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【解説】シートの絞り込み機能(フィルタ機能)について

シートの絞り込み機能(フィルタ機能)について説します。

小谷中一総 avatar
対応者:小谷中一総
3か月以上前に更新

このページの目的


シートの絞り込み機能(フィルタ機能)について理解する。


絞り込み機能(フィルタ機能)について


そのシートに表示したいものを絞り込む機能です。

Excelやスプレッドシートのフィルタ機能という認識で大丈夫です。


設定方法


設定方法は、2つあります。

①シート上の「絞り込み」から設定する

②絞り込みたい項目を右クリックし、「フィルタ」をクリックする。

①と②の違いは、条件があらかじめ設定されているか否かの違いになります。

①の場合

②の場合

多くの場合は、②で、絞り込み(フィルタ)をしたい項目上で右クリックしていただき

フィルタを設定を頂ければ幸いです。

絞り込みで設定内容

以下のように3つの項目があります。

番号

種類

内容

絞り込み項目

どのオブジェクトのどの項目で

絞り込むかという対象の選択

商談オブジェクトのフェーズ

商談オブジェクトの商談名

商談オブジェクトの金額

条件

項目のデータ型に合わせた

絞り込み方法を選択

(受注をという)選択肢と等しい

(テストという)文字列を含む

(100,000)以上

条件の値

条件に対しての値を選択

フェーズの値が「受注」

商談名の値が「テスト」

金額の値が「100,000」

条件と条件の値には他にも種類があります。

詳細を知りたい方は、【発展】シートの絞り込み機能(フィルタ機能)についてをご確認ください。

ここでは1つ事例を紹介します。

事例:フェーズが「受注」に等しい商談

以下のように、条件をクリックすると、条件が表示されます。

その後、条件の値を設定します。

以下、条件と条件の値についての簡単な説明です。

条件

内容

条件の値

等しい

条件の値と完全一致したもの

※NULLと空文字、

現在の選択肢にない選択肢は対象外

受注

受注であるもの

(口頭(文面)受注という選択肢がある場合は対象外)

異なる

条件の値と完全一致にないもの

※NULLと空文字、

現在の選択肢にない選択肢は対象外

受注

受注以外のもの

(口頭(文面)受注という選択肢がある場合は対象)

次のどれか

条件の値(選択肢)を含む

※NULLと空文字、

現在の選択肢にない選択肢は対象外

受注

受注であるもの

(口頭(文面)受注という選択肢がある場合は対象外)

次のどれでもない

条件の値(選択肢)を含まない

※NULLと空文字、

現在の選択肢にない選択肢は対象外

受注

受注以外のもの

(口頭(文面)受注という選択肢がある場合は対象)

次の文字列を含む

条件の値を含むもの

受注

受注という文字列を含むため、

未受注という選択肢があれば、含まれる

次の文字列を含まない

条件の値の含まないもの

受注

受注という文字列を含むため、

未受注という選択肢があれば、含まれない

入力あり

入力が有るもの

(NULLと空文字以外の全て)

受注

入力が有るもの

入力なし

入力が無いもの

(NULLと空文字のみ)

受注

入力が無いもの

問題なければ、適用をクリックしてください。

以下のように、「受注」だけの商談に絞り込まれました。

問題なければ、必ず右上の「設定を保存」をクリックしてください

以上となります。

お疲れさまでした。

補足:特殊な絞り込み(配列型・複数選択肢)について

配列型(複数選択肢)に関しては、2つ選択した場合で記載しています。

条件

内容

条件の値

結果

入力なし

入力が無いもの

入力が無いもの

NULLと空文字のみ

入力あり

入力が有るもの

入力が有るもの

NULLと空文字以外の全て

次の要素を含む

条件の値を

含むもの全て

RI, Autolog

RI or Autolog を含むもの全て

RI単体

Autolog単体

RIかAutologのいづれかを含む、

RIかAutologのいずれも含む

次の値を全て含まない

条件の値を

含まないもの全て

RI, Autolog

RI or Autolog を含むまないもの全て

RIとAutologを含まないもの

NULLと空文字

次の値を全て含む

条件の値を

含むもの全て

RI, Autolog

RI and Autolog を含むもの全て

次の文字列を含まない

条件の値を

含まない
(値=文字列として判断)

※修正中※

RI, Autolog

RI or Autolog を含むまないもの全て

RIとAutologを含まないもの

NULLと空文字と

次のどれか

条件の値で

構成されているもの

RI, Autolog

RI or Autolog で構成されているもの

RI単体

Autolog単体

RI and Autologのみ

次のどれでもない

条件の値で

構成されていないもの

RI, Autolog

RI or Autolog で構成されているもの

RI単体

Autolog単体

RI and Autolog以外が対象

NULLから空文字を含む

イメージ図

絞り込み無し

入力なし

入力あり

次の要素を含む

次の値を全て含まない

次の値を全て含む

次の文字列を含まない(※修正中※)

次のどれか

次のどれでもない


その他


①プリセットの保存

1つのシートで特定の条件を保存したものを切り替えて使いたい場合にはプリセットを作成してください。

以下の箇所をクリックすると、

プリセット名を入力し、右下の保存をクリックしてください。

以下のように、絞り込みが受注で絞り込まれたプリセットができました。

複数のプリセットを作成してる場合には、ここから切り替えることが可能です。

②絞り込みの条件を追加・確認・解除する

絞り込み条件を追加・確認・解除する方法は、下記のように「絞り込み」を確認してください。

クリックすると現在の絞り込みの条件が確認できます。

追加する場合は、「条件を追加」を、削除する場合は「ゴミ箱マーク」をクリックしてください。

設定変更が終わりましたら、「適用」をクリックしてください。

現状の条件、条件の値を変更したい場合は、該当箇所をクリックして変更してください。

設定変更後は必ず、「設定を保存」をクリックしてください。

なお、上記の場合は、「受注のみ」というプリセットの条件を上書きする形になります。

上書きをしたくない場合は、以下のように新しくプリセットを作成してください。

以下のように、新しいプリセットを作ることができます。

※プリセット名を「デフォルト」という名前で作成しています。

以上となります。


関連ワード

絞り込み、フィルタ、フィルター

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