままにして保存 |
✅ 何もせずに保存した | 所有者が未入力でも、Salesforceのデフォルト所有者(通常は作成者自身)が自動的に入るため、エラーは発生しない |
🛠 解決方法
✅ 対処方法 1:割り当て先(所有者)を再入力する
「割り当て先ID」に正しいユーザー名を再指定してください。
✅ 対処方法 2:デフォルト値を設定する
対象のシートで高度な設定あkらデフォルト値を設定しておくと、ユーザーがうっかり削除しても空欄エラーを防止できます。
✅ 対処方法 3:処理ロジック側で入力チェックを行う
Apex やフロー、外部システム連携などで空欄が送られてこないようバリデーションチェックを設けます。
📝 備考
作成直後に所有者が自動で設定される仕様になっているため、「何も触らずに保存した」場合には本エラーは起こりません。
シート上に割り当て先IDを表示しなくても、レコードの保存は可能です。
シート上で割り当て先IDを非表示の状態にしていても、レコードの保存は可能です。
💡 トラブルシューティングのポイント
チェック項目 | 内容 |
入力欄の状態 | 空白になっていないか、削除済みになっていないか確認 |
フロー | フローで OwnerId を明示的に空にするステップがないか確認 |
🔍検索キーワード
SalesforceApiResponseError: 割り当て先 ID: 所有者を空白にしておくことはできません。